建売を買う前に

【建売住宅で失敗】後悔しないための分譲住宅の選び方やポイント

建売失敗

建売住宅は、注文住宅に比べ、完成形が決まっている事や、現物を見て購入を決められるため、購入を決める方も多いのではないでしょうか。

特に、現地に既に建築済の場合は、実際に暮らすイメージも膨らみ、納得して購入できたという方も少なくありません。

しかし、そういった建売住宅も、実際に住んでから気づく事も多く、失敗談をよく聞きます。

一生に一度のマイホーム購入で失敗しないためにも、どういったポイントを抑えておけば良いのでしょうか。せっかく新築一戸建てを購入するのであれば、失敗したくないですよね。

そこでこのページでは、よくあるエピソードから建売住宅の失敗談や例をご紹介します。実際の失敗談を参考にして、建売住宅の購入で失敗しないようにしましょう。

こんなはずじゃなかった!建売住宅の失敗談

一大決心をして購入した新築一戸建て。大きな買い物だからこそ、しっかりと検討して買ったはずなのに、見学では気づかなかったところが住んでから次々と出てきたという体験談はよくあります。

失敗しないためにも、具体例を挙げてお話しします。

日当たりが悪い

建売日当たり

1階の日当たりが悪い

「南向き、日当たり良好!」という文言で、魅力を感じたが、道路向かいに6階建てのアパートが建っており、2.3階はかろうじて日が当たるが1階部分は、日当たりが悪く、1階に洗濯室やお風呂場などの水回りがあるため、その空間は湿気がすごい。

新しい家が建ち日当たりが悪くなった

南側に庭やバルコニーがあり、南側の隣地には、また同じような一戸建て住宅。その陰になり、狭い庭やバルコニーも一定の時間以外はほとんど日が当たらない。

「南向き」と言われれば、日当たりもよく快適な住宅をイメージしますが、重要なのは周辺環境です。購入を検討している住宅に、影がどのようにかかるのか、時間帯を変えて見学するのも必要です。

また、自分たちの生活リズムで日光が入って欲しい優先順位を決めておくのも重要です。例えば、以下のように考えられます。

  • どの時間帯に洗濯物を干すのか
  • 干す場所は庭なのか、バルコニーなのか
  • 多くを過ごす場所は個室なのかLDKなのか等

どの空間に自然の光が入ってきてほしいのか、優先順位を決めておくことで、自分たちが日光を必要とする空間に、日当たりが十分かがわかります。

仕様やデザインが微妙

建売住宅メリットデメリット

水回りのグレードが低いものだった

元々は築20年以上の賃貸に住んでいたため、気づかなかったがキッチンやトイレの仕様が、低いランクのものだった。

設備に満足できなかった

食洗機がついていないシステムキッチンやタンク付のトイレ等、友人の話を聞くと、今時食洗機のないシステムキッチンやタンクレスでないトイレはありえないと言われショックを受けた。

安い材質のものだった

建売なので、ある程度は仕方ないと思っていたが、注文住宅を建築した友人の話を聞くと、フローリングや壁紙などバリエーションも多く、自分の購入した住宅では、あまりこだわった材質のものが使われていない事に気づいた。

注文住宅に比べ、価格がお手頃なのも、建売住宅の魅力の一つです。

しかし、価格を調整するため、ほとんどの部屋で同じフローリングの仕様にしたり発注の手間を省いたりしています。

また、水回り商品の設備の仕様を落とす等、素人目にはわかりにくい部分でコストカットしています。

建売住宅購入の際は、どういった仕様が使われているのか、仕様書を持って住宅設備メーカーのショールームに見学に行き、譲れない仕様の条件などを決めていくようにしましょう。

完成前の建売住宅もありますので、建築会社に、設備や仕様を変更してもらう交渉をしてみてはいかがでしょうか。

玄関やドア、廊下などの幅が狭い

建売階段

子供ができたら狭く感じる

購入時は気づかなかったが、2人目の子供が産まれると、玄関が狭い。2人の子供を座らせて靴を脱がせるのが大変。

住んでみると廊下が狭く感じる

実際に暮らしてみると、買い物袋を持って廊下を通ると狭い。

階段が狭くて怖い

子供と手を繋いで階段上り下りするには、狭くて怖い。

購入時は、将来の家族構成の変化や生活スタイルの変化にまで対応している寸法に対応しているかどうかまで判断するのは難しいです。

夫婦2人暮らしで子供が産まれる前の生活スタイルであったことや、2人暮らし用の狭い賃貸から引っ越しするからです。

その時は良いと思ったものの、子供が出来て生活してみると、子育ての面で危険や不便を感じたり、必要な収納量が確保できていなかったりといった需要の変化が起こるのではないでしょうか。

