ハウスメーカー・工務店の選び方

ハウスメーカー・工務店選びで疲れた場合の対処法や良い家づくりのコツ

ハウスメーカー選び疲れた

注文住宅を建てようと決意したら、まず行動を起こすのがハウスメーカー選びでしょう。一生に一度のことですから、力をいれてメーカー選びをすることと思います。

しかし、ちょっと待ってください。あまり最初から頑張りすぎると、途中で息切れして、満足のいくハウスメーカー選びができないかもしれませんよ。

せっかくの注文住宅です。できる限り比較検討を重ね満足のいくハウスメーカー選びをしたい気持ちは分かります。

しかし、注文住宅の新築には時間とエネルギーが必要になります。上手に計画しないと、疲れて果てて途中で投げ出したくなる恐れもあります。

本記事では、注文住宅のハウスメーカー選びや打合せで、疲れて失敗しないように、どのようなことに注意しなければならないかを紹介していきます。

ハウスメーカー選びが疲れる理由

ハウスメーカー選びで疲れるのは、まずハウスメーカーが多いことです。

また、名前は知っているけど、どのような住宅をつくっているのかほとんど知らないこと、などがあります。

では、ユーザー希望にあった住宅を建てられるハウスメーカーをどのように選べば良いのでしょうか。

また、疲れる理由を軽減するにはどうすれば良いのでしょうか。

以下から、疲れる理由と合わせて、それを改善する方法を紹介していきますので一緒に考えてみましょう。

どこのハウスメーカーがいいのかわからない

注文住宅比較

ハウスメーカーには、名の通った大手だけでも10社前後、地域ビルダーやフランチャイズ加盟店までいれると、もう覚えきれないほどあります。

これらの中から望む注文住宅を建ててくれるメーカーを選ぶのですから、大変ですね。
各ハウスメーカーには、得意とする住宅構造を持っています。

たとえば、鉄骨造、在来木造、ツーバイフォー(組み立て式の家づくり)などです。また、住宅の外観デザインにも特徴が現れています。最後に、各ハウスメーカーの標準的な価格帯があります。

おおまかなハウスメーカー選びで重要なのは上の3点ですが、覚えきれないほどあるハウスメーカーの資料を集めて、それらを調べるのも大変で疲れてしまいます。

WEB上には、希望する工法や予算、そして地域などの情報を入力して資料を一括で請求できる無料のサービスがあります。

まずは、そのような一括資料請求サービスを利用して、効率よくスタートしましょう。

手紙(DM)が頻繁に届く

dmが届く注文住宅

展示ハウスの見学やWEB上で資料請求などをすると、後日に電話連絡やダイレクトメール(DM)が届きます。

普段なら無視するかもしれないDMも、気になっている住宅情報ですから簡単に捨てることはできませんよね。

しかし、各社から頻繁に届くようになると、負担になってしまうこともあります。

各社から届くDMも情報収集のひとつです。あわてることはありません。DMにペースを乱されることなく、マイペースで、落ち着いて対応するようにしましょう。

打ち合わせが面倒

注文住宅打ち合わせ

数あるハウスメーカーの中から選択したハウスメーカーを最終的に1社とするまでは、各社に同じ説明をしなければなりません。また、各社からの提案説明も受けなければなりません。

