ハウスメーカーの特徴

セルコホームで家を建てる!坪単価や値段はどのくらい?口コミや評判を徹底解説

セルコホームで家を建てようと検討したとき、どのような家を建ててくれるのか気になりますよね。

家は、一生に一度の高価な買い物ですから、後悔したくありません。

なので、ハウスメーカーの評判は気になるのではないでしょうか。口コミや評判などを事前に調べてから購入するようにしてください。

そうすれば、後悔や失敗のない家づくりができます。

そこでこのページでは、セルコホームの坪単価や値段、評判や口コミなどを元にどのような家を建ててくれるのかをご紹介します。

セルコホームってどんな家?

セルコホーム(株)は、宮城県仙台市に本社を置き、カナダ住宅を輸入販売している会社です。そして、同社では北海道から九州までの広域でフランチャイズ事業を展開しています。

カナダ住宅は、住宅先進国の中でも最先端の省エネ・断熱性能を誇っています。セルコホームは、そのカナダ住宅の供給実績が国内No1の会社なのです。

同社の住宅コンセプトは、心地よい暮らしをテーマに「住まいの充実が住む人の人生を充実させる」とし、ブランド名を” THE HOME ”としています。

なお、セルコホームの住宅構造は、2×4ならびに2×6で、本体の販売坪単価は50~60万円台とされています。

セルコホームの特徴

広大なカナダには、極寒の地から夏には 35℃を超える地域まであり、カナダ住宅にはそれぞれの地域に対応したノウハウが蓄積されています。

セルコホームでは、カナダ住宅のノウハウにセルコホーム・クオリティを加えた住宅をカナディアンツーバイと呼び、ブランド名をTHE HOMEとしているのです。

以下から、THE HOMEの特徴を紹介していきましょう。

1:品質・適正価格・安定供給( Good Design Good Quality Good Price

カナディアンツーバイでは、柱・壁・床といった主要な構造材に、カナダ産の良質な木材を使用しています。

そして、それらの品質・適正価格・安定供給を維持するために、セルコホームはカナダのバンクーバーにセルコカナダホームを設立しています。

つまり、セルコカナダホームがセルコホームの住宅図面を元に、建材や住宅製品を現地で直接調達し日本に発送しているのです。

カナダの良質な資材で建てられるカナディアンツーバイは6面体構造で、阪神淡路大震災の20%増しの実大振動実験でも、ほとんど損傷なしの結果がでています。

また、東日本大震災の地震・津波にもセルコホームの住宅が倒壊や流されることなく、ポツンと立っている写真は象徴的でした。

2:どんな環境でも快適に暮らせる

セルコホームの断熱材は、国内の一般的な住宅メーカーが採用しているグラスウールよりも密度の高い高性能なものです。

一般的に使用されているグラスウールが16K( 16kg/㎥ )に対して、セルコホームでは32K( 32kg/㎥ )のものが採用されています。

写真左が32Kで右が16Kです。その差は歴然ですね。

なお断熱材と共に、高耐久遮熱型透湿防水シートを併用することで高気密性能も確保しています。

その他では、木と樹脂あるいはアルミと樹脂の複合サッシ枠、そして複層あるいはトリプルガラスを採用した断熱サッシが用意されています。

さらに、24時間セントラル換気システムも用意されており、高断熱・高気密とも合わせて、ヒートショックのない快適な住環境を実現しているのです。

3:カナダ住宅の耐久性と多様なデザイン

百数十年前から受け継がれてきたカナダ住宅には、オールドスタイルながらも堅牢さと耐久性があり、根底には長く住み続けるという考え方があります。

この考え方を取り入れたセルコホームのカナディアンツーバイだからこそ、100年住みぐことができるのです。

なお、多文化を背景としたカナダ住宅のデザインには多様性があり、セルコホームでも様々なデザインバリエーションが用意されています。

長寿命の住宅に用意されている仕上げには、自然木の無垢材やオリジナルのブリック(レンガ)などがあり、いずれも耐久性の高いものです。

セルコホームのセレクトメイド

セルコホームのTHE HOMEでは、注文住宅の仕様として、セレクトメイドというシステムを持っています。

ユーザーは、躯体、外観(玄関ドア、窓を含む)、インテリアから希望するものを選べるようになっているのです。

躯体(住まいの性能)

