家を建てる値段はいくら必要?土地なしの注文住宅の費用

家を建てる値段、土地なし

マイホームの購入を検討するとき、家を建てる値段はいくらぐらい必要なのか気になるものです。

特に、土地なしの場合、家の建設費用に加えて土地の購入費用が加わります。そのため、「家の建設費用」「土地の費用」を考慮した上で、予算を決定しなければいけません。

そこでこのページでは、土地なしの場合家を建てる値段はいくら必要なのかをご紹介します。ここでお伝えする内容を元に、家を建てる費用や土地の購入費用を参考にしてください。

家を建てる値段【土地なしの場合】

土地がない場合、土地購入費用が必要になります。それでは、実際に土地と家を同時に購入している方は、いくらぐらいの値段で住宅を建てているのでしょうか。

以下は、住宅金融支援機構(フラット35の金融機関)が公表している土地と家の値段のデータです。

家を建てる費用:土地付き注文住宅費用

出典:住宅金融支援機構:フラット35利用者調査2015年度

地域別の家を建てる値段は以下の通りです。

  • 首都圏:4,666万円
  • 近畿圏:4,081万円
  • 東海圏:4,075万円
  • 全国平均:3,506万円

全国平均で3,506万円です。

ただし、首都圏の場合費用は4,666万円になるため、全国平均との価格差は、1,000万円以上開きがあります。これは、土地購入費用が都市部のほうが高いからです。

それでは、さらに詳しい情報を次項で解説していきます。

世帯収入や毎月の返済額、年齢や家族構成

土地がない場合の世帯年収や毎月の返済額、年齢や家族構成をご紹介します。実際に家を建てた方の数字を参考にしましょう。

2015年度全国平均首都圏近畿圏東海圏その他
年齢(歳)37.338.1 37.236.837.1
家族数(人)3.43.33.33.43.4
世帯年収(万円)610695617615567
年収倍率(倍)6.97.27.17.06.6
建設費(万円)2,5822,4932,4962,7752,607
土地取得費(万円)1,3152,1261,5321,273870
頭金(万円)497638542527408
融資金(万円)3,2843,7983,3603,4252,983
1カ月の返済額 (円)111,100130,800114,500115,20099,800
総返済負担率(%)23.324.123.723.822.6

出典:住宅金融支援機構:フラット35利用者調査2015年度

土地なしで家の購入を検討している方は、上記データをぜひ参考にしてください。それでは、順番に詳細をご紹介します。

購入年齢

土地と家を同時に購入している方の年齢は、全国平均で37.3歳です。一般的に住宅ローンの借り入れ期間は35年になります。

つまり、37.3歳で借り入れを行うと返済は72.3歳です。

退職金などで残債の返済を検討していない方は、何歳で完済するのかを把握しておきましょう。

家族数

家族数は、「3.4人」です。夫婦二人に子供が1人か2人のご家庭が多いということになります。

世帯年収

世帯年収は、「610万円」です。サラリーマンの平均年収は、500万円程度になります。一人では難しいかもしれません。しかし、共働きで610万円であれば、現実的な値段ではないでしょうか。

土地と注文住宅の購入を検討している方は、これくらいの収入を目安にしましょう。夫婦で協力し合い、夢のマイホームを手に入れるように頑張ってください。

年収倍率

年収倍率は、年収における住宅の値段の倍率のことです。一般的に、7倍以下が許容範囲になり、倍率っが少ないほど負担は少さくなります。

たとえば、年収が600万円の方は、4,200万円ほどの費用までが家を買える限度ということです。年収倍率は、あくまでも目安ですが、できれば6倍くらいに抑え、無理のない資金計画をするようにしてください。

建設費

注文住宅の建設費用は、「2,582万円」です。したがって、これくらいの予算で注文住宅を購入しましょう。

土地取得費用

土地取得費用は、「1,315万円」です。土地なしの方が家を建てる場合、これくらいの土地の価格を目安にしましょう。

ただし、先ほどお伝えしたように、首都圏と全国では土地の値段は大きく異なります。東京の土地取得費用は、2,126万円にですので、全国の土地購入平均価格に比べて1,000万円ほどの差があります。

