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【セキスイハイムの平屋】ドマーニを選ぶ理由とは?価格は?

掲載元:セキスイハイム

鉄骨構造のフラット屋根のイメージが強いセキスイハイムですが、同社には勾配屋根の商品も多く、その代表的な商品としてドマーニがあります。

ドマーニはイタリア語の明日という意味で、「時を経ても続く価値ある住まい」が、明日から明日へと続く、まさにセキスイハイムのポリシーを表した名称ですね。

同社には、クリーンエネルギー利用の「おