家相・風水

家相・風水の色の方位・間取り別のおすすめ組み合わせ

家相色

家相には方向によって運気の上がる色があります。間取りを気にして

方向や色にこだわって運気の良い間取りにしましょう。

ここでは、方位と色の関係などを見て、家相を良くするおすすめの色の選び方を紹介します。

家相で色に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

色の仕組みを理解する

家相を良くする色の説明の前に、色の仕組みを理解し、コーディネートに役立てましょう。

運勢アップの色をどのように部屋に取り入れていくかは、色の組み合わせが上手にできることが前提です。

そのために、色についての知識を紹介しますから参考にしてください。

無彩色と有彩色

家相色

出典:http://color-psychology.jp/color.html

色は大きく分けると「無彩色」と「有彩色」に分けられます。簡単にいえば、彩度と色相があるかないかでの分類法です。

彩度とは色のあざさやかさの色味の度合いで、彩度がない色とは、黒・白・灰色です。黒・白・灰色が無彩色で、無彩色以外が有彩色です。

無彩色には、明度のみがあります。白から黒へのクラデーションで、薄い灰色から黒に限りなく近づいていきます。

色の三原色

色の三原色

出典:http://www.919mind.com

色の三原色というのは、黄色・赤紫・水色(または青緑)の三色です。

よく間違えるのは、光の三原色が赤・黄色・青なので、赤・黄・青を色の三原色だと勘違いします。例えばプリンターのインクが色の三原色です。

光の三原色の場合は、色が混じると透明になりますが、色の三原色の場合は、混じるとだんだん彩度が低くなります。

絵の具で絵を描いていると、いろいろな色が混ざるとだんだん彩度が落ちていって汚くなってしまった経験を小学校の時に持っている人が多いのではないでしょうか。

このように、色の三原色を理解すると、コーディネートをするときに役立ちます。

五行説

五行説

出典:https://peraichi.com/

五行説というのは、古代中国の思想です。

自然界に存在するもの、人間界も含めて全てを「木」「火」「土」「金」「水」の五要素に分類し、一定の循環器法則に従って変化していくと考えていました。

例えば、木は燃えて火を生み、残骸が土になるというように順繰りに次々と生みだしながら、形を変えていきます。

それぞれの方位には、五行と旧姓が関連し流れを良くしていく色があります。

方位や色の一覧表

方位は北南東西とその間を含め、8方向に分けられます。

それぞれの方向に対応した九星と五行があり、各方位のラッキーカラーが決まります。

以下に方位と五行、九星、色の関係を簡単にまとめましたので参考にしてください。

方位 五行 九星
一白水星 白・黒・グレー
北西 六白金星 金・銀・パール
西 七赤金星 オレンジ・ピンク
北東 八白土星 ベージュ
中央 五黄土星 黄色
南西 二黒土星
九紫火星 赤・紫
東南 四緑木星 グリーン
三碧木星 ブルー

