住宅ローン

【住宅ローンの仮審査や本審査の流れ】通るための5つ秘密

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家を購入する際、ほとんどの方がローンを組みます。一生に一度の高価な買い物であるため、お金を借りなければ住宅を建てることが難しいからです

。ただし、それには、借り入れの審査に通る必要があります。

しかしながら、住宅ローンの審査に通らない人が増えています。非正規雇用者が増え、勤続年数が安定しない方が多くなったためです。また、現代ではネットなどで手軽に消費者金融からお金を借りられます。

これから分かるように、ローンの審査に通りにくい時代になっています。

借り入れができなければ、夢のマイホームを購入することはできません。住宅ローンの審査を通りやすくするために必要なポイントを、押さえておきましょう。

また、一度審査に落ちてしまい、住宅の購入を諦めてしまった方もいると思います。そのような方は、今一度ここで学び、次は審査に通るように準備していきましょう。

1.金融機関が審査の際に重要視する8つのポイント

金融機関がお金を貸す場合、その人に返済能力があるのかを審査します。では、その際、金融機関が審査時に気にするポイントは何かといいますと、「安定して完済までの期間、返済ができるかどうか」になります。

家のローンは、数千万円単位になります。そのため、お金を貸す側からしても、なるべく返済できる方に融資します。これを踏まえた上で、金融機関は以下の8つのポイントを重視します。

  • 返済負担率
  • 完済時年齢
  • 借入時年齢
  • 担保
  • 勤続年数
  • 健康状態
  • 年収
  • 職業

前述の通り、住宅ローンの審査は、安定して返済できるかどうかがポイントになります。そのため、金融機関はこれらの点を重要視します。逆を言えば、これらがよければ借り入れの審査に通るということになります。

例えば、一部上場しているような大手企業に勤めている方で、年齢と勤続年数が適正な方はローンに通りやすいです。

年収が高く、安定して返済できると思われるからです。

そのため、比較的安定している公務員や正社員の方のほうが、フリーターや自営業者、個人事業主(フリーランス)の方よりも住宅ローンを組みやすいです。

一方、自営業者やフリーターの場合、今は良くても将来安定して返済できるかわかりません。そのため、ローンの審査は厳しくなります。そのため、自営業者や個人事業主の場合、継続して利益を計上出来ていると審査に通りやすくなります。

これらから分かるように、住宅ローンは、安定して返済できることが必須条件です。そのため、まずはこれらの条件をクリアできるようにしましょう。

住宅ローンの審査を通るためには、以上に述べたことが重要になってきます。マイホームをお考え中の方は、ここで学んだことを活かして、審査を通過できるようにしましょう。

また、すでに借り入れ審査に落ちている人は、今一度、何がいけなかったのかを確認してから再度審査をしてみましょう。

諦めなければきっと住宅ローンの審査には通るはずです。問題があるのであれば、1つずつ解消していきましょう。

2.住宅ローンの仮審査(事前審査)のポイント:必要な書類と期間について

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住宅ローンを組む際、必ず行わなければいけないのが、審査になります。ただ、いくつかの種類があるため、この違いを理解して申し込むようにしましょう。これらの違いがわかると、スムーズに手続きが行えます。

審査には大きく分けて2つの種類があります。それは、「仮審査(事前審査)」と「本審査」です。一般的な流れとしては、まず仮審査を行った後で本審査を行います。

そのため、住宅ローンを組むのであれば、まずは事前審査に通る必要があります。これをクリアしないと本審査に移れません。

そこで、ここでは仮審査を通過するために必要なことをお教えします。そうすることによって、潤滑(じゅんかつ)にローンの申し込みが行えます。

2-1.仮審査(事前審査)に必要な書類

前述の通り、借り入れする際、まず仮審査(事前審査)を行います。これを行うことで、どのくらいの融資が行えるのかを大まかに審査できるからです。ただこのとき、「面倒だから始めから本審査を行いたい」と思う方もいるかもしれません。

