住宅の基礎知識

注文住宅のトラブルの事例を紹介!新築の施工時、やり取りには注意

注文住宅トラブル

完成した家を買う建売住宅と違い、建てる前にすべてのプランを決める必要がある注文住宅は注意すべき点が多くあります。

事前の確認や打ち合わせをしっかりと行わないとトラブルの原因になりかねません。

せっかく夢のマイホームを購入してもトラブルになってしまえば、嬉しくないですよね。そういったことにならないためには、トラブルにならないように事前に対処しておきましょう。

そこで当記事では、注文住宅を建てる際に発生しやすいトラブルを紹介し、どう対応すべきか詳しく解説します。

トラブルを事前に回避するために気を付けるべきポイントなども紹介しますので、参考にしてスムーズな家づくりに役立ててください。

近隣住民のクレーム

隣人トラブル

注文住宅が持つ最大のメリットは自由な間取り設計ですが、建売住宅と比べると間取りが複雑になりやすく、工期が長期化する傾向があります。

仕様や工法によっては半年以上かかることもあり、騒音や振動に対するクレームが発生しやすいです。

通常はハウスメーカーの担当者が近隣住民に工事説明と挨拶を行いますが、施主自らも挨拶しておきましょう。

あらかじめ顔を合わせて協力をお願いしておくことで、クレームが発生しづらくなります。

隣近所とは家が完成してからも数十年の付き合いになりますから、いい関係を築きたいものです。

工期が長くなる場合は、途中でも顔を出して協力のお礼をしておきましょう。

工期の遅れ

注文住宅土日

一軒ごとに仕様が違う注文住宅では、現場での確認と打ち合わせが重要ですが、監督と職人の連携がうまくいかないと工期が延期することもあります。

こだわったデザインや間取りでは、施主のイメージ通りに仕上がるまで試行錯誤する場合もあり、工期が伸びやすくなります。

対策として、なるべく時間を作って現場に通い、監督や職人と連携しやすい関係を作っておくといいでしょう。

監視しているわけではありませんが、施主が見に来ると思うと現場にいい緊張感が生まれ、ミスによる遅延も防ぐことができます。

また工事中は細かな変更や確認事項などが発生する場合もあり、施主の確認が遅れると工事がストップしてしまう事もあります。

仕事中でも連絡が取れるようにしておき、早めの対応を心掛けると工期が遅れが発生しません。

仕上がりが思っていたのと違う

注文住宅仕上がり

最近のハウスメーカーは3Dの立体イメージを作成することが多くなりましたが、仕上がりのイメージを100%再現することはできません。

現場を確認せずに完成を迎えると、イメージ通りに仕上がらない可能性があります。

実際に家を建てたら外壁の色が違ったということも実際にあります。この場合、壁を取り外して再度作り直すという工事を行いました。

業者としても二度手間ですし、その分工期が伸びてしまいますよね。

したがって、工事中はできるだけ時間を作って、現場をこまめに確認するようにしましょう。日中だと職人の邪魔になってしまうこともあるため、工事が終わる夕方以降がおすすめです。

