トイレは、家族全員が何度も使用する場所であるため、生活に欠かせないところです。
ただ、使う頻度が多いため、ちょっとしたことが悩みやストレスになります。そのため、トイレを新設、あるいはリフォームする場合、使いやすさを重視する必要があります。
ただ、トイレは使用する人や家族によって悩みが異なります。そのため、トイレ選びを行った方の失敗談やよくある悩みを事前に把握して、それらを参考にしてあなたの家庭に適したお手洗いを設計することをお勧めします。
そこでこのページでは、トイレのリフォームを成功させる7つのコツと費用を抑える秘訣をそれぞれ細かく説明していきます。
これから改装を考えている方にとって、以下で学ぶことはとても役に立つはずです。
1.トイレのリフォームを成功させる7つのコツ
一昔前のトイレのリフォームは、水道管を移動させなければいけなかったため、工事が大掛かりなものでした。
しかし、今では改修用のトイレが開発されたため、便器の交換はても楽なものになりました。新しい洋式便器へ変えるだけの工事であれば、半日程度で済んでしまいます。
また、リフォーム用の便器は内部で排水位置を変えることができるため、家の間取りに関係なく柔軟に対応できます。これにより、配管工事がとても簡単になり、手軽に改修工事が行えるようになりました。
ただ、和式便器から洋風タイプへの取り換えは数日かかります。根本的な構造が違うからです。
一般的に、リフォームは数日から数週間で終わるものの、大規模な工事は数か月かかることもまれにあります。そのため、リフォーム業者にお問い合わせを行い、事前に工期(工事期間)を確認しておくようにしましょう。
この他にも、トイレのリフォームを成功させるポイントを紹介します。
1-1.タンクレスの便器にするとスッキリする
従来のトイレは水を流すためのタンクを備え付けているタイプが主流でした。しかし、現代では一般家庭にもタンクの無いトイレが普及したため、それを採用する方は多いです。
タンクレスタイプのものにすると、便器本体がスッキリします。水を溜めていた部分がなくなるため、トイレを広々と使うことができます。
また、トイレ室内を改装することなく広いスペースを確保できるため、掃除などもしやすくなり、メンテナンスが簡単になります。
1-2.掃除がしやすい構成にする
トイレは水回りになるため、些細なことでも汚れやすいです。そのため、掃除がしやすい壁紙や床材にすると手入れが楽になります。
トイレのリフォームを行う際、多くの方は、ゆったり座れるように大型の便器します。この影響で床の掃除をしようにもしゃがむと便器に体が当たってしまったり、裏側に手が届かなかったりしてしまいます。
これでは、リフォームをしたのにも関わらず、掃除がしづらくなってしまい、ストレスの原因になりかねません。
便器を大きなタイプにする場合は、トイレの広さを考慮した上で適切な大きさのものを選ぶようにしましょう。
1-3.トイレの床に選んではいけない材料
トイレのリフォームを行う際、床材を新しくする方は多いです。ただ、選んではいけない材料があるため、注意が必要です。
例えば、廊下やリビングをリフォームした際、トイレの床もフローリングにしてしまいがちです。
ただ、木材は水分に弱いだけではなく、アンモニアや洗剤が付くと腐食する可能性がさらに高くなります。
当然のことながら、トイレは水回りになるため、水で濡れても問題のない素材のものでなければいけません。そのため、水分が付着しても大丈夫な材料を選ぶようにしてください。
また、トイレ用の洗剤は強力なものが多く、少し付着するだけで変色してしまいます。
たとえマットを引いたとしても、トイレは想像以上に汚れやすいため、止めておいたほうが無難です。
このとき、「まめに掃除をするから大丈夫」という方がいますが、水が飛び散る範囲はあなたが想像しているよりもはるかに広いです。知らないうちに水分が付着してしまうため、少し油断をしただけで黒い染みができてしまいます。
そのため、トイレの床材をフローリングにするのは控えるようにしましょう。
1-3-1.床に適した材料
前述の通り、トイレの床は水が飛び散ったりするため、濡れてしまう可能性が高いです。そのため、使用する材料は水分が付着しても腐ってしまわないものにすると良いです。
そこで、トイレの床材を選ぶ際にはその材料が水やアンモニア、洗剤に強い材料なのかを確認するようにしましょう。
ただ、中にはどうしてもフローリングを張りたい方がいます。その場合は、表面の耐久性が強いものなのかを確認してください。