また住宅を購入する際は、長く暮らすことを大前提にバリアフリー設計となっているかどうか、子育ての観点からは十分な設計となっているかも気にするようにしてください。

そして、販売元の住宅会社はもちろん、家族や友人の話をしっかりと聞いておくのも重要です。

例えば、住宅購入を経験済みの方には、入居後に後悔したことや家族構成の変化でリフォームしたいと考えているところを教えてもらいましょう。

子育て中の同世代の友人がいれば、子育てをする上で気づいた家の中にある危険なものや、トイレ、階段の上り下りで不便に感じているところを聞き、新居が対応しているかどうか確認してみましょう。

私道の隣の家は要注意(近隣トラブル)

建売トラブル

私道に車やバイクを駐車している

家が建っている東側に北側の宅地に入るための私道が走っているが、北側の宅地の住民が、私道に車やバイクを置きっぱなしにしている。

私道が古いが自腹なので修繕できない

宅地に入るためには私道を通ることが絶対条件だが、老朽化でアスファルトにヒビが入っている。費用がかかってでも補修したいと考えているが、近隣住民4世帯で持ち分を持っているため、話が前に進まないまま何年も経ってしまっている。

このように、私道と呼ばれる「国や市町村の持ち物でない道路」の場合、その道路を近隣住民が所有している場合が多くみられます。

自分の持ち物だからと私道に路上駐車をする人がいます。

また、複数で所有する場合、老朽化などで修繕を行いたいと考えていても、持ち主全員の同意が無ければ作業を行えないといった、問題が起きた時の解決方法を自分たちだけでは決められないケースも多いです。

特に、私道に駐車されている車は、違法駐車などで取り締まることができないため、駐車している本人との話し合いがつかなければ泣き寝入りするケースもあります。

なるべく私道に接した土地は避けたいものです。

しかし、仮に気に入った土地が私道に隣接している場合は、誰がどのように所有しているのか、駐車車両が無いかどうかなどについて確認しておきましょう。

場所によっては売却しにくい

建売売れない

街から離れているので高く売れない

駅から少し離れていましたが、車があれば不便もなく、閑静な住宅街で落ち着いた街並みを気に入り購入しました。

20年ほど住み、子供も独立したので、将来的な事も考え駅近のマンションを購入したいと、売却を検討しているのですが、周辺は高齢化している事や、駅から遠い事がネックとなり、次のマンション購入に十分な売却価格になりません。

変形地を購入したら売れない

変形地の建売を購入しました。土地は整形地の方が好ましい事は知っていましたが、面積が広く、庭が広くなるので問題ないと思っていましたが、いざ売却となるとチラシの見映えが良くないのか、買い手が全く付きません。

オール電化だと売れない

オール電化なので問題ないと思い、安かったので建売を購入し建築しましたが、売却の際に、都市ガスが使えないプロパンガスのエリアのため、光熱費が高くなると人気がないようです。

これらは購入の際、購入者にとってはデメリットでなかった問題が多くの人にはデメリットであったということです。

土地や建物は、相場よりも安い場合には、必ず理由があります。一生住むつもりかどうか、購入した土地も建物も大きな資産なので、将来的なリスクも考えて購入したいものです。

周囲環境による失敗や後悔

建売うるさい

昼間は静かだが夜うるさい

日中、静かで閑静な住宅街かと思っていたが、近くに会社があり、夜は周辺の居酒屋で飲み会終わりの会社員が楽しそうに騒いでいてうるさい。

通勤時間はうるさい

幹線道路に近く、出勤帰宅ラッシュの時間帯は車の通りが多くうるさい。

砂埃が飛んでくる

小学校に近く、好立地だと思って購入したが、運動場のすぐ近くのため、砂埃で家の外壁や洗濯物が汚れる。

時間帯により、周辺環境は大きく変化することや、小学校が近いメリットが返ってデメリットであったなど、予期せぬ出来事は暮らしてから起こります。

見学の時間をずらして複数回現地を視察する事はもちろん、メリットデメリットを知ったうえで納得して住みたいものです。

完成前に契約したが完成後イメージと違う

カタログと完成後は色が違った

完成前の購入のため、壁紙やフローリングなど、細かいところは選べるとのことで楽しく打合せをしていたが、小さなカタログで見ていた色味とは全く違い、完成後に出来上がった内装を見ると、思った色合いよりもずっと濃くなっていた。