さらに、1社に決まってからも間取り設計や仕様、そしてコーディネートと、完成までの打合せは少なくとも十数回になります。

一生に一度の注文住宅ですから、仕方がないという面もありますが、できれば効率よく合理的に進めたいものですね。

ハウスメーカー選びや打合せを効率的に行うには、希望する住宅のイメージを明確に持っておくことが重要です。

そして、同じ説明ができるようにイメージ図や希望する内容を箇条書きなどでまとめておきましょう。

せっかくの土日が潰れる

注文住宅土日

注文住宅のハウスメーカー選びでは、展示ハウスなどへのメーカー訪問や自宅での打合せなどで多くの時間を取られます。

時には、平日の帰宅してからの時間帯になることもあるでしょうが、多くはメーカーとユーザーの時間を合わせやすい土日に行われます。

せっかくの土日が相談や打合せで潰れてしまうのです。家族のストレスが溜まる恐れもあります。

しかし、見方を変えてみましょう。自宅で打合せする時は、メーカー担当者の人間性やユーザーとの相性を知る機会です。

また、展示ハウスなどへの訪問は、家族とのレクレーションのひとつとして楽しむようにすれば、少しは気持ちも楽になるのではないでしょうか。

ハウスメーカー選びで疲れないコツ

上記で、ハウスメーカー選びで疲れる理由の紹介とそれを軽減する方法にも少し触れましたが、以下からより具体的に疲れないコツを紹介していきます。

注文住宅のハウスメーカー選びから完成までは、長い期間になりエネルギーも相応に必要になります。

そんな中で、疲れる程度や理由は様々でしょうが、以下に紹介するコツを参考にしてみてください。

一旦時間を置いて考える

ハウスメーカーとの交渉では、相手のペースに巻き込まれないようにしてください。交渉が相手のペースで進められると、満足のいく結果にならないことがあります。

そして、それがストレスになり、より疲れる原因にもなります。

ですから、相手のペースで進んでしまうと感じた時は、一旦時間を置いて考えるようにしましょう。焦って家づくりをしても納得のいく家は建てられないですよね。

少し時間を置いて冷静になると、気づかなかったことも見えるようになり、後悔しないハウスメーカー選びや打合せにつながります。

注文住宅は、計画から完成まで1年以上かかります。そのため、焦らなくてもいいのです。行き詰ったり疲れたりした場合は、いったん時間を置くようにしましょう。

ファイナンシャルプランナーに相談する

フィナンシャルプランナーとは、夢や目標をかなえるために、経済的な面から総合的な資金計画を立て、ユーザーに助言してくれる人のことをいいます。

ですから、一生に一度の高額な買い物である住宅では、フィナンシャルプランナーの助言を聞いておくことも重要なことです。

一般的に銀行には、フィナンシャルプランナー担当が配属されていますので、融資相談の際に助言や提言を受けることをおすすめします。

家族だけで話し合う

ハウスメーカー選びや打合せが一段落したら、結論を出す前に、家族だけで話し合うようにしましょう。

ハウスメーカーから受けた説明やプレゼンテーション、そして打合せ内容も家族それぞれに受け取り方が異なるかもしれません。

また、家族と話し合うことが、ヒートアップしすぎた新築への思い入れも冷静に見つめ直す機会にもなります。

いずれにしても、家族の意見を聞き、納得の行く結果を得られるようにしましょう。

家に何を求めるのかを再確認

当初、思い描いていた希望する住宅のイメージも、ハウスメーカー選びや打合せを重ねるうちに、次第に薄れていくこともあります。

これは、各ハウスメーカーの魅力ある様々な提案を受ける中で、何を選んだら良いのかに迷ってしまうからです。

もちろん、当初の希望する住宅どおりに計画を進めても良いのですが、提案された中にもユーザーに有効なものもあるはずです。

ですから、希望する家に何を求めるかの再確認を家族で話し合うことは、決して無駄にはなりません。

機会あるごとに、希望する家の再確認をしておくことをおすすめします。

ハウスメーカー選びを簡単にする方法

上記のハウスメーカー選びで、疲れる理由や疲れないコツについての紹介はいかがでしたでしょうか。

以下からは、疲れないために利用できるサービスや方法にはどのようなものがあるのか、チェックしてみましょう。

既に知っていることでも、いざその時になると、つい目の前のことに気を取られ、忘れてしまうこともあります。改めて、整理する意味でも参考にしてください。

一括資料請求サービスを活用する

一括資料請求サービスのメリット

WEB上には、ハウスメーカー選びに便利な一括資料請求サービスがあります。

一度の請求で、いくつものハウスメーカーの資料を無料で手に入れられますので、最初のアクションとしておすすめです。

請求する際には、住所・氏名の他に、建設地域、建設予定時期、土地の有無などを入力する必要がありますが、入力条件に対応できるハウスメーカーの資料を得られます。

資料請求すると、送られてきた各ハウスメーカーから、一般的には連絡があります。これは、営業活動のひとつですから、非難することはできません。

しかし、度重なる連絡を迷惑と感じることもありますよね。

そんな時は、少し時間が欲しいことを遠慮せずに伝えましょう。マイペースで進めることが大事です。また、断る場合も失礼のない範囲で正確に伝えてください。

事前に情報収集をするのがポイント

パンフレット

ハウスメーカー選びや展示ハウスを訪問する際には、事前に情報収集しておくのがポイントです。事前の情報収集には、上で紹介した資料一括請求資料が有効です。

白紙状態でハウスメーカーの説明を受けても理解が深まらず、適確な質問も行えません。

何よりも、白紙状態から限られた時間内での情報収集は疲れてしまいます。注文住宅の新築でも、予習が大事ということですね。

資料を比較してから実際にお問い合わせをする

地域によって異なりますが、建設地域で営業展開しているハウスメーカーは、少なくとも十数社にもなります。

これら各社のプレゼンテーションを全て受けることも可能でしょうが、疲れ果ててしまいます。

最初は良くても、途中で疲れて後がいい加減になっては意味がありません。

ですから、情報収集した中から、気になるハウスメーカー数社を選ぶようにしましょう。

そして、選んだハウスメーカーの特徴を知ってから、具体的に展示ハウスへの訪問や問い合わせを行うのが合理的で効率的な疲れない方法です。

まとめ

注文住宅を建てるの時のハウスメーカー選びや打合せなどでは、ある程度疲れるのは仕方がありません。それだけ、時間とエネルギーが必要なのです。

しかし、できればなんとか効率的に上手にハウスメーカー選びをして、悔いのない注文住宅としたいものですね。

そのためには、ハウスメーカーのペースではなく、ユーザーのペースで進めること、そして家族とも相談しながら進めるようにしてみてください。

また、WEB上での一括資料請求の活用などの方法も紹介しました。

すでにご存知のこともあるでしょうが、新築に際して改めて確認し、悔いのないハウスメーカー選び、そして注文住宅とすることの参考になれば幸いです。

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