風水・北方位の吉凶色:水・一白水星

家相色

北方位は、五行では「水」を表し、季節では冬にあたります。暗く、湿気のある方位ですが、同時に安定した方位です。

星でいえば「一白水星(いっぱくすいせい)」で、水の精に関わっています。

おすすめのカラー

五行で北の方位色は黒、白、グレーで、無彩色です。「冬」のイメージを感じられます。

ただし、黒をあまりメインカラーとして使うと冬の暗さが強調されすぎる傾向が生じます。

トーンを明るくするように心がけましょう。白とグレーをメインにして、同じくらいのトーンのクリーム色や薄い青灰色をプラスすると落ち着いた雰囲気が出ます。

避けたほうがいい色

北の反対方向の南は、相克星と呼ばれる「九紫火星」です。

九紫火星のシンボルカラーである赤は北と相性が良くないため、使わないようにしましょう。

風水・北東方位の吉凶色:土・八白土星

家相色土

北東は季節で言えば「初春」を 、五行では「土」を表します。土は山をイメージし、変化をするため、何か新しいことを始める方位です。

九星では「八白土星(はっぱくどせい)」にあたり、白は無に戻ることを表します。

「鬼門(東北)」に当たる方位でもあるため、カラーコーディネートには特に気を使ってほしい場所です。

特に、玄関やトイレなどの水回りは避けたい場所ですが、どうしても設置しなくてはいけない場合は、じっくりとラッキーカラーを使うようにしてください。

おすすめのカラー

八白土星のラッキーカラーは、金・茶・赤・朱・黄色です。

ただし、内装にあまり強い色を使うと、怒りや嫉妬などネガティブな要素を引き立ててしまうため、トーンに気をつけてください。

淡い黄色や白など北方位のカラーよりわずかに早春をイメージするような色がおすすめです。

柔らかめのオレンジをワンポイントで使うのも良いでしょう。

避けたほうがいい色

北東方位の凶色はグリーンです。

淡いレタスのようなグリーンなら問題ありませんが、深い緑や一般的な緑は、アンラッキーカラーですから使用しないようにしましょう。

風水・東方位の吉凶色:木・三碧木星

風水・東方位の吉凶色:木・三碧木星

東は、これから生まれる強いエネルギーを表し、九星では「三碧木星(さんぺきもくせい)」で、五行の「木」に当たる方位です。

季節でいえば「春」にあたり、これから成長し、前進していく前向きなイメージがある方位です。

また、勉強に向いている方位ですから、子供部屋や書斎に利用すると良いでしょう。

おすすめのカラー

おすすめのカラーは、スカイブルーやグリーン、コバルトブルーなど春の風景を思い起こすような色です。

相性星は一白水星で、一白水星のテーマカラーの白・グレーをうまく組み合わせると落ち着いたお部屋になります。

避けたほうがいい色

三碧木星の東に使わないほうが良い色は、ゴールドやシルバーです。落ち着いたイメージの部屋づくりを目指しましょう。

風水・南東方位の吉凶色:木・四緑木星

風水・南東方位の吉凶色:木・四緑木星

南東方位は、五行では「木」を表し、九星では「四緑木星(しろくもくせい)」にあたります。

季節でいえば「初夏」の爽やかな風のイメージです。

玄関にするととても運勢が良くなると言われる方位ですが、明るくポジティブなイメージですからリビングやキッチンにもおすすめです。

おすすめのカラー

南東の方位色は、オレンジ・緑・白・ブルー・ベージュです。

例えば、ベージュの壁にカーテンをブルーにするといった組み合わせが素敵です。

避けたほうがいい色

三碧木星同様、ゴールドとシルバーは避けたほうが良いカラーです。

また、はっきりしたカラーを使う場合は、ワンポイントにとどめておきましょう。

初夏の爽やかさが壊れないように留意することが大切です。

風水・南方位の吉凶色:火・九紫火星

風水・南方位の吉凶色:火・九紫火星

南方位は、五行では「火」を表し、九星では「九紫火星(きゅうしかせい)」です。

季節は、「夏」にあたり、光が入るためリビングに良く利用されます。人をポジティブな気持ちにさせる方位です。

おすすめのカラー

南の方位色は、ゴールド・赤・紫です。

九紫火星は、三碧木星と四緑木星とも相性が良いので、緑やブルー、ベージュもラッキーカラーになります。

赤や紫、ゴールドは強い色ですから、ポイント的に利用すると良いでしょう。色味を抑えた赤や紫のラグを置くのも素敵です。