THE HOMEの躯体には、SE body、26 body、24 bodyの3種類があり、SE bodyは、断熱・省エネ・気密ともに、世界最高水準の性能としています。

外観(玄関、窓を含む)

住宅様式は上の4種類とその他で5種類となっていますが、外壁の仕上げにはサイディング、ブリック、塗り壁などが選べるようになっています。

インテリア

内装のバリエーションは、オーク( Oak )、メイプル( Maple )、アルダー( Alder )の3種類で、いずれも自然木が多用されています。

セルコホームの事例・間取り

いわゆる輸入住宅の洋風の外観が、街並みにどのように溶け込めるのか、また実ユーザーがどのようなインテリアを選んでいるのか見てみましょう。

事例1:ブリックが上品な輸入住宅

シンプルな造形とブリックが魅力の外観

急勾配の2連の三角屋根、そしてホワイトの縁取りとブリック色が魅力です。

虚飾のないシンプルさと色合いに、長く住み引き継がれる耐久性と不変の上質感を感じます。

色を抑えた上品な色使い

外観同様に上質な印象を感じます。また、壁・天井のホワイトと床タイルとのカラーコーディネートが上品ですね。

緑と一体感のあるバルコニー

出典:https://tagle.jp/house/slc00000120003

緑に囲まれたバルコニーで、四季折々の変化が楽しめそうです。ただ、こまめに枯れ葉などの掃除やメンテナンスをしておかないと、藻やカビが生えやすい環境でもあります。

このバルコニーでも、建物の入隅部分に藻が生えているように見えますから注意ですね。

事例2:アーリー・ビクトリアンの家

上質で優しい外観

外壁はラップサイディングとカルチャードストンの組み合わせで、全体の色合いが何とも優しいコーディネートになっています。

ラップサイディングとは、下見張り、あるいは鎧張りとも呼ばれるもので、一般的なサイディングよりも高級なものです。

また、カルチャードストンとは、セメント系を素材として作られた自然石の風合いをだした化粧石です。

重厚なインテリアのリビング

外観の印象とはガラリと変わって、重厚感のあるインテリアになっています。

写真左奥がキッチンで、中央奥がダイニングです。

近年の日本住宅では、ワンルームタイプのLDKが増えていますが、輸入住宅では写真のように、ダイニングとリビングを別空間とする傾向があります。

作り付けの浴室

出典:https://tagle.jp/house/slc00000060001

作り付けの浴室が多いのも輸入住宅の特徴の一つです。ユニットバスと比べて、どちらが良いのかは一概に言えず、住宅に対する考え方の違いでしょう。

ほぼメンテナンスフリーのユニットバスを好む日本に対して、欧米ではオリジナルにこだわり、自らメンテナンスしながら永く使う考え方があります。

事例3:角地に立つ輸入住宅

ホワイトとグリーンでコーディネートされた外観

角地に立つ輸入住宅ですから、それなりに目立ちますね。

しかし、全体にまとまったデザインと、ホワイトのラップサイディングとグリーンのアクセントカラーが可愛い印象を演出しています。

それにしても、歩道の街灯デザインが建物に合わせたようにピッタリなのは驚きです。

オープンキッチンのLDK

フルオープンのLDKですが、ダイニングテーブル脇のキッチン作業台が、視覚的な空間のエリア分けの役目をしています。この作業台は輸入品でしょう。

ヌックとキッチン作業台

出典https://selcohome.jp/works/archives/house/64/#at

ダイニングテーブル奥に凹状の部分がありますが、これも輸入住宅プランに多い特徴の一つです。

この凹状の部分を一般的にはヌックといい、こじんまりした居心地いい空間の一角のことをいいます。

この住宅でもダイニングテーブルをリビング側に移動して、ヌック部分の窓際に小さなイスとテーブルを置けば、ひだまりのある快適な空間になります。

セルコホームの価格はいくら?