午後3時ごろに行き、お菓子や飲み物を職人に差し入れすると喜ばれますよ。毎日でなくても良いので、差し入れをしてあげるといい仕事をしてくれるのでおすすめです。

担当者に現場を見たいと伝えれば鍵も用意してくれるはずですので、遠慮せずにどんどん現場に足を運んでください。

施工ミス・不具合

欠陥住宅

注文住宅は建材を現場でカットして納めることが多く、既製品をそのまま使うより高い技術が求められます。

納まりが複雑になることも多く、どうしても施工ミスや不具合は発生しやすくなります。

注文住宅を依頼する会社を選ぶ際は、腕のいい職人を抱えているかをよくチェックしましょう。

また忙しい時期などは、知り合いの職人を借りてくる場合があるため注意が必要です。

たまたま腕が悪い人にあたってしまうと不具合が出やすくなりますので、着工前にいつもの職人が施工するのか確認しましょう。

このようなトラブルを防ぐには、やはり現場に足を運ぶのが一番です。職人の手抜きを防止することもできますし、工事中の傷なども発見することができます。

値段によるトラブル

注文住宅節約

注文住宅に限らず建築業界では、契約時の値引き交渉が習慣的に行われます。

少しでも安くしたいと無理な値引き交渉を行うと、トラブルにつながりやすくなるため注意が必要です。

健全な経営をしているハウスメーカーであれば、見積に必要以上の利益を乗せることはありません。

度を超えた値引きをしてしまうと、利益を確保するためにどこかで帳尻を合わせる必要が出てきます。

建材などの材料費は仕入れ値が決まっていますので、必然的に施工費が削られることになります。

施工費が足りないと普段の職人を使うことができず、単価の低い職人を呼ぶことになりかねません。

単価が低い職人は当然技術水準も低いことがほとんどですので、施工ミスが発生しやすくなります。

新築は引っ越しや家具の買い替えなど様々な付帯費用が掛かりますから、なるべく安く済ませたいというのが正直なところです。

しかし不具合だらけで住みづらくなってしまっては本末転倒ですから、無理な値引き交渉は避けましょう。

会社が倒産してしまうトラブル

倒産トラブル

注文住宅で最も困るトラブルが、建設途中で会社が倒産してしまうケースです。家はないのにローンだけが残るという悲惨な状況になってしまいます。

手付金が戻ってくる保障制度もありますが、100%返金される保障はありません。

中には倒産するのが分かっているのに、どんどん契約を取ってお金を集めてから倒産する悪質な会社もあります。

このような会社は契約時にありえない額の値引きを提示したり、高額な手付金を要求したりする傾向があるので注意しましょう。

竣工後に倒産しても、やはり不利益を被ることになります。

注文住宅には完成後に保証が付くことが普通ですが、倒産してしまうと保障してくれる会社が無くなってしまいます。

会社を選ぶ際は、工事の質や施工事例以外に地元での評判や社歴などもよくチェックしましょう。

注文住宅でトラブルを回避するには

トラブルを回避するために気を付けるべきポイントを5つ紹介します。どれも簡単そうに思えますが、しっかり意識しないと守るのは難しいです。

常に頭に置いて、家づくりに取り組みましょう。

しっかり打ち合わせをする

注文住宅打ち合わせ

イメージ違いや工期の遅れを防ぐためにしっかりと打ち合わせを行い、着工前に綿密なプランを組みましょう。

あやふやなまま工事に取り掛かると確認事項が増え、行き違いによる工事ミスなどが多くなります。

工事中に細かな変更や確認が発生することは多いですから、着工した後もまめに打ち合わせを行いましょう。

問題が発生していなくても定期的に担当者と話しをすることが大切です。

わからないことは必ず確かめる

着工前、工事中に関わらず疑問や不安に感じたことは必ず確認を取り、解決しながら進めるようにしましょう。

確認を取らないまま進んでしまい、でき上がった後にやり直しになると余計な手間がかかります。

その場で確認を取り間違いに気づけば、時間のロスを防ぐことができます。現場で作業している職人に聞きづらい場合は、監督など別の担当者にすぐ連絡を取りましょう。

重要な部分は特に気をつける

契約をしてしまうと取返しのつかない事がたくさんあるので注意が必要です。契約が済むと建材などの発注を行うため、基本的に仕様の変更はできなくなります。

現場でのちょっとした変更などは融通が利く場合もありますが、契約前にしっかりとプランを詰めておきましょう。

プランが決まってしまうので、価格を変更することもできません。

契約した後でやっぱり金額を抑えたいと思っても不可能ですから、100%納得した価格で契約してください。

契約の際には、具体的な工期も取り決めを交わすのが普通です。

引っ越しのリミットが決まっているなど希望の工事時期がある場合は、早めの段階で相談しておき、契約時にしっかりと明記してもらいましょう。

良い担当者で家を建てる

実際に家を建てるのは職人さんですが、プラン設計から工事中の窓口まで、基本的には担当者とやり取りをすることになります。

担当者との連携がうまくいかないと、行き違いによるトラブルが増えてしまい良い家づくりはできません。

約束の時間に遅れてくる、質問してもすぐ答えられないなど、見積段階で不満を感じる担当者は工事中も連携が取れない可能性が高いです。

しっかりした会社を探すのは当然ですが、担当者との相性もよくチェックして気持ちよく任せられる人を探しましょう。

業者をよく比較して選ぶ

家を立てる際は、いくつかの会社を検討する相見積もりが一般的です。

1社だけ見ても良し悪しが分かりづらいですが、複数の業者を見くらべることでどちらが優れているのかわかりやすくなるからです。

相見積もりの際は金額だけでなく、プラン力や施工事例、会社の信用や担当者の対応など様々な観点で比較しましょう。

考えをまとめるのに、オリジナルの比較表を作って記入していくのが分かりやすくおすすめです。

それぞれの業者には必ず「相見積もりをしてもかまいませんか?」と最初に断りを入れましょう。

言いづらいので隠して見積を依頼する人が居ますが、断りを入れるときはもっと言いづらくなります。

万が一相見積もりに対して嫌な顔をする業者が居たら、とても信頼できませんので選考から外した方がいいです。

忙しくて時間が取れないなどよほどの事情が無い限りは、業者を比較検討して信頼できるところに頼みましょう。

まとめ

注文住宅を建てる際は、さまざまな原因でトラブルが発生する可能性があります。

トラブルを防ぐには、信頼できる会社と担当者に依頼することが大前提ですから、まずは業者探しをしっかりやりましょう。

工事中も気を付けるべきポイントがたくさんありますが、経験豊富な担当者ならしっかりサポートしれくれます。

良い担当者を見つけて、トラブルの無い家づくりを目指しましょう。

注文住宅を700万円も安くして失敗・後悔しないコツ

住宅は一生に一度の高価な買い物です。数千万円単位になるため、できれば値段を安くしたいものです。

実は、値段の高い注文住宅ですが、建売よりも安く家を建てられる方法があるってご存知ですか?

建売でもいいですが、せっかくであれば自由に仕様や間取りを選べる注文住宅がいいですよね。

ただ、注文住宅は失敗してしまう方がほとんどです。夢のマイホームで後悔したくないですよね。

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