また、最近のフローリングは、本物の木を使っているかのような、木目調の特殊なシートで作られたものがあります。これであれば、アンモニアや洗剤にも強いため、トイレに使うのであればお勧めです。
ただ、水に強いフローリングと表記してあっても、アンモニアには弱い可能性があります。そのため、リフォーム会社にお問い合わせ、材料の耐久性に問題がないかを確認するようにしましょう。
あるいは、コーティングも一つの手段です。防水・防臭はもちろんのこと、汚れや最近まではじいてくれるものもあるため、検討してみましょう。
1-3-2.トイレの床にはセラミックタイルがお勧め
実は、トイレには、タイルが適しています。水やアンモニアに強いのはもちろんのこと、強力な洗剤にも耐えられるからです。その中でもセラミックタイルがお勧めです。
また、タイルは高級感や独特の質感があります。そのため、外観もおしゃれになるので見栄えが良いです。さらに、掃除もモップなどでサッと拭くことができるため、掃除を楽に行えるのも特徴です。
1-4.老後のことを考えたバリアフリー
トイレは、これから年齢を重ねる程使用する頻度が増します。また、今まで当たり前に出来ていたことが難しくなります。
そのため、トイレのリフォームするときは、老後のことを考えた構造にすると生活が快適になり、安全性が増します。
おじいさんやおばあさんの気持ちになってプランを構築すれば、何に気を付けるべきかが見えてきます。
以下では、老後のことを考えたリフォームのポイントを詳しく紹介します。
・1-4-1.紙巻き器に掴まるとケガをする
年齢を重ねると座ったり立ったりするのがつらくなります。そのため、トイレの紙巻き器を手すり代わりにしてしまう方が多いです。
ただ、トイレットペーパーホルダーは人が掴まることを想定していないため、体重を掛けすぎると落下する可能性があり、大変危険です。
怪我をしてからでは遅いため、お年寄りがいる家庭は早急に手を掴まえられるような専用の手すりをつけるようにしましょう。
1-4-2.トイレまでの道のりをバリアフリーにする
前述の通り、トイレは家族全員が毎日何度も使用する場所になります。そのため、いつ何時利用するかはわかりません。
夜中に、寝起きで寝ぼけている状態で使う場合もあれば、急いで駆け込むこともあります。
そのため、いかなる場合であっても安全に利用できるトイレにすることで、家族が快適に暮らせます。
このとき、寝室からトイレまでも道のりは近いほうが良いです。また、途中に階段や段差がないと使いやすいです。
要するに、トイレのリフォームを行う際は、室内だけではなく、そこまでの道もなるべく障害のないようにするようにしましょう。もし、トイレそのものを改装工事で移動できないのであれば、寝室を移設してしまうのも一つの手段になります。
1-4-3.怪我や病気したことを考える
前述の通り、老後のことを考えると生涯を通して使いやすい家になります。
例えば、足を骨折してしまった場合、松葉杖を利用しなければいけません。この場合、トイレまでの道のりの途中に階段があったり場所が遠かったりすると、とてもつらいです。
いつ怪我をしたり病気をしたりして、不自由な状態になるか分かりません。そのため、いつ怪我をしてもいいような、構造にリフォームしておくと安心です。
1-4-4.トイレの出入りを楽にするドア
トイレのリフォームを行う上で、重要なのがドアになります。使うたび開け閉めを行うため、扉が使いにくいものだと出入りが不便だからです。
このとき、ドアの幅を広めに取るようにすると良いです。入口が狭いと出入りがしにくいからです。なお、扉の種類は引戸にすると明けた扉にぶつかったりしないため、出たり入ったりするのが楽になります。
1-5.おしゃれなトイレにする
トイレは小さな空間になります。そのため、簡単に内装を変えられるため、少しのおしゃれでもガラッと雰囲気が変わります。
例えば、壁紙を変えたり小物を置いたりするだけでイメージを変えることができます。
寝室は家族しか利用しないかもしれませんが、トイレは来客者も利用する場所になります。つまり、他人から見られるスペースであるということです。
このとき、きれいな室内や便器だと印象が良くなります。逆を言えば、たとえ清潔にしてある家だとしても、トイレが残念だとせっかくの良いイメージが台無しになってしまいます。
ただし、トイレをおしゃれにすることに気を捕らわれて、使いにくくなってしまわないように注意しましょう。
