ハウスメーカー・工務店の選び方

注文住宅の着工数ランキング:ハウスメーカーや工務店の予想は?

注文住宅着工数

注文住宅を建てるとき、どのハウスメーカーを選ぶのか悩みますよね。人生のなかでも大きな金額の買い物ですから、失敗は出来ません。

そこで気になるのが「注文住宅の着工数」です。できれば、多くの方が家を建てているハウスメーカーや工務店で家を建てたいと思うものですよね。

そこで今回は、注文住宅のメーカーを、着工件数ランキングで紹介します。みんながどんなハウスメーカーを選んでいるのか、参考にしてください。

住宅着工件数のメーカー別ランキング

それでは実際に、注文住宅の着工数を多い順に紹介していきます。

メーカーごとに得意な工法や、売れ筋商品なども紹介します。ハウスメーカー選びの目安にしてくださいね。

1位:積水ハウス

積水ハウス評判

「家に帰れば積水ハウス」のCMソングでおなじみのハウスメーカーです。

グループに積和不動産や積水ハウスリフォームを持ち、建てた後のメンテナンスも含めた一括管理が強みです。

鉄骨、木造、3.4階建て住宅と対応する工法は、幅広くどんな注文にも応えることができるのではないでしょうか。

“グリーンファーストゼロ”というエコ住宅を展開し、環境と家計にやさしい暮らしを提供しています。

LED照明や高効率エアコンなど、最新の設備を導入し無駄なエネルギーを使いません。

さらに太陽光発電システムと燃料電池を取り入れ、エネルギーを創り出すことで各家庭のエネルギー消費をゼロにするのが目標です。

家を建てる予定の土地を、無料で調査するサービスを行っています。

建てる建物に規制はあるのかなど、専門家を派遣してしっかりと調査してくれるので安心ですね。気になる方は、申し込んでみてはいかがでしょうか。

2位:大和ハウス

大和ハウス注文住宅評判

着工件数は2位ですが、売り上げナンバーワンのハウスメーカーです。木造から軽量鉄骨、さらに重量鉄骨造まで幅広くカバーし、5階建て住宅まで建てることができます。

主力商品であるxevoΣ(ジーヴォシグマ)は、天井高が2m72cmに設定されています。通常の戸建て住宅の天井は、2m40cmほどで30㎝も高いです。間取り以上に広く感じますね。

さらに、設計を細かく変更できることも特徴です。車いすで通りやすい廊下幅や、安全に上り下りできる階段など、年齢を重ねても快適に過ごす家を設計できます。

内外装に、高耐久材を使用した長寿命の家ですから、長く住めるのはうれしいですね。

主力商品の鉄骨構造体にはカチオン電着塗装という技術が用いられています。

鉄骨の隅々まで防錆塗装がいきわたり、75年以上の耐用年数だというから驚きです。

どんなに外装を丈夫にしても、骨組みが弱くては長持ちしません。長く住むにあたって、安心できるポイントの一つですね。

3位:セキスイハイム

セキスイハイム特徴

ボックスラーメン構造と呼ばれるユニットを組み合わせた構造が特徴のハウスメーカーです。

工場であらかじめ製造してから現場に搬入して組み立てる工法をとります。そのため工期が短くなるのは大きなメリットで、建て替えなどの場合は仮住まい期間を短く出来ますね。

また、ラーメン構造は高層マンションなどでも多く採用される工法で、地震に強いのが特徴です。

ラーメン構造のユニットをいくつか組み合わせるため、地震などの倒壊に強いのも大きな魅力です。

また、換気システムにもこだわりがあります。排気、吸気を両方機械で行い、高性能フィルターを通して吸気するので異物を家に入れません。

高性能フィルターにより、花粉や黄砂、PM2.5などの有害物質も除去されるので、小さな子供がいても安心ですね。

4位:ミサワホーム

ミサワホーム評判・坪単価

ミサワホームの特徴は、木質パネル接着工法という独自の工法です。工場で製造した木製パネルを、現場で接着剤とボルトによって固定します。

これはスペースシャトルやF1などで用いられる“モノコック構造”と同じです。固定した壁面全体で建物を支えるため、大きな地震が来ても安心ですね。

また、ミサワホームでは“蔵のある家”という独自の商品を展開しています。

1階と2階の間に天井高140cmの1.5階の蔵を作るのが特徴です。この蔵を作っても3階建てではなく2階建てとして扱われ、床面積にも計算されません。

収納スペースを大きく増やすことができ、収納に悩みが多い日本の住宅事情では人気を博しています。

少し低い天井高は、秘密基地のような気分も味わえ、お父さんの隠れ家スペースにもいいかもしれませんね。

5位:タマホーム

タマホーム評判

設立は平成10年と、比較的新しい木造注文住宅メーカーです。

「よりよい物をより安く」をモットーに掲げ、ローコスト住宅の火付け役となりました。ただ安いだけではなく、充実した標準仕様の注文住宅を展開し、一気に全国展開しました。