しかし、この事前審査を行うことで、ローンを組むために必要な保証料や担保評価額が分かります。これを行わなければ、次の本審査における手続きがスムーズに行えません。

そのため、手間かもしれませんが、仮審査だからといって気を抜かず、きちんと行うようにしましょう。

また、事前審査にはあなたの情報を正確に知るため、必要な書類がいくつかあります。

これからローンの申し込みをするのであれば、あらかじめある程度用意しておくと良いです。

まず、仮審査を行うにあたって申し込み用紙を記入します。ただ、これは金融機関に行けば用意されているため、これ以外に必要なものを用意しましょう。

基本的には、「源泉徴収票(2年分)」「課税証明書(2年分給与所得者以外)」「身分証明書(運転免許書と健康保険証など)」「物件資料」などが必要になります。

しかし、融資を受ける金融機関によっては必要な書類が異なります。そのため、あらかじめ借り入れ先に問い合わせると間違いがありません。

2-2.仮審査にかかる期間の目安

また、これらのことを踏まえた上で、審査にどのくらいの期間が必要なのか知りたい方は多いです。

これが分かれば、どのくらい前に審査を行えばいいのか分かるからです。一般的に、仮審査は1週間程度で結果が出ます。その後、最終的な判断を本審査で行います。

ただ、あまりにも期間が迫っていると、審査が間に合わない可能性があります。

そのため、住宅の契約をする約1ヵ月前を目安に、仮審査を行うと良いです。審査にかかる時間を考慮すると、そのくらいの期間が適切です。

なお、審査の際、必要な書類が追加されることがあります。その場合、数日ほど期間が延びる可能性があります。物件の支払い期日が迫ってしまわないよう、ある程度余裕を持って審査を申し込みましょう。

ここまで述べてきたことから分かるように、住宅ローンの審査には、まず仮審査を通過しなければいけません。そうしなければ、本審査に移れません。

そのため、家の資金を借り入れするのであれば、まずは仮審査を申し込むようにしましょう。

ただし、本審査につながるため、事前審査だからといっても気を抜かないようにしましょう。

3.住宅ローンの本審査に通らない人の決定的な理由と共通点

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家族が出来て子供が大きくなると、賃貸マンションやアパートでは生活が窮屈になってきます。そこで、マイホームを購入しようと思う方は多いです。

このとき、多くの方が、住宅ローンを組んで家を購入します。一生に一度の高額な買い物になるためです。

ただし、借り入れを行うためには、金融機関の審査に通らなければいけません。なお、審査の手順としては、まず仮審査を通過しその後本審査に移ります。

しかしながら、時代の変化とともに、住宅ローンの本審査に通らない人が増えています。非正規雇用者が増えていることや、消費者金融から簡単にお金を借りられるようになったためです。

そのため、知らずのうちに、ローンの審査に通りにくい状況になっている方が多いです。

また、住宅ローンはあなたが思っている以上に審査が厳しいです。そのため、理由もわからず本審査に落ちてしまう方はたくさんいます。

なお、このとき借り入れ審査に落ちたとしても、理由を教えてくれない場合が良く見られます。

そこで、今回住宅ローンに通らない人の決定的な理由を紹介します。これを学び、審査に通らない原因を確実になくすようにしましょう。そして、夢のマイホームを手に入れましょう。

住宅ローンで借り入れを行い、夢のマイホームを手に入れるために、住宅ローンに通らない人の決定的な理由を紹介します。これを学び、審査に通らない原因を確実に無くすようにしましょう。

ここで述べる理由は、住宅ローンの審査に落ちてしまう方のほとんどに当てはまります。審査に通らない人には多くの共通点があるためです。そこで、特に注意しなければいけないことを、順番にお教えします。

3-1.携帯電話代の未納

最近では、スマートフォンの機種代を、月々の分割払いで支払うことが多いです。この料金というのは、月々の携帯電話代に含まれています。

そのため、これを未納にしてしまうと、ローンの審査に通らない原因になります。実は、この携帯電話における本体代の分割払いも、立派なローンになるからです。

そして、たまたま口座にお金が入っていなくて、携帯料金を未納にしてしまう方は多いです。その理由として、ローンを支払っているという認識がない方が多いということが挙げられます。