二階にLDKを設けたが失敗

LDKから見える景色を重視し、2階に持っていくことで見晴のいい空間にしようと試みたが、完成してみると、LDKに設けた大きな窓は、向かいの住宅から丸見え結局カーテンを閉めて生活している。

完成前の建売住宅の場合は、注文住宅同様に、完成時の状況は図面や現地で想像するしかありません。

初めての住宅購入であれば、専門家でない限り、正確にイメージするのは困難です。

周辺環境との関係性(窓の位置、高さ)や、内装ではできる限り大きなサンプルの素材を用意してもらうなどで、完成後のイメージとのギャップが埋まるようにしましょう。

サンプル素材に関しては、実際に使用されているモデルハウスやショールームに見学に行くこともおすすめです。

よく立地を確かめる駅までの徒歩何分

建売徒歩

歩いてみると最寄り駅が遠い

川を渡ればすぐ駅だったので、何も考えずに建売住宅を購入しましたが、一番近い川を渡る橋は車専用のため、バスや自家用車を使用しなければならなかった。歩いて行ける最寄り駅は、徒歩20分以上の時間が必要だった。

駅に近いが夜道が暗くて不安

駅から徒歩15分以内というのが魅力で購入した建売住宅。しかし、子供が成長し、塾に通うようになり、改めて気づいたのが、暗い夜道。

自宅の周辺は明るいが、帰宅途中には、古い住宅街を抜けるのが一番の近道だが、女の子が夜1人で歩くには心配なため、明るい大通りを迂回させている。遠回りするため徒歩20分はかかるが、駅からの歩く時間が長いのも心配。

仕事や学校、買い物、お出かけ等、自宅から駅までの立地は重要です。しかし、特に注意して欲しいのが最寄り駅までの道中の様子やアクセス性です。

「歩いていけばどの道を通る事になるのか」「近道があるのか」「雨の日や荷物が多い日は徒歩以外の選択肢があるかどうか」など、複数の角度から確認する事が必要です。

アフターサービスがある業者を選ぶ

建売保証

保証がなかった

この建売住宅には10年間の保証があると説明を受けていたため、入居後3年目にトイレの水漏れの際に問い合わせたところ、保証の範囲内ではなく、対応できないと言われた。

費用は仕方がないと思い、修理の依頼をしたが、そういったアフターサービスは行っていないので、水回りの業者を探してそちらにお願いしますと言われ、どこに連絡すればいいかを調べるところからのため、時間もかかり困ってしまった。

アフターサービスがなかった

台風の風で、屋根の瓦が外れてしまった。修理の依頼をしようと、購入した会社に問い合わせましたが、販売のみで、現場に駆けつけるアフターサービスは無いとのことでした。

提携の業者さんに連絡するよう連絡先をもらいましたが、もう少し業者さんとの間を繋いでほしかった。

基本的に、住宅には10年の保証が付いています。

しかし、この内容は構造上の主要な部分であり、細々としたフローリングや住宅設備の水漏れは対象外であることや、期間が2年や3年といった短い期間で定められている事が多いです。

住宅会社によってはアフターサービス課という、問題があれば現場に確認に向かい「補修が必要な工事内容を扱う業者に見積を取って案内する」といった購入者と業者を繋ぐスタッフがいるところもあります。

保証内容や費用負担ももちろんですが、トラブルが起きた時の相談先のあるアフターサービスが充実している会社の方が、万が一の災害の時も安心です。

たとえば、業者の休日に水漏れや雨漏れが起こったとき、24時間365日繋がる問い合わせ先を設けている会社であれば、より早く対応してもらえます。

現場に駆けつけるスピードはもちろんですが、簡単な対処方法だけでも先に教えてもらえるとより安心です。

建売住宅の後悔事例

建売住宅を購入して失敗してしまった方の事例をご紹介します。

実際に失敗している事例をお伝えするので、あなたが建売を購入する際はこのような失敗をしないようにしましょう。

新築の建売住宅購入に失敗しました

新築の建売住宅購入に失敗しました。今、後悔ばかりしています。特に間取りで大失敗してしまいお金もないのでリフォームもできません。

私は赤ちゃんがいるので家に居ることが多く、不満が募ってしまいます。夫は家を気に入っており、間取りも気にしていません。

気分の落ち込みが酷く心療内科に通っていますが改善もありません。

Yahoo!知恵袋より引用

女性は家事全般を任される事も多く、子供が1歳になるまでは、仕事を持っている方も育児休暇をとり家で過ごす時間が非常に長くなります。

特に家事導線や子育てといった、住んでから気づくところで購入時に思い描いていた生活と少し違っていたのではないでしょうか。

「インテリアを気に入ったため、使い勝手を考えていなかった」これは女性から出る意見に多いです。

建売住宅購入の際は、できる限り友人や家族と相談し「育児に適した間取りかどうか」「女性が家事をするには負担が少ない設計となっているか」といった、第3者の意見をたくさん集める事が失敗しないポイントです。

失敗ではないが残念だった事

近所に喫煙者がいるらしくリビング側の窓を開けているとたばこのにおいが漂ってくる。(幸い別の窓を開ければいいだけで回避は出来る)

隣家の屋根が雀の巣窟で隙あらばうちの雨どいに巣を作ろうとする。(糞害は少ないのでまだ許せる範囲)もう少し駐車場に余裕があるとよかった。

Yahoo!知恵袋より引用

周辺環境、特に周辺住民の生活リズムに関しては、購入時に確認するのは難しい事です。

たばこ等の臭いは、風向きでも影響は変わりますし、感じ方も個人差があります。

また、雀やスズメバチの巣、ハクビシンが屋根裏に住みつくなど、生き物による被害は、自然現象に近いものがあるため、住宅会社が責任を持つ事でないケースがあります。

ただ、被害に遭うかどうかは、購入時にわからないため、引渡後に殺虫剤や駆除業者で事前に対策をしておくほか無いのかもしれません。

個性のないデザイン

近隣も似たような建物が並び一見綺麗な住宅街ですが、個性がなく魅力がない。建物の間取りもすべて同じ。

Yahoo!知恵袋より引用

せっかくの一生物の買い物をするのであれば、自分たちらしい好みのデザインにしたいですね。

同じような住宅が並ぶという事は、統一された街並みを売りにして販売しています。個性を重視すると入居者の感性で外観が決まるため、街並みとしての統一感は得られません。

どちらを優先するのか、ご家族で話合い納得して購入できればよかったですね。

カビがすぐに発生して困っている

家も家具もカビだらけです…

5年前に建売の家を購入しました。家や家具がカビだらけで困っています。経済的な余裕を考えて建売を買ってしまったのが失敗なのでしょうか

ハウスメーカーにも見てもらいましたが、構造上の欠陥はなく、冬場なら(雪国です)石油ストーブ使わない、夏場なら換気する、などアドバイスいただきました。
夏場はエアコンをつけていない部屋以外は常に換気しています。

しかし、寝室に洗濯物を干しているのが原因なのか、寝室においてあるタンスがカビました。

洗濯物を外に干せればいいのですが、帰宅が遅いので、室内に干すしかありません。

他に干す場所もありません。冬場は家の角の畳と壁紙がカビます。畳は一度替えてもらいました。

Yahoo!知恵袋より引用

現代の新築住宅では、完成の際に検査を受けており、きちんとした住宅会社であれば
構造的な欠陥が見つかるという事は少なくなりました。

しかし、建物に使用している部材の耐久性や換気の性能等は、構造上の強さとは全くです。

コストを重視し安い建売住宅を購入されたという場合は、その材質のところでコストの調整がされているのかもしれません。

完成形を見て買うからこそ、その内部の構造まで事細かく確認できないのは建売住宅の特徴です。

注文住宅が正解というわけではない

建売住宅の失敗例を、紹介しましたが、注文住宅であれば、その問題がすべて解決するわけではありません。建売のデメリットを改善できても、別のところで問題が出てきます。

価格が高い

注文住宅は、完成までに設計やインテリアコーディネーターなど、打合せ期間も長く
たくさんのスタッフが関わるため、金額は高くなります。

人件費も利益に加算されているのはもちろんですが、1つの建物を建てるために、オーダーメイドで部材を発注します。そのため、建売住宅のように住宅会社がコストを抑えるための工夫ができません。

業者選びが大変

日本で住宅を建てられる会社は6万社以上あると言われています。

○○ハウジングといった、モデルハウスが集まる住宅公園という施設だけでも十数社あり、1件1件比較して建築する会社を決めるには多すぎる数です。

また、各会社で独自の技術を開発しているため、簡単に比較できないという事も会社選びが大変な理由の1つです。

土地を購入しなければいけない

住宅会社の検討と同時に土地の購入も必要となります。土地と建物セットで購入できることは少なく、不動産会社やインターネットを通して家を建てられる土地を探す事も必要です。