避けたほうがいい色

黒やグレーが避けたほうが良い色です。

明るく開放的な長所が生かされるようなカラーコーディネートにしたほうが良いからです。

風水・西南方位の吉凶色:土・二黒土星

風水・西南方位の吉凶色:土・二黒土星

西南方位は、五行では「土」に属し、九星では「二黒土星(じこくどせい)」です。

季節は、「晩夏」にあたり、豊穣な大地で収穫を間近に控えた時期を表します。

西南は、裏鬼門(西南)にあたり、水回りや玄関に適さない方位です。

おすすめのカラー

西南の方位色は、黄色とブラウンです。

相性の良い九紫火星のカラーであるゴールド・赤・紫をポイントカラーとして使用するとデザインにメリハリがつきます。

例えば。黄色に紫の模様の入ったカーテンなどを使うとモダンな雰囲気です。

避けたほうがいい色

黒やグレーが避けたほうが良い色です。

明るく開放的な長所が生かされるようなカラーコーディネートにしたほうが良いからです。

風水・西方位の吉凶色:金・七赤金星

風水・西方位の吉凶色:金・七赤金星

西方位は、五行では「金」 、九星では「七赤金星(しちせききんせい)」です。

季節は、「秋」にあたるため、この方位を吉相にすると蓄えが増えるといわれます。

反対に凶相になっていると、散財が増えてしまうので、色使いに気をつけたい方位です。

おすすめのカラー

西の方位色は、黄色と金色、ピンクです。

相性星である二黒土星や八白土星の方位カラー、ホワイトとブラウンを基調色にしてもバランスのとれた部屋がデザインできます。

避けたほうがいい色

相性の悪い九紫火星の方位色である赤が避けたほうが良い色です。

金運に関連する方位ですから、落ち着いた雰囲気になるコーディネートが合います。

風水・北西方位の吉凶色:金・六白金星

風水・北西方位の吉凶色:金・六白金星

北西は、五行では「金」 です。

そして、九星では「六白金星(ろっぱくきんせい)」です。季節は、「晩秋」にあたり、家族の「主人」に関連します。

休息する部屋、エネルギーを蓄えるための部屋が合い、夫婦の寝室などがおすすめです。

おすすめのカラー

北西の方位色は、黄色とベージュ、ピンク、白、金色です。

相性星である二黒土星や八白土星の方位カラー、ホワイトとブラウンと組み合わせられます。

避けたほうがいい色

北と同様に九紫火星と相性が悪いため、赤を使わないようにしましょう。

家族全体の気持ちが落ち着けるようなコーディネートで、精神的な安定を図りましょう。

風水・中央方位の吉凶色:土・五黄土星

風水・中央方位の吉凶色:土・五黄土星

家屋の中心も、大切なポイントです。

五行では「土」 九星では「五黄土星(ごおうどせい)」です。全ての土台になる場所です。

家の中心を見つけるには、長方形であれば対角線が交差する点ですが、形がいびつな場合は、見取り図を厚紙で切って、先の尖ったものの上に置いてバランスの取れる場所が中心です。

家の中心にある部屋は、窓を作れない場合もあるため、明るい部屋にすること、ナチュラル素材を使うなどして、外気に近いイメージを作るようにしましょう。

おすすめのカラー

中央に当たる場所は五行で土ですから、その他の土に関わる方位色同様に、黄色がおすすめの色です。

相性の良い色は赤と白で、黄色をメインにポイント的に赤を使ってみましょう。

避けたほうがいい色

黒と青が避けたほうがいい色です。悲しみや悩みを内に秘めないように、できるだけ明るい部屋をコーディネートしましょう。

まとめ

家相を良くするためには、色がとても大切な役割を果たします。

ただ、運勢向上だけを考えて色をのせていくだけでは、しっくりしない色で落ち着かなくなる場合もあります。

そのため、色の構造を理解して、ポイントカラーを使うなど、色のコーディネートに気をつけながら、家相を良くしていきましょう。

以下に九星と方位、色の関係を表にして紹介しています。参考にして素敵な家づくりをしてください。

方位 五行 九星
一白水星 白・黒・グレー
北西 六白金星 金・銀・パール
西 七赤金星 オレンジ・ピンク
北東 八白土星 ベージュ
中央 五黄土星 黄色
南西 二黒土星
九紫火星 赤・紫
東南 四緑木星 グリーン
三碧木星 ブルー
合わせて読まれている記事
トップへ戻る