1-5-1.インテリアを楽しむ
トイレの改修の中でも簡単なのがインテリアになります。照明を変えたり小物を配置したりするだけであれば、誰でも行うことができます。
また、空間が狭いため、少し手を加えるだけで完成度を高いものにすることが可能になります。
例えば、壁紙を変えるだけでも雰囲気は変わります。トイレだけのクロス(壁紙)を変えるだけならば、面積が狭いため費用も安く済むのでお勧めです。
ただし、トイレだけ壁紙を張り替えるのではなく、他の部屋のクロスもついでに張り替えるとお得になります。一度に多くの壁紙を変えたほうが、少しだけ張り替えるよりも1㎡あたりの単価が安くなるからです。
また、写真のように下に石を引き詰めるだけで、まるで料亭のような雰囲気を醸し出す(かもりだす)ことができます。材料は、ホームセンターなどで石材を買えばいいので、手軽に行えます。
1-5-2.ちょっとした化粧スペースを作る
トイレの中にちょっとした化粧スペースを作る方は多いです。自分自身が利用するのはもちろんのこと、来客者が訪れた際に化粧直しを行えるため、喜ばれます。
現在では、便器を交換するだけで、キャビネット(棚)と手洗いが設置できるリフォーム用のトイレセットを採用している会社は多いため、これを使うと良いです。
そして、鏡や棚、照明を取り付ければ、驚く間にあなたオリジナルの化粧スペースが完成します。
1-5-3.洗面所を通ってトイレを利用する際の注意点
洗面所や脱衣所がトイレと隣接している場合、その周りをきれいにしておく必要があります。生活感が出やすく、洗濯機がある場合はものが散らかっていると印象が悪いからです。
そのため、来客時にトイレを使ってもらう際、洗面所や脱衣所を通ってから入る場合は、生活感がでないように注意しましょう。
この場合、収納に優れた洗面器などの設置を行うと良いです。同じ場所にあるとしても、見えているのと隠れているのでは見た目が大きく異なります。
トイレのリフォームを行う際には、そこまでの道のりにプライベートなものがないようにするようにしましょう。
1-6.トイレの臭いに注意する
トイレは空間が狭いため、臭いがこもりやすいです。多くの住宅がトイレまでエアコンの設備がないため、夏場に室温が上がりやすくなっています。
そのため、特に夏場は暑さで臭いが強く感じられる場所になります。そこで、トイレのリフォームを行う際は、換気扇の取り付けは必ず行うようにしましょう。
また、便器にパワー消臭機能が付いているものがあるので、それを使っても良いです。
なお、換気扇と照明スイッチを連動式のものを採用すると、つけ忘れや消し忘れがなくなるため便利です。
1-7.男女で違うトイレの価値観
トイレは女性と男性では価値観が異なります。女の人は常に座って利用するため、立って使う男の人気持ちはわかりにくいからです。
このとき良くある失敗は、大型の便器にすることにより立つスペースがなくなることです。
これにより、座るのは快適になったが立ちにくくなり、男性陣に不評になる場合があります。
トイレは家族全員が使う場所になるため、座ることが多い女性メインの考え方ではなく、おじいさんや夫、息子の立場を考えたリフォームプランが重要です。
2.便器に必要なお勧め機能
同じ便器であっても、種類によって色々な機能を持ったものがあります。例えば、ウォシュレットやビデはもちろん、乾燥させるための送風がついているものがあります。
そのため、「どの性能を持ったものにすればいいのかわからない」という方は多いです。
このとき、使わなければ意味がないため、むやみやたらに機能をつければいいわけではありません。費用が高額になってしまうからです。
そこで、当サイト利用しているお客様の声からあったら便利な人気の機能を紹介します。
以下で挙げる乾燥をもとに、あなたが本当に必要だと思う機能を付けるようにしましょう。
2-1.人気のウォシュレット(温水洗浄便座)の取り付け
トイレのリフォームで多いのがウォシュレットの取り付けになります。温水洗浄機は紙を節約できる点や、トイレットペーパーだけでふき取るよりも衛星面が良いからです。
また、今あるものに専用の便座を取り付けるだけなので、簡単に設置することができます。同じメーカーでなくても、大きさや規格が合えばつけることは可能です。
ただ、ウォシュレットは全ての便器に付けられるわけではないため、設置するのであれば、一度メーカーに相談するようにしましょう。
