注文住宅購入・見積もりの値引き交渉:安く家を建てる方法

注文住宅値引き

ハウスメーカーや工務店に「値引き交渉できるか」という相談は多く受けます。注文住宅の費用を、できれば少しでも安くしたいと思うのは当然のことです。

しかし、安易に値引き交渉をしてしまうと手抜き工事を行われてしまうリスクが増えてしまいます。安くても欠陥住宅では元も子もありませんよね。

そこで本記事では、「注文住宅の値引きをしたい」方に必要な知識をお伝えします。効率よく価格を値引きし、理想の注文住宅をお得に手に入れましょう。

注文住宅は値引きはできるのか

注文住宅は、オーダーメイドで建てるため値引き交渉できないようなイメージを抱く方は多くいらっしゃいます。しかし、注文住宅は値引きすることができるのです。

ただし、ハウスメーカーや工務店ごと対応が異なります。値引きできる会社もあれば、一切安くしてくれないところもあるのです。そのため、複数社に依頼して値引きをしてくれる会社を探すようにしてください。

ただ、値引きの金額やタイミングなどがわからないと上手に値引きできません。そのため、以下では値引きの金額やタイミングについて解説していきます。

値引き金額の目安

注文住宅の値引きの目安は、100~200万円程度の金額になります。自動車約1台分の値段になるため、上手に値引きできたらお得に家を建てられるのではないでしょうか。

上手に値引きして注文住宅を建ててください。

値引き交渉のタイミング

値引き交渉のタイミングは、見積もりを依頼して価格がわかった時点で行いましょう。

価格が決まっていない段階で値引き交渉することはできないからです。また、最初から値引きすることを前提としていると、相手も親身になって話を進めてくれません。

そのため、できるだけ値引き交渉のタイミングは、見積もり価格がわかる段階など、プラン決めの終盤に行いましょう。

ただし、契約してしまうとなかなか値引きしてくれません。契約した後、わざわざ値引きする必要がないと考えるからです。したがって、値引き交渉は契約する前に行ってください。

値引きは手抜き工事になりやすい

値引き交渉が通れば、お得に家を建てることができます。

値段が安くなればその分、工期が短くなるため、急いで仕事をしなければいけなくなります。限度の超えた値引きは手抜き工事の原因になるため、注意が必要です。

本来であれば、1週間かかる工事を5日で行わなければいけなくなるため、必然的に急いで工事を行います。

つまり、無意識のうちに工事が雑になるのです。

また、材料などグレードを下げたり、必要な工程を省いたりする施工会社もあります。見えないところで手抜き工事をするようなことにならないよう、値引き交渉を行う際は、無理のない程度に値引きを行いましょう。

注文住宅の値引き交渉の方法

注文住宅を上手に値引き交渉する方法をご紹介します。値引きを検討している方はぜひ、参考にしてください。

最初は軽く値引き交渉を行う

どの業者にするのか決まっていない段階では、複数社に見積もりを依頼して値段がわかったら「どのくらい値引きできるのか」を訪ねてみましょう。

このとき、ほとんどのハウスメーカーや工務店が、ある程度値引きしてくれます。しかし、この金額は最初から値引きすることを前提としているため、喜んではいけません。

また、この段階で「さらに安くするから契約してください」「今契約してくれたらオプションをサービスします」という業者には注意が必要です。

注文住宅は焦って業者を選ぶ必要はありません。そのため、契約をあおる業者には気をつけてください。

値引きは行わずオプションを付ける

最初に値引き交渉を行って数日経過したのであれば、「無料でオプションを付けられないのか」聞いてみるようにしましょう。

このとき、欲しいオプションをピックアップしておくのがおすすめです。たとえば、「キッチンのグレードを上げてほしい」と思い切って言ってみてください。

1つくらいのオプションであれば、無料で付けてくれるケースがあるからです。実際に、この方法は多くの方が行い、好きなオプションをタダで付けて貰っています。

あなたも上手に交渉してオプションを付けて貰いましょう。

値引き交渉の最終段階

「軽い値引き」「無料オプション」この2つを行ったのであれば、値引き交渉の最終段階になります。

「相見積もりをしているのだが、もう一社と悩んでいる」といい、最後の値引きを行うように促しましょう。営業マンとしても数カ月打ち合わせをしているのであれば、何としても契約に持ち込みたいものです。

そこで、このタイミングで最後の値引き交渉です。

ただし、その場で契約するのは控えるようにしてください。その場で契約してもいいのですが、一度契約してしまう後には戻れないからです。

そのため、家に帰り冷静になってから、最終段階である見積もりを依頼している業者の中から契約する施工会社を選びましょう。

値引き以外で家を安くする方法

値引き以外で家を安くする方法をご紹介します。値引き交渉も効果的ですが、少し工夫することで費用を安くすることが可能です。

仕様をシンプルにする

注文住宅は、シンプルな仕様にすると値段を抑えることができます。手間暇や材料費を削減できるからです。

たとえば、キッチンなどの水回りのグレードを下げたり、家の形状をシンプルなものにしたりするとコストダウンできます。

予算オーバーコストダウン

家は、工夫次第でコストを削減できるため、無駄な部分を無くして値段を抑えるようにしてください。

相見積もりを取る

相見積もり(複数社に見積もりを依頼すること)を取ると値段を抑えられます。複数社の見積もりをとることで、価格を比べられるからです。

業者を比較し、価格が安い施工会社に工事を依頼しましょう。

ただし、注文住宅は「定価」がありません。安さだけを求めると工事の質が下がってしまうので、注意が必要です。

安くても手抜き工事をされたのであれば、元も子もありませんよね。

相見積もりを行う際は、値段だけではなく提案力などを重視した上で業者選びを行いましょう。

大手ハウスメーカーに依頼しない

大手ハウスメーカーは、地域の工務店に比べCMなどの広告費や住宅展示場の維持費が施工費用に上乗せされるからです。

そのため、実際に住宅の建設費に使われるのは、約6割程度になります。大手ハウスメーカーが、株主に公開している価格の内訳は以下の通りです。

総費用内訳割合(%)内訳費用(3,000万円)
実質工事費用57%1,710万円
下請け会社へのマージン21%630万円
研究開発費5%150万円
営業・人件費5%150万円
モデルハウス3%90万円
広告宣伝2%60万円
その他運営経費7%210万円

つまり、3,000万円の施工費用を支払ったとしても、実際に工事に使われるのは1,200万円を引かれた1,800万円になります。

同じグレードで地域の工務店に依頼すれば、広告費などが発生しないため、2,500万円程度の費用で家を建てることができます。

大手ハウスメーカーで家を建ててもらうということは、このような費用の内訳になっていることを覚えておきましょう。

まとめ

注文住宅は、値引き交渉を行えばお得に安く建てることができます。上手に値引きを行い、理想の注文住宅を建てましょう。

ただし、値引きしてもらったり安い業者を選んだりするとその分工事の品質は下がってしまいます。そのため、値引き交渉などを行う前に、仕様などで値段を抑えるようにしましょう。

そして、無駄を無くして値段を抑えた上で、注文住宅を建ててください。

注文住宅を700万円も安く購入する裏技

住宅は一生に一度の高価な買い物です。数千万円単位になるため、できれば値段を安くしたいものです。

実は、値段の高い注文住宅ですが、建売よりも安く家を建てられる方法があるってご存知ですか?

建売でもいいですが、せっかくであれば自由に仕様や間取りを選べる注文住宅がいいですよね。

700万円以上安く建売よりもお得に家を建てる方法はこちら

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