住宅ローン

住宅ローン審査に通らない間違ったクレジットカードの使い方

クレジットカード

クレジットカードの使い方を誤ると、住宅ローンの審査に通らない可能性があります。特に、住宅ローンは借り入れ金額が数千万円単位になるため、審査が自動車ローンなどに比べても厳しいです。

そのため、クレジットカードも立派なローンです。クレジットカードの使い方をきちんと学び、住宅ローンの審査に影響を与えない使い方や支払い方法をするようにしましょう。

クレジットカードのショッピングやキャッシングは借金と同じ

手軽に商品などを購入することのできるクレジットカードですが、これは借金をしていることと同じです。

なぜなら、「信用取引」といって、お金を借りる取引になるからです。クレジットカードは気軽に使えてしまいますが、「借金をしている」という実感を持つようにしましょう。

また、一般的に住宅ローンの審査には、年収や借り入れ金額などのことが審査に影響を与えると思われがちです。

しかし、クレジットカードやローンの履歴なども、審査に影響を与えます。

特に、クレジットカードを利用する際、キャッシングの使いすぎには注意が必要です。キャッシングは、年利約14~18%の高金利ローンです。

そのため、このような高金利のキャッシングを行うということは、「高い金利を払ってもお金が欲しい人」と思われてしまいます。したがって、あまり審査に良い影響を与えません。

クレジットカードを延滞(遅延)した場合における審査への影響

以上で述べたように、クレジットカードの履歴は住宅ローンの審査に影響を与えます。また、クレジットカードの支払いに関しても延滞をしていると、住宅ローンの借り入れは大変厳しくなります。

なお、延滞の記録は約5年間残ります。延滞をしてしまうと数年間ローンの審査に通らない可能性があるため、遅延だけは行わないようにしましょう。

ただし、「1日だけ支払いに間に合わなかった」というような場合であれば、記録には残りません。しかし、1ヵ月延滞してしまうと、ブラックリストに載る可能性があるため、注意しましょう。

また、過去にクレジットカードを延滞してしまったことがある方は、住宅ローンを組む前に、個人の信用情報(借金の履歴)を確認すると良いです。

「個人信用情報センター」という機関がそれらの情報を管理してします。そのため、過去に延滞した情報などが確認できます。

クレジットカードを何枚も持っていると良くない

ただ、以上のクレジットカードで延滞などをしていなくてもローンに通らない場合があります。それは、「クレジットカードを何枚も持っている」場合になります。

クレジットカードには、キャッシング枠がついているものがあるからです。

たとえ年収や借り入れ金額、勤務先の条件などをクリアし、クレジットカードをあまり使っていなくても、キャッシングのご利用枠の合計が数百万円を超える場合、審査に通らない可能性があります。

お金を借りられる枠が残っているということは、「将来また借りる」と判断されてしまうからです。

また、クレジットカードは使っていなくてもご利用限度額が知らずのうちに増えることがあります。

そのため、「使っていなかったカードの利用可能枠が数百万円になっていた」ということは良くある話です。住宅ローンの審査を行う際は、なるべく不要なクレジットカードは、解約するようにしましょう。

なお、この使っていないクレジットカードの枠に関しても、信用情報を取り寄せると把握することができます。

したがって、年収や借り入れ金額、勤務先などの条件をクリアしているのにも関わらず、ローンの審査に通らないのであれば、昔作ったクレジットカードのご利用枠などを気にしてみてください。

手軽に買い物を行ったりお金を借りたりすることができるクレジットカードですが、使い方を間違えると住宅ローンの審査に通らない可能性があります。

そのため、カードをよく使う方は、ここで述べたことを注意してクレジットカードを使うようにしましょう。そして、住宅ローンの審査を無事通過して、マイホームを購入しましょう。

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