しかし、何も建てられていない土地を見ても、そこにどういった建物が建つのか、駐車場のスペースや庭のスペースは十分なのか等、素人目にはわからない事だらけですよね。

そういったところから勉強しなければなりません。一生に一度の買い物だからこそ、失敗しないように事前に勉強するようにしましょう。

お金をかけないと思っているような造りにならない

注文住宅では、ゼロから家を造ります。気に入ったキッチンやお風呂、インテリアがあれば、見積を取り、取り付けるにはいくらかかるのかを見ながら形にしていきます。

大きなお買い物なだけに、こだわればこだわるほど金額はびっくりするほど上がっていきます。

そしてコストを下げるためには、シンプルな造りやありきたりな商品にせざるを得ず、納得のいくものにするには予算が追い付かないという事は非常に多いです。

注文住宅なのに、建売のようにシンプルなデザインになるケースは多いので注意しましょう。

建売物件を買って後悔しないためには

注文住宅では、コストや手間がかかり過ぎる。できる限り建売で購入したいと考える方はどうすれば良いのでしょうか。

建売で後悔しないためのコツをご紹介します。

他の建売とも比較する

立地や面積に関わらず、複数の建売住宅を見て判断する事が重要です。

間取りの工夫や価格設定等、住宅会社が違えば全く違う提案の商品ができあがります。たくさんの物件と比較する事で、本当に納得のいく間取りが見えてくるのではないでしょうか。

過去の災害履歴を調べる

交通の利便性は完璧でも、災害で家を失うことや、大規模な出費は避けたいものです。インターネットでも、災害履歴はハザードマップを閲覧する事ができます。

検討している住宅がどういったエリアに該当するのか、知ったうえで購入をおすすめします。

小学校区や実家の近く等で、どうしてもそのエリアで購入したい場合は、あらかじめ災害に対応したプランの火災保険や地震保険に加入するのが吉です。

事前によくメーカーの情報を調べる

購入する建売住宅を建築した会社が、他にどういった住宅を手掛けているか、アフターサービスの内容の充実性などを調べておきましょう。

住宅は購入するまでよりも、入居してからが、住宅会社との長い付き合いの始まりです。

売ってしまえば仕事は終わりという姿勢であれば、先の心配が募るばかりになってしまいます。

同じプランで注文住宅の見積もりを取ってみる

建売住宅はお買い得と言われますが、本当にそうなっているかを確かめてみてはいかがでしょうか。

使う部材や設備で金額も変わります。注文住宅で見積を取る事でどこにコストがかかっていて、どこでコストダウンをはかっているのかを確かめる事もできるかもしれません。

ローコスト住宅メーカーもあるので、そういったところに依頼すると注文住宅のほうが安いケースもあります。土地込み2,000万円で注文住宅を建てられる時代なので、ローコスト住宅メーカーに相談するのも1つの方法です。

注文住宅であれば、仕様や間取りを選べます。価格が安いのであれば、建売よりもローコスト住宅メーカーのほうがいいですよね。

まずは、資料請求をしてみてローコスト住宅メーカーにするのか、それとも建売住宅にするのかをじっくり考えましょう。

まとめ

住宅は、家族の命を守る重要なものです。

また、購入者は毎日の暮らしを楽しく、より良いものになるような新居を手に入れたいと考えます。

大きな金額の買い物であるだけに、コストと性能のバランスは非常に重要です。

「安いものを買って後からお金がかかってしまった」「無理をして住宅ローンの返済がきつい」といった事にならないよう、慎重に検討を進めて行きましょう。

ここで紹介したことを参考にして、満足のいく夢のマイホームを手に入れてください。

【悪用厳禁】注文住宅を723万円も安く買ったコツ

住宅は一生に一度の高価な買い物です。数千万円単位になるため、できれば値段を安くしたいものです。

実は値段の高い注文住宅ですが、建売よりも安く家を建てられる方法があるってご存知ですか?

建売でもいいですが、せっかくであれば自由に仕様や間取りを選べる注文住宅がいいですよね。

ただ、注文住宅は失敗してしまう方がほとんどです。夢のマイホームで後悔したくないですよね。

【FP監修】建売よりも安く失敗しない注文住宅を建てるコツはこちら

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