安くていい家を建てるために、さまざまな工夫で無駄なコストを削減しています。

一般的な新築現場では、現場管理会社が各業者を管理します。タマホームではこの管理会社を挟まず、直接施工管理を行うことで中間マージンが発生しません。

さらに、現場での手抜きやミスなども防ぐことができます。

また、キッチンやユニットバスなどの設備品を決まったメーカーに大量注文し、価格を抑えています。

反面、標準仕様以外の設備に変更すると、高くなるという面もあります。

標準仕様が質の悪い商品ということはありませんので、特別なこだわりがない方には、安くてよい選択肢の一つだといえます。

6位:住友林業

住友林業

国内に4万ヘクタールもの社有林を所有し、木の質感を生かした木造住宅を得意とします。

国内産の木を使用しており、日本の風土にあった家を建ててくれるので寿命も長そうですね。主力商品のマルチバランス構法は、日本伝統の木造軸組構造に最新の技術を組み合わせたものです。

この商品では実物大の住宅で耐震実験を行って、地震への耐久性を検証しています。地震の多い日本では特にうれしいポイントですね。

設計の自由度が高く、和のイメージが強いですがモダンテイストなどにも対応してくれます。

住友林業では、建築士とインテリアコーディネーターが打ち合わせに参加します。建てたい家のイメージを直接伝えることができるため、イメージ違いが起こりづらいのではないでしょうか。

また、たくさんの実例を持っているため、イメージしやすいというのも大手ならではのメリットですね。

7位:アキュラホーム

ローコスト住宅メーカーアキュラホーム

カンナ社長のCMが記憶にある方も多いのではないでしょうか。ローコスト住宅でおなじみのハウスメーカーです。

建物価格を抑える秘訣は、“ジャーブネット”と呼ばれる工務店ネットワークです。ジャーブネットに登録している工務店を集めて、材料を大量発注することで低価格を実現しているのです。

設計に制限がありがちなローコスト住宅ですが、アキュラホームではありません。

S&I(スケルトン&インフェルノ)テクノロジーは、構造体の外周部分と内装部分を区分して作る技術です。

この技術が標準装備のため、自由度が高くライフスタイルに合わせた家を造れますね。

また尺モジュールとメーターモジュールどちらにも対応しており、敷地に建てられるギリギリまで床面積を設計するときなどに役立ちます。

ライフサイクルウォールは簡単に取り外し可能な間仕切り壁で、間取り変更がしやすいのが特徴です。子供が巣立った後の個室をつなげてリビングに変更など、将来のリフォーム費用が抑えられますね。

8位:パナホーム|パナソニックホームズ

パナホーム評判

世界の電機メーカー、パナソニックの住宅部門です。電設資材はもちろん、屋根や外壁などの建材も含めて自社製品のみで一軒作れるというから驚きの商品力ですね。

早い時期から換気システムに力を入れており、エコナビ搭載換気システムHEPA+を展開します。

床下から取り入れた空気を浄化し、家じゅうを通り抜けて換気するため湿気がこもりません。

パナソニック得意のエコナビ機能で、建物の内外温度差を感知し、最適な省エネ運転を行います。光熱費も軽減してくれるのはありがたいですね。

また、珪藻土を練りこんだ石膏ボードを標準仕様として壁に使用しています。部屋の湿度が高いときは湿気を吸い込み、低くなると放湿するという調湿効果を持ちます。

換気システムと相まって、いつでも気持ちのよい空気を味わえそうですね。

9位:ヘーベルハウス|旭化成ホームズ

ヘーベルハウス

へーベルハウスは旭化成が展開するハウスメーカーです。社名の「へーベル」とはALC(軽量気砲コンクリート)のことを言います。

へーベルボードは断熱性、耐久性、耐火性などが高く、メンテナンスを正しく行えば60年もつといわれています。

骨組みは重量鉄骨構造を採用し、軽量なへーベルボードのおかげもあり地震による揺れを1/2に低減可能としています。大きな地震が来ても安心ですね。

また、万が一転勤などの理由でへーベルハウスを手放すことになっても安心です。

グループ会社の旭化成不動産レジデンスが査定と買い取りをするため、ほかの不動産業者に売却するより高く買い取ってくれます。

高耐久なへーベルハウスですから、価値を正しく査定してくれるのはうれしいですね。

10位:一条工務店

木の質感と機能にこだわった、木造住宅を得意とするメーカーです。一般的によく使われる3寸5分(105mm)の柱を使う部分に、4寸(120mm)の無垢柱を使うなど、木には妥協をしません。

