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新築平屋4LDKの価格や間取り:建築事例や値段を安くするコツを紹介

平屋新築平屋4LDK

平屋の4LDKを新築したらその価格はいくらになるのでしょうか? 二階建て住宅と平屋では、建築費用は異なるのでしょうか?

家を新築するなら、希望の設備や間取りを叶えつつ、その費用はできる限り安く抑えたいと考える人は多いでしょう。

4LDKの家なら、予算と造りにかなりのバリエーションがあると考えられますからね。

この記事では、「平屋の新築4LDKの価格はいくらぐらいになるのか?」「新築平屋を建てた事例」「価格をできる限り抑える秘訣」を紹介します。

これから平屋・新築・4LDKの家を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

平屋の新築4ldkの価格はいくら?

平屋と二階建て住宅の建築費を比較すると、多くの人は「二階建て住宅の方が費用が高くなる」と考えているようです。

その根拠は、二階建て住宅の方が使う資材が多く、耐震構造にかかるお金も増えると考えるからですね。

ただ実際には、必ずしも平屋の建築費用の方が安くなるとは限りません。それどころか平屋の方が高くなるケースの方が多いかもしれませんよ。

平屋の価格はどこにフォーカスして考えていけば良いのか、以下に解説をします。

平屋の価格には「平均大体このくらいだろう」という定価はないと思っておいた方が良いでしょう。平屋の価格相場は施工業者によって大きく変わってきます。

以下に、平屋の価格が高くなるポイントと安くなるポイントを紹介します。

平屋では基礎工事と屋根にコストがかかる

基礎工事

住宅建設において、基礎と屋根には材料費と施工費用がかかります。

平屋は、1階だけに居住空間を造らなければなりませんから、二階建てよりは建坪が大きくなりやすいです。その規模が大きい分、基礎と屋根でのコスト増になります。

業者によっては、平屋が得意でないことがある

平屋が得意でないハウスメーカーに建築を依頼しては、その価格は割高になるでしょう。

ハウスメーカーは、(よくある二階建て等の)材料を規格にして大量生産することで製造コストを抑えています。

しかし、平屋が得意ではないハウスメーカーでは、平屋の規格がないために、材料費が割高になってしまうのです。

バリアフリー対応にしておけば将来リフォーム代がかからない

平屋には階段がありませんから、新築する際にバリアフリー設計にしておけば、老後に新たにリフォームする必要がなくなります。

家は何十年も住みますので、老後の子とも考えた家づくりをしましょう。

外壁の修繕費用が安く済む

塗装工事リフォーム

平屋は二階建てに比べて外壁や屋根の面積が少ないため、外壁塗装費用が安く済みます。

一般的には、外壁塗装の修繕は10年に1回の頻度が目安で行われ、費用は数十万単位になるでしょう。

外壁や屋根の面積が少ない平屋の方が、メンテナンス費用はかなり節約できます。

こだわればこだわるほど高くなる

平屋を建てる際に、その造りにこだわればこだわるほど価格は高くなります。

まず、間取りの形がシンプルな長方形・正方形ではなく、L型、凸型、その他の特殊な型になれば、設計から材料費・人件費も割高になるでしょう。

また、材料や設備にこだわりグレードを上げれば、価格も当然高くなります。

例えば、キッチンや浴室等の設備に有名メーカーのこだわり機器を採用すれば、それだけで価格は数百万円単位で上昇していきます。

安い平屋は1,000万円で建てられる

新築の平屋でも、建て方次第では1,000万円で建てられます。

家を計画する際には、こうしたい・ああしたいという希望は次から次へと湧いてきやすいです。

それをそのまま採用していけば、費用は膨らんでいく一方でしょう。

しかし、ある程度の妥協点も探ってシンプルな家を目指せば、1,000万円というのは十分に実現可能な価格です。

新築平屋の4LDKの事例や価格

新築・平屋・4LDKを、1,000万円台、2,000万円台で希望通りに建築できた事例を紹介します。

土地付き4LDKの新築平屋:2,700万円

平屋4LDK価格

2,700万円の土地付きの新築・平屋・4LDKを紹介します。

ホワイトにブルーの挿し色が魅力で、シンプルな外観でありながら存在感のある印象を受けます。

内装・イメージ

