住宅の基礎知識

【家を建てたい】家を建てるには?最初にすること

家を建てるには

「家を建てたい」と思ったときに、最初に何をすればいいのかわかりますでしょうか。家を建てるには、最初にするべきことがあります。

多くの方が家を建てる際に最初にどうすればいいのかわからないため、家を建てるまでに時間がかかったり、施工会社探しに苦労したりします。

このページでは、家を建てたい方が最初に家を建てるためにすると良いことをお伝えしていきます。

夢の注文住宅を手に入れるには、ここでお伝えする内容を参考にして家づくりを始めましょう。

プランをイメージする

まず、最初にプランをイメージしましょう。どのような家にするのか決まらなければ、ハウスメーカーや工務店を選ぶことはできません。

たとえば、「2階建ての洋風住宅にしたい」「平屋にしたい」など、どのような家にしたいのかイメージしてください。

また、家族にどのようなプランにするのかを聞くのも1つの方法です。「キッチンにこだわりたい」場合もあれば、「子供部屋が欲しい」など、家族の要望がきっとあるはずです。

そして、良い家づくりを行うポイントとしては、今の生活でどのような悩みがあるのかを解決することで理想のマイホームを手に入れられます。

たとえば、「キッチンが狭い」「お風呂が狭い」「部屋がない」など、生活する上で日々抱えている悩みがあるはずです。

つまり、これらの悩みを解決することができれば、理想的な暮らしやすい家づくりになります。

家は、家族全員がこれから毎日暮らす空間です。皆が暮らしやすい家になるように、全員の意見を取り入れて素敵な住宅を手に入れましょう。

注文住宅の予算を決める

注文住宅の予算を決定しましょう。どのくらいの予算で家を建てるのかによって、プランが変わってくるからです。また、収入によって借りられる金額は変わってきます。

つまり、年収やプランに合わせた予算を決めなければいけません。

また、土地があるなしによっても住宅の購入費用は変わります。そこで、まずは月々いくらぐらいの支払いなのか。総額でどのくらいの家を購入予定なのかを決めるようにしましょう。

年収別の借入金額の目安

年収別によって借り入れ金額の目安は異なります。一般的に、年収の6倍の値段で家を買われている方が多く見られます。

とはいえ、具体的に月々の返済額や総額はいくらなのかわからないのではないでしょうか。

そこで以下では、年収の6倍の家を買う際の月々の返済額と総額をご紹介します。条件はすべて同じになり、35年ローン、ボーナス払いなしの場合の試算です。

年収300万円:1,800万円の返済プラン

毎月の返済額 総額
変動金利0.5% 46,725円 19,624,438円
固定金利1.5% 55,113円 23,147,302円

年収400万円の2,400万円返済プラン

毎月の返済額 総額
変動金利0.5% 62,300円 26,165,994円
固定金利1.5% 73,484円 30,863,159円

年収500万円の3,000万円返済プラン

毎月の返済額 総額
変動金利0.5% 77,875円 32,707,560円
固定金利1.5% 91,855円 38,579,007円

年収600万円の3,600万円返済プラン

毎月の返済額 総額
変動金利0.5% 93,450円 39,249,098円
固定金利1.5% 110,226円 46,294,873円

年収700万円の4,200万円返済プラン

毎月の返済額 総額
変動金利0.5% 109,025円 45,790,661円
固定金利1.5% 128,597円 54,010,721円

年収800万円の4,800万円返済プラン

毎月の返済額 総額
変動金利0.5% 124,600円 52,332,225円
固定金利1.5% 146,968円 61,726,586円

年収別の試算は、このようになります。あなたの年収の場合、どのくらいの返済プランなのかの目安にしてください。

土地探し

土地がない場合、土地探しをしなければいけません。「家を建てる」ということは、一生そこに住み続けるということです。そのため、慎重に土地選びをしなければいけません。

また、土地と注文住宅を同時に購入する場合、土地代と家の建設費用の合わせた金額を支払います。

土地がない場合の平均購入金額

土地がない場合の平均住宅費用は、以下の通りです。

  • 首都圏:4,666万円
  • 近畿圏:4,081万円
  • 東海圏:4,075万円
  • 全国平均:3,506万円

土地と家を同時に購入するため、費用は3,500万円を超えます。また、都市部と地方では土地の購入費用が異なります。家の建設費用はさほど変わらなくても、土地代だけで首都圏と全国平均では、1,000万円以上の開きがあるのです。

土地がある場合、土地代によって住宅購入費用の総額は大きく変わってきます。

土地代は1,000万円以上になるため、土地の購入費用を抑えることができれば、全体の値段を安くできます。可能であれば、値段がお得な土地を探しましょう。

ハウスメーカーや工務店の資料請求

家を建てるためには、ハウスメーカーや工務店に資料請求しましょう。あなたが抱いているイメージ通りの注文住宅を建てられる施工会社を探す必要があるからです。

とはいえ、数多くあるハウスメーカーや工務店の中から、あなたに合った優良業者を探すのは大変ではないでしょうか。住宅展示場などで1件ずつカタログを貰うのでは、時間がかかってしまいます。

そこで一括無料請求サービスを活用しましょう。自宅に居ながらハウスメーカーや工務店のカタログがもらえるため、人気のサービスになります。

住宅展示場や工務店に行く

資料請求を行っら数日後に届く資料を基に、気になった住宅展示場や工務店の事務所に行きましょう。ある程度候補を絞ってから訪問すれば、イメージ通りの家を建ててくれる施工会社の話を効率よく聞けます。

また、住宅展示場に行けば数多くのハウスメーカーの家があるため、どのような間取りや外観がいいのかも気にしておきましょう。

建物のプランと概算見積もりを依頼する

資料請求を行い、実際に住宅展示場などに行き、気に入った工務店があったのであれば、家のプラン作成を依頼しましょう。

土地を決定しているのであれば、敷地の情報を伝えます。ただ、まだ土地が決まっていないという場合は、ハウスメーカーや工務店に相談してみましょう。

分譲地を持っている可能性があるため、その施工会社で家を建てるなら安くできるからです。そして、概算の見積もりを作成してもらいましょう。

複数社に見積もりを依頼する

見積もりを依頼する際、1社だけでは価格が適正価格なのか判断することはできません。注文住宅は、「定価」が存在しないため、施工会社によって費用が大きく異なるからです。

たとえば、以下のように1社だけに見積もりを依頼したと仮定します。

  • A社:2,500万円

この費用が、高いのか安いのか判断することは難しいのではないでしょうか。一方、以下のように、複数社に見積もりを依頼したのであればいかがでしょうか。

  • A社:2,500万円
  • B社:2,200万円
  • C社:2,000万円

複数社の価格を比較すれば、先ほどの2,500万円が高いということがわかります。

注文住宅は、同じ条件でも値段は施工会社によって大きく変わります。相場を知り、滴定価格で家を建てるためには、必ず相見積もりを行う必要があるのです。

まとめ

「家を建てたい」方が、最初にすることをご紹介してきました。今一度、おさらいいます。

  1. プランをイメージする
  2. 注文住宅の予算を決める
  3. 土地探し
  4. ハウスメーカーや工務店の資料請求
  5. 住宅展示場や工務店に行く
  6. 建物のプランと概算見積もりを依頼する

家の建設を検討しても、いざ何をすればわからないという方は、以上の順番通りに家づくりを進めていきましょう。そして、夢のマイホームを手に入れてください。

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