住みたい地域によって土地購入費用が異なるため、注意が必要です。

頭金

頭金の価格は、「497万円」です。フルローン(全額ローンを組むこと)でも購入することは可能ですが、できれば頭金は用意しておきたいものです。

頭金を用意することで、月々の返済額や借り入れ金額の総額を減らせます。そのため、無理のない返済計画で家を購入できるのです。

一般的に500万円程度の頭金を用意している方が多いので、これくらいの金額を目安にするとよいでしょう。

融資金

融資額は、「3,284万円」です。

これくらいの費用を目安にして住宅ローンを組むようにしましょう。足りない分は、先ほどお伝えしたように頭金を用意して補ってください。

1カ月の返済額

土地と住宅を購入する場合、月々の返済額は「111,100円」です。そのため、毎月これくらいの支払いになることを覚えておきましょう。

ただし、持ち家の場合、固定資産税や修繕費用の積み立てなどが必要になるので、この費用に加えて月々3万円程度必要です。

よく家賃感覚で住宅ローンの返済を考えている方は多く見られますが、このような諸費用がかかるため、注意が必要です。

総返済負担率

総返済負担率は、「23.3%」です。これは、月々の返済額が毎月の収入のどのくらいの割合になるのかという目安になります。

この数字が高くなるほど負担は大きくなるため、20%を目安にして無理のない返済プランを計画しましょう。

マイホームを建てる際にかかる諸費用

マイホームの購入には、家や土地の購入費用に加えて諸費用がかかります。外構工事(エクステリア工事)などの費用は、先ほどの価格に含まれていないからです。

そのため、いざ家を購入する際、予算オーバーになってしまう方は少なくありません。そこで以下では、住宅を購入する際に必要な諸費用をご紹介します。

家を建てると、思いがけないお金が必要になるものです。家を建てたら貯金が無くなってしまったということのないようにしましょう。

土地にかかる諸費用

土地購入にかかる諸費用は以下の通りです。

項目金額内容
土地の仲介手数料約700,000円(土地代が2,000万円の場合)土地代の3%+60,000円+消費税
土地購入の印紙代20,000円金額によって増えるが、一般的な住宅地であれば20,000円
固定資産税場合による固定資産税は、土地を受け渡した残り期間に応じて決定する
金融機関手数料31,500円ローンを組む際に必要な手数料(金融機関によって異なる)
ローン保証料約500,000円金融機関によって異なる。一括で支払うほうが安く、月々で支払うと金利分高くなる
ローンの印紙代21,000円住宅ローンの契約書に貼る印紙。金額によって異なる
土地所有権移転登記約200,000円土地の所有権を変えるための手続きにかかる費用
抵当権設定費用約150,000円銀行に土地を担保にするための費用

これらの費用がかかるため、あらかじめ把握しておいてください。

建物にかかる諸費用

注文住宅を建てる際、住宅の購入費用に加えて諸費用が必要です。

項目金額内容
下水道負担金約500,000円市町村に支払う水道工事費用
ガス引き込み代約150,000円ガスの引き込み工事費用。プロパンガスならば不要
エクステリア工事費用約1,000,000円庭の駐車場やフェンスなどの施工費用
金融機関手数料31,500円ローンを組む際に必要な手数料(金融機関によって異なる)
ローン保証料約600,000円金融機関によって異なる。一括で支払うほうが安く、月々で支払うと金利分高くなる
印紙代21,000円住宅ローンの契約書に貼る印紙。金額によって異なる
火災保険料約600,000円
建物や住んでいる地域によって異なる
抵当権設定費用約150,000円抵当権を設定する費用

家の建設にはこのような諸費用が必要になるため、あらかじめ把握しておきましょう。

そのほかの諸経費

土地や家の諸費用に加えて以下のお金が必要になるケースがあります。

項目金額内容
地鎮祭約50,000円地鎮祭を行うとかかる費用
上棟式費用約100,000円上棟式に必要な費用
引越し代約150,000円4人暮らしの引っ越しにかかる費用
仮住まい費用約8万 × 6カ月 = 約48万円 建て替えの場合、賃貸の費用が必要

ただし、これらの費用は必ずかかるわけではありません。そのため、必要に応じて用意するようにしましょう。

家を建てる値段は結局どのくらいあればいいのか

家を建てる値段は、土地や建物の建設費用に加えて諸費用を合わせた金額になります。それでは、具体的にどの程度の費用が必要なのでしょうか。

一般的に、住宅と土地の購入費用に加えて2割程度の諸費用が必要です。

つまり、家と土地を合わせた値段が3,000万円の場合、総額で3,600万円程度のお金がかかるということです。

また、これに加えて貯金もある程度は用意しないと、急な出費があった際に心配です。先ほどお伝えしたように、家を建てるということは、思いがけない費用が必要になるものです。

住宅ローンの返済を家賃感覚で考えていると痛い目をみます。住宅の購入にはお金が必要になるため、資金計画をよく考えて無理のない支払いでマイホームを購入しましょう。

まとめ

土地なしの家を建てる値段はご理解いただけたでしょうか。家を購入する方は、これくらいの費用が必要になります。

土地がない場合、土地を購入しなければいけません。土地代と住宅の建設費がかかることを考え、予算オーバーにならないように、事前に資金計画をよく練ってください。

また、土地や建物の購入費用だけではなく諸費用も必要になるため、その分を考慮して資金計画プランを考えましょう。そして、無理のない返済計画で夢のマイホームを手に入れてください。

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