自社専用の商品開発を行っており、一般市場には出回らないキッチンやユニットバスを使用します。

使い心地にこだわった高グレードの設備を備えながら、コスト削減できるのがメリットです。食器洗浄機など、他社だとオプションになりがちな装備が標準なのはうれしいですよね。

オプション満載のモデルルームに夢が膨らんで、見積を取ってみたらびっくり、といったことがありません。

モデルハウス仕様が標準仕様となっており、現実的な仕様を実際に見学して確かめることができます。

そのほかの住宅着工戸数ランキング

住宅の着工数ランキングをご紹介します。先ほど説明したランキング以外のハウスメーカーや工務店を確認しましょう。

順位 メーカー名 年間着工棟数 売上高(億) 資本金(円) 主な工法
1位 積水ハウス 20,730 13,531 1865億 軽量鉄骨軸組
2位 ダイワハウス 14,685 16,099 1101億 軽量鉄骨軸組
3位 セキスイハイム 11,190 3,982 1000億 軽量鉄骨ユニット
4位 ミサワホーム 10,865 3,536 234億 木質系パネル
5位 タマホーム 10,793 1,885 7.73億 木造在来
6位 住友林業 9,555 7,239 276億 木造在来
7位 アキュラホーム 9,102 309 9317万 木造在来
8位 パナホーム 7,565 2,604 283億 軽量鉄骨軸組
9位 旭化成ホームズ 7,315 3,897 32.5億 重量鉄骨
10位 一条工務店 6,650 2,106 6.5億 木造在来
11位 三井ホーム 5,230 1,389 139億 ツーバイフォー
12位 アイフルホーム 5,077 306 28.5億 木造在来
13位 トヨタホーム 4,232 800 30億 軽量鉄骨ユニット
14位 エス・バイ・エル 1,929 448 3.59億 木質系パネル
15位 ユニバーサルホーム 1923 7.25億 木造在来
16位 クレバリーホーム 1,800 442 10.82億 木造在来
17位 東日本ハウス 1,800 518 38.7億 木造在来
18位 スウェーデンハウス 1,765 582 4億 ツーバイフォー
19位 住友不動産 1,733 505 G1228億 ツーバイフォー
20位 東急ホームズ 1,300 368 4億 ツーバイフォー
21位 土屋ホーム 679 316 71.1億 木造在来
22位 三菱地所ホーム 494 283 20.93億 ツーバイフォー
23位 レスコハウス 301 3.5億 RC系パネル
24位 ダイケンホーム 300 2千万 ツーバイフォー

出典:http://kantaro-design.com/ranking/rank-tousu.html

1、2、3位まで軽量鉄骨構法を得意とするメーカーなのは、地震の多い日本の特色かもしれませんね。

大手グループのハウスメーカー部門と、価格で勝るローコス住宅メーカーの二極化が目立ちます。

信頼と実績を持つ大手ハウスメーカーは、地震に強い家や、耐久性に優れた高級住宅が売れ筋商品です。対してローコスト住宅メーカーはコストを削減しつつ、設計の自由度を保つなど工夫が見られますね。

住宅着工件数の推移グラフ

新築住宅着工件数

出典:https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2017/cc/0620_3

住宅の着工数はここ数年横ばいを続けていますが、2030年まで緩やかに減少を続けると予想されています。

逆に空き家数、空き家率は年々上昇しており、2018年の17%から30%まで上昇すると予想されました。

空き家率が増えると、手入れされずに危険な状態になる、犯罪者が潜伏するなどの懸念が増加します。

政府は、特定の空き家に対して固定資産税を増やすなどの対策をして、空き家率の上昇を抑えようとしています。

こうした流れから、今後は中古住宅をリフォームして住むという選択肢が増えていくでしょう。

減少する住宅着工数に対して、リフォーム市場は2030年まで横ばいを続けるとみられています。

新築住宅は今後減っていく見込み

前述したように、住宅着工数は減少していくというのが業界の予想です。今まではマイホームを計画するとき、新築を建てる方がほとんどでした。

これからは、新築住宅を建てるのか、中古住宅をリフォームするのかといった選択肢が増えていくのでしょう。

このような流れを受けて、ハウスメーカーも変化しています。

長期優良住宅制度などをはじめ、長く住めることを前面に押し出した商品が増えています。

このような家は、税金の控除などで有利だったり、売却時に査定で有利になったりします。これから新築を検討している方は、長く付き合えるマイホームを計画するのが良いでしょう。

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