とても明るいリビング・ダイニングスペースですね。家族が楽しく団らんしている光景が想像できそうです。

カウンターキッチンも広々としており、食洗機も付いているとのこと。

間取り図

平屋価格4LDK

出典:https://suumo.jp

4LDKの平屋、建物面積110㎡、土地面積225.38㎡の間取りです。LDKを中心に各部屋への行き来がとても楽にできる配置ですね。

家族同士のコミュニケーションも楽しくスムーズに行なえそうな4LDKが実現します。

土地付き1,999万円の新築4LDKの平屋

4LDK新築平屋

1,999万円の土地付きの新築・平屋・4LDKを紹介します。こちらもとても落ち着いた印象を受けるシンプルな外観です。

間取り図

4LDK新築平屋出典:https://suumo.jp

建物面積93.15㎡、土地面積221.93㎡の4LDKです。玄関を入り、どの部屋にも行きやすい間取り。広いLDKがとても快適そうですね。

長方形の間取りに、各部屋が使いやすく配置されています。

平屋の価格を抑える秘訣

さまざまな希望を取り入れていくとどんどん価格が高くなりやすい平屋ですが、その価格を抑える秘訣を紹介します。

シンプルな間取りにする:部屋数を少なくすると安くなる

平屋の価格を抑えるには、できる限りシンプルな間取りにすることです。

シンプルの代表と言えば長方形や正方形です。角が多かったり凹凸があったりする間取り、デザインに凝った個性的な形の間取りほど、建築費用は上がっていきますよ。

コストの差は一概には言えませんが、目安としては角が1カ所増えると10~20万円程度は変わってくるでしょう。

また、今回は4LDKの家に関する内容ですが、その部屋数を少なくすることでもコストダウンを図れます。

家の価格は間仕切りが少ないほど、材料費、工事費、ドアの費用、そして人件費が少なくて済むからです。

極端に言えば、全部筒抜けの家が最も安くなるわけですね。

可能な範囲で部屋数を少なくしていくことも、価格を抑えるには検討すると良いでしょう。

相見積もりをして安い業者に依頼しよう

注文住宅相見積もり

平屋新築の家を建てる際には、複数業者に相見積もりを依頼して、しっかりと各見積金額を比較検討しましょう。

とくに平屋を新築するのであれば尚更です。

記事の前半でも述べましたが、平屋建築にはそれが得意なハウスメーカーと、不得意なメーカーが存在します。

平屋が得意なメーカーでは、平屋建築の材料の規格がある程度決まっているので、材料費・建築費・人件費等を安く抑えられます。

平屋が不得意なメーカーでは、平屋用の材料の規格もなく、すべての価格は割高になるでしょう。

ですので、複数のハウスメーカーから見積もりを取れば、同じ家なのに1,000万円以上の差が生じることは決して珍しくありません。

複数のハウスメーカーと言っても、2~3社ではなく、できれば5ほどから見積もりや資料請求をしてもらい、じっくりと比較してみることをおすすめします。

家はとても大きな買い物。相見積もりを依頼することは、後で後悔しないためにとても大事なことです。

プロに資金プランを提案してもらう

家づくりには、家本体の工事費以外にもさまざまな費用が発生します。資金計画は素人が立てるよりは、プロにしっかりと資金プランを提案してもらうことをおすすめします。

家づくりの費用には、本体工事費、付帯工事費、土地価格、その他の諸経費があります。

それら費用の内訳をみていくと、水道工事、空調設備、ガス工事、杭工事、ローン手数料、消費税、各種税金、印紙代・・・とまだまだあります。

家づくりのための費用をざっくりと大まかに考えていては、いざ「足りない!」という時に非常に困る状況に陥るでしょう。

ですので、家の資金プランに関しては、その道のプロにしっかりとした提案をしてもらってください。

資金に多少の幅を持たせながらの安心できるプランを示してくれるでしょう。

まとめ

今回は、平屋の新築・4LDKの価格について紹介しました。

家は、生きている中ではかなり大きな買い物でしょうし、建て直しやリフォームにも簡単には取り組みにくいでしょう。

したがって家づくりは、計画段階から希望する条件とかかる費用を把握して、しっかりとした手続きを踏みながら進めることです。

その際はプロの力も借りることが賢明だと言えます。

ひとつひとつ丁寧に家づくりに取り組んで、ぜひ、限りなく希望に近い家を実現させてください。

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