そのため、携帯電話の本体代も立派な借り入れだということを忘れないようにしましょう。また、携帯料金の支払いを、クレジットカード払いにしてしまう方法も1つの手です。

万が一、口座にお金を入れ忘れても支払いができるからです。

ただし、クレジットカードの支払いに遅れては意味がないため、その部分には注意する必要があります。また、キャッシングを行っている方は、特に注意するようにしましょう。

複数枚のカードでお金を借りていると、この金額も負債にカウントされてしまう可能性があるからです。

そのため、いらないクレジットカードは解約したり、キャッシング枠を無くしたりすると良いです。気づかないうちに使ってしまうのを防げるからです。

また、消費者金融からお金を借りている方も要注意です。そのような金融機関からお金借りているだけで、審査に影響があるからです。そのため、家の購入を考えているのであれば、これらを優先的に返すようにしましょう。

3-2.税金や年金の滞納、未払い

そしてその他に多いのが、住民税などの税金の滞納や、国民年金の未払いになります。これらの支払いを怠ると、ローンの審査に影響する場合があります。

年金や税金などは支払わなければいけませんが、すべての人が簡単に支払えるわけではありません。中には、やっとの思いで支払っている方もいるからです。

しかし、家を購入するのであれば、これらの支払いをきっちり行うようにしましょう。

また、年金がどうしても支払えないというのであれば、申請を行えば少し支払う金額を安くできます。そのため、これを利用するのも1つの手です。

3-3.健康状態が良くないと審査に通らない

また、ローンの条件として、健康状態が重要視されます。審査の基準に、団体信用生命保険(団信)に加入できることが求められる場合がほとんどだからです。

一般的に住宅ローンは、35年で借りる方がほとんどです。そのため、あなたの身に万が一のことがあれば、支払いができなくなってしまいます。

そこで、あなたが死んでしまった場合や、高度な障害が残ってしまったとしても、ローン残高を代わりに団信が支払ってくれる保険になります。

これからも分かるように、家を購入する際は、健康状態に十分気をつけるようにしましょう。

また、健康状態によっては、団体信用生命保険に加入できない可能性があります。例えば、糖尿病などを患っている場合、団信に入れない可能性があります。

ただし、住宅金融支援機構の「フラット35」の場合、この団体信用生命保険に加入していなくても借り入れを行うことができます。

そのため、その他の金融機関で健康状態が原因で審査に通らなかったとしても、団信を審査の条件にしていない保険会社を探すようにしましょう。

4.審査に通らない理由を調べる方法

住宅ローンの審査に通らない人は、ここまで述べてきたことを考慮するようにしましょう。また、中にはそれでも住宅ローンに通らない方もいるはずです。

基本的には、銀行などの金融機関は、ローンに通らない原因や理由を教えてはくれません。

ただし、専用の機関に依頼することでローンに通らない理由を教えてくれます。例えば、「過去に車のローンを1か月滞納してしまった」などの情報がわかります。そのため、どうしても理由がわからなくい場合や気になる場合は、一度問い合わせてみると良いです。

前述の通り、夢のマイホームを購入するためには、住宅ローンの審査に通る必要があります。そのため、審査に落ちてしまった方は、ここで紹介してことが、当てはまるらないかどうか確認するようにしましょう。

なお、万が一落ちたとしても諦めずに、ローンに通らない理由は何だったのかを今一度よく考えてみましょう。そして、それを改善して、審査に通るように何度もチャレンジしましょう。

まとめ

住宅ローンでお金を借りることは、決して難しいことではありません。ここでお伝えした内容を参考にして、審査に通過しましょう。

しかしながら、それでも住宅ローンの審査に通らない場合、何か問題があるはずです。それを解決できれば、必ずローンの本審査に通ります。

ここで紹介した審査に通らない原因を今一度読み返して、順番に問題を解決しましょう。そして、住宅ローンで夢のマイホームを購入しましょう。

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