カナダ住宅の販売実績No1のセルコホームでは、どれくらいの価格になっているのでしょうか。気になりますよね。

セルコホームのユーザー口コミから、調べてみましょう。

<口コミ:2018-02-07>

私は、設備込み坪単価55万で契約しました。それにオプションでそれなりの内装と外装にして、結局坪70万です。

ほんとに、建て売りのような仕上がりで良ければ、坪55万って所じゃないですか?・・・以下略

(https://www.e-kodate.com/bbs/thread/352646/q/坪単価/)

口コミでは建物情報や坪単価に含まれている内容が不明ですが、参考になるのはオプションなしなら55万円/坪という数字でしょう。

何をもって建売のような仕上げと言うのか判りませんが、セルコホームの廉価版のラップサイディングは、一般的なサイディングに比べて高級なものです。

<口コミ:2019-04-04>

只今、検討してます。というかほぼ決まってるけど

四国、建坪36.5坪 、ジョージアンスタイルで総煉瓦2×6、トリプルガラス樹脂サッシ、無垢フローリング、薪ストーブ本体周辺煉瓦工事(本体別)
スタディカウンターやベンチ、家事室棚造作込み、カーテン、照明、外構別

坪単価:約48万、諸経費含む坪単価:約60万になってます。

セルコ以外でも同仕様で工務店2社相見積もりとると坪単価5万程上がったのでセルコにするつもり。

金額と仕様や性能とデザイン(煉瓦)のバランスが良いのがセルコかなと。
総煉瓦に惚れてるので、地方だとあまり選択肢が無いのも事実。こちらの営業はそんなに対応悪くないけどな~

(https://www.e-kodate.com/bbs/thread/352646/q/坪単価/?p=3)

延床面積の36.5坪は平均的な規模ですが、輸入住宅としては少し小さめかもしれません。

それにも関わらず、26、総レンガ、トリプルガラスの樹脂サッシで、本体価格48万円/坪は、お買い得です。

他社で見積もったら5万円/坪ほど高かったとのことですから、延床では180万円ほど安く買えたことにになりますね。

<口コミ:2017-11-17>

私が、ザ・ホームを購入したときは、1ドル=75円くらいの時でしたが、今日のニュースでは、110円!

輸入住宅であるセルコの価格は、円安でかなり高くなっているのだろうか?

(https://www.e-kodate.com/bbs/thread/352646/q/価格/?p=2)

ほとんどの建材や製品を輸入している輸入住宅では、為替が大きく販売価格に影響します。

使用頻度の高い建材や製品は、国内に一定量をストックしていると推測しますが、連続的に円安や円高になれば価格の変動は避けられません。

勿論、円安になると、販売価格は上がりるのです。

セルコホームの値引きはどのくらい?

口コミ情報などから、坪単価50~60万円/と言われるセルコホームで、値引きはあるのでしょうか。

販売価格同様に、口コミ情報から確認してみましょう。

<口コミ:2017-01-10>

公式サイトを検索したらキャンペーン情報が出てきました。

カナダ建国150年特別規格で1500ポイント(オプション価格100万円相当)のプレゼントだとか。
いつまでやってるとか、そういう案内が見当たらないです。新春キャンペーン期間中っていつまでなんでしょうか。
オプションの例が出ているので、あれとこれとと考えていると楽しいです。

あれもこれもとなると、1500ポイントなんてすぐなくなります。

(https://www.e-kodate.com/bbs/thread/352646/q/価格/?p=3)

キャンペーンとは言うものの、100万円相当の値引きは嬉しいですよね。

一般的に、値引きがキャンペーン時だけというのは考えられません。ですから、ある程度プランがまとまって見積りが出てきたら、値引き交渉をしてみてください。

<口コミ:2017-02-24

クレアハウスで検討していますが、36坪、附帯工事含まずオプションなしの本体価格のみで坪単価45万円です。

2年前に見積りしてもらった見積書が残っていたので比較してみたところ、その時は同じくらいの広さで坪単価42万円でした。前回はきれいな箱形でしたが、今回は少し凹凸がプラスされたのでそれが原因かもしれませんが。。。

また、オプション項目も金額がアップしているところもあり、以前より金額があがっているのでしょうか?

契約はまだですが、お値引きは7%で提示してもらっています。前回の見積書を見たことで妥当な金額なのかが分かりません。

https://www.e-kodate.com/bbs/thread/352646/q/坪単価/?p=2

契約前で7%の値引き提示なら、頑張れば10%も可能かも知れませんね。

クレアハウスとは、セルコホームの廉価版の商品名ですが、2019年現在の同社HPからはなくなっています。おそらく、2×4 body仕様と思われます。

口コミ:2013-05-21

セルコホームのチラシを見ていると、モニターハウスを募集していました。モニターハウスは限定5棟ですけどね。
しかし、このセルコホームのモニターハウスはお得で安い価格が設定されていますから限定5棟なんて・・・すぐに募集枠が埋まっちゃうのではないでしょうか?