取り付け業者に依頼するほうが、間違えがなくスムーズです。素人が判断すると、間違えてしまう可能性があります。
ちなみに、ウォシュレットはTOTOの登録商標になります。そのため、その他の会社が販売する温水洗浄便座は、実は名前が違います。
例えば、LIXIL(旧INAX)は、「シャワートイレ」、Panasonicは、「ビューティトワレ」と言います。ただ、ウォシュレットという名が普及しているため、この呼び名が世間一般的です。
・2-1-1.DIYでウォシュレットの取り付けは難しい
ウォシュレットを取り付ける場合、自分で行うことが可能です。特殊な施工が必要なく、道具もプラスドライバーとモンキーレンチで設置が可能だからです。
そのため、便座以外の必要なものは、ホームセンターに行けば簡単にそろってしまいます。
ただ、ウォシュレットDIYで設置する場合、多少の専門知識が必要になります。水の配管などを施工するため、全くの素人では水漏れなどのリスクがあります。
また、誤って便器が割れてしまえば、新しく新規に交換する必要があります。それでは余計な費用がかかってしまうため、かえって高額になりかねません。
そのようなリスクを防ぐためにも、プロに取り付けを依頼するのが無難です。
また、家電量販電などで温水洗浄便座を購入した場合、無料で取り付け工事を行ってくれるところもあるため、それを積極的に利用するようにしましょう。
2-2-2.壁に穴をあけないリモコン
便器の横にリモコンが付いているタイプの場合、掃除をするときに邪魔になります。
そこで、温水、便座を温める機能、水を流すボタンなどが壁にあるリモコンで操作するタイプがお勧めです。
便器にリモコンが付かないため、スッキリするからです。
このとき、そのリモコンを壁に穴を空けなくても設置できる仕様のものがあるため、跡を残したくない方はそれを使用するようにしましょう。
2-2.あったら便利なお勧め機能
現代では、水を自動で流したり、センサーでふたが開いたりする機能が付いている便器が販売されています。
しかしながら、人によって本当に必要な性能は変わります。実際に、便器に搭載されている機能をすべて使用したことがあるという人は少ないはずです。
そのため、あなただけの意見で便座を選んでしまうのではなく、家族全員で話し合ってから本当に必要なものを選ぶようにしましょう。
そこで、以下に色々ある機能の中からあったら便利なものを紹介します。便座選びをする際に役立ててください。
2-2-1.自動便器内洗浄機能について
現在の便器では、自動で内部を洗浄してくれる機能があります。トイレは汚れやすいため、このような性能が付いていると掃除が楽になります。
2-2-2.自動開閉トイレの良さ
トイレの種類によっては、便器の前に立つとセンサーで開閉するものがあります。この機能があると、わざわざしゃがんでふたを開けたり閉めたりしなくて済みます。
膝や腰に負担がかからないため、大変便利になります。
これから年を重ねていくことを考えると、この機能をつけるのがお勧めです。
2-3.エコなトイレにリフォームする
トイレは家族が一日に何度も使用する場所です。その回数を単純計算すると、4人家族がそれぞれ一日に3回使った場合、毎日12回も使用することになります。一か月で換算すると、372回になります。
また、休みの日などを考慮すると、その回数はもっと増えることが予想されます。このことから分かるように、トイレを使用する頻度がいかに多いのかが分かります。
さらに、これだけの回数を利用すると、必然的に水道代も上がってしまいます。そこで、エコな節水タイプのトイレにすると使う水量を大幅に減らせます。
水を節約してくれるタイプにするだけで、何もしなくても節水を行ってくれるため、無駄な水道代を抑えることができます。
2-3-1.一回に節水できる量はどのくらいなのか
従来の便器は、一般的な洋式タイプで1回に約10Lの水を使用します。節水タイプのものであったとしても、一昔前の製品でおおよそ8L程度です。
しかし、今販売されている新型のエコ便器だと、1回に流す水の量は約5~6Lになります。これであれば、1回に約4L節約できることになります。
2-3.で紹介した計算式に当てはめると、4人家族で1か月分使用した場合、1488Lも節水できることになります。
このように、エコタイプの便器にするだけで節水できるため、トイレは節約できるものを使用するようにしましょう。
3.マンションのトイレリフォーム
一戸建て住宅同様、マンションのトイレもリフォームを行うことができます。できれば、新築から15年程度経過したら改修工事を行うことを検討しましょう。
15年経過すると、便器やタンクが変色し始めます。また、汚れや臭いも強くなり、取れにくくなります。
トイレのリフォームを行う際、便器やタンクの交換と同時に壁紙や床材を変えるとトイレを一新できます。工事を一緒に行うことで、新築のようにリフレッシュできる上に、工事費用を抑えることができます。
3-1.便器をコーティングする
年数が経過したとしても、リフォームを行うには金銭的な面からまだ早いと考える方も多いです。そこで、便器をコーティングすることによってきれいにする方法があります。
これを行えば、内部に付着した黄ばみや黒ずみを落とせます。新品同様の輝きを手に入れることができるため、あえてリフォームではなく、コーティングする方はたくさんいます。
なお、費用は1~2万円程度で行えるため、手軽に行えます。
3-2.手洗い器を取り付ける
トイレのリフォームを行う際、手洗い器を取り付けたい方が多いです。ただ、新たに水道管を増設すると工事が大掛かりになり、費用が高額になります。
しかし、現在では新たに給排水工事を必要とせずに、簡単に手洗い器を新設できるシステムが存在します。
依存の給排水管を採用すれば、手軽にリフォームが行えます。大掛かりな工事を行いたくない方は、これを利用するようにしましょう。
4.トイレのリフォーム費用の目安と値段を抑える秘訣
トイレのリフォームを行う際、一番気になるのは「費用」です。
ただ、値段や工事の内容、規模が異なれば金額は変わります。そのため、修繕工事には定価という考え方が存在しません。
しかしながら、料金の目安がわからなければ、予算内でどの程度のリフォームを行うことができるのか想像しにくいです。
そこで、当サイトを利用していただいているお客様の過去の事例から、おおよその金額を紹介します。
ただし、これから紹介する金額はあくまでも目安になります。この値段でリフォームできるわけではないため、注意しましょう。
4-1.トイレのリフォームの目安は約40万円
前述の通り、トイレのリフォームは施工内容によって金額が異なります。
例えば、手すりだけを設置する場合と、便器そのものを取り換える改装工事では、材料費や手間暇が変わるため、値段がが大きく変わります。
ただし、トイレのリフォームはリビングの修繕工事など他のものに比べても規模が小さいです。そのため、比較的手軽に行えます。
4-2.リフォーム費用を抑える秘訣
トイレのリフォーム費用を抑える秘訣は、便器などを少し古いタイプの製品にすると、無駄な費用を抑えられます。最新式のものよりも販売価格が下がるため、材料費を抑えられるからです。
たとえ、去年のモデルのものだとしても性能的には十分です。特にこだわりがないのであれば、リフォーム業者に相談して無駄な費用を無くすようにしましょう。
ただ、値段を安くするために値切るのだけは止めたほうがいいです。安さばかりを気にすると工事の質が下がってしまうため、快適性がなくなってしまいます。
それでは、何のためのリフォームか分からなくなります。あくまでも上記で説明したのは、無駄な費用を抑えることで、金額が高額になりすぎるのを防ぐ方法になります。
4-2-1.仲介手数料がかからない業者に依頼する
リフォームを依頼する場合、ハウスメーカーなどに依頼すると費用が高額になります。下請け業者に工事を依頼するため、仲介手数料がかかるからです。
そのため、中間マージン(手数料)がかからない業者にリフォームを依頼すると良いです。無駄な金額がなくなるため、費用を抑えることができるからです。
なお、当サイトが紹介する施工会社であれば、そのような仲介手数料が発生せずに工事が行えます。
まとめ
トイレは、家族が毎日使用する場所になります。また、老後のことを考えると、使いにくいとストレスが溜まり不便です。そのため、これから何十年も利用することを考えてリフォームするようにしましょう。
また、トイレは家族全員が平等に使う場所になります。そのため、あなただけが快適に使えればいいわけではありません。
家族が使うことを意識した上で、皆が快適に過ごせるような空間することを心がけましょう。
リフォームは、300万円以上を超える高価な買い物です。できれば値段を安くしたいものです。
実は、値段の高いリフォームですが、誰でも必ず安くできる方法があるってご存知ですか?
同じ内容のリフォームなら安くておしゃれなほうがいいですよね。