セルコホームの広告によると、価格面では実質290万円も減額されるということでした。

290万円というのは大きいですよね。なぜなら、セルコホーム「親子のきずな」というプラン(約35坪)ですと通常価格は2320万円にもなります。
その価格で290万円も割安な価格になるということは、10%近いお得な価格だということです。モニター価格にしますと、2100万円!さらに、照明器具とカーテンも付いてくるというのです。・・・以下略

(http://schoolsinse.blog95.fc2.com/blog-entry-150.html)

契約物件の上棟・完成見学会や、展示モニターは他のハウスメーカーでもよくやっている方法です。実ユーザーへの値引きサービスと企業の販促活動利用との一挙両得の方法です。

口コミで紹介されている290万円相当の値引き額に照明器具等が含まれているのか否かは不明ですが、割引率では12.5%になります。

限定5棟とは言うものの、そんな募集があればチャンスですね。カナダ住宅を希望されている方は、セルコホームのチラシやHPをこまめにチェックしておくようにしましょう。

セルコホームで家を建てるコツ

上で述べたように、セルコホームの建材や製品のほとんどは輸入品です。

従って、セルコカナダホームが現地で発注した後の変更やオプション追加は、時間がかかりコストが割高になる可能性があります。

場合によってはキャンセル料が発生するかもしれません。

ですから、図面や仕様の内容を十分に把握し、変更や追加がないことを十分に確認してから契約するようにしてください。

これは、一般的なハウスメーカーにも共通のことですが、輸入住宅では特に注意しておく必要があります。

ほかの住宅メーカーにも話を聞こう

輸入住宅を販売しているハウスメーカーは、セルコホーム以外にも数社あり、カナダ住宅もバリエーションに持っています。

ですから、セルコホームで話を進める際には、他の輸入住宅メーカー、そして日本住宅のハウスメーカーも含めて話を聞くようにしてください。

他のハウスメーカーの話を聞くことで、輸入住宅やセルコホームを選ぶことの妥当性の有無がより明確になるはずです。

相見積りを必ず行う

注文住宅相見積もり

一口に輸入住宅あるいはカナダ住宅といっても、その中身は様々です。セルコホームのように大半の建材・製品を輸入している住宅会社があれば、外観だけ輸入住宅風のものもあります。

当然、完成した家の味わいや印象は異なり、価格も異なります。そして、同じ輸入材を指定した場合、価格が大きく異る場合もあるのです。

上の図では、最高額と最低額では1,400万円もの差があります。これは、企業規模の大小と共に、各住宅会社によって得手不得手があることも一因です。

自社が使用する建材や製品を、現地で直接発注・輸入する部門を持っているセルコホームは、それだけでも有利になります。

それでも、新築する際には相見積りをとるようにしてください。相見積りは、後悔しないために最低限必要なものです。

無料でカタログをもらおう

カナダ住宅あるいは輸入住宅を選ぶ理由が、単にデザインであっても構いません。

しかし、一生に一度の買い物ですから、できれば性能や維持メンテナンスなどの情報も確認しておくべきでしょう。

そのためには、各ハウスメーカーの情報を集めることが必要になります。そんな時に、インターネットによる一括資料請求が便利でおすすめです。

この無料のサービスで送られてくる各ハウスメーカーのカタログを元に、比較検討を重ね、後悔のないハウスメーカー選びとしてください。

【悪用厳禁】注文住宅を723万円も安く買ったコツ

住宅は一生に一度の高価な買い物です。数千万円単位になるため、できれば値段を安くしたいものです。

実は値段の高い注文住宅ですが、建売よりも安く家を建てられる方法があるってご存知ですか?

建売でもいいですが、せっかくであれば自由に仕様や間取りを選べる注文住宅がいいですよね。

ただ、注文住宅は失敗してしまう方がほとんどです。夢のマイホームで後悔したくないですよね。

【FP監修】建売よりも安く失敗しない注文住宅を建てるコツはこちら

※お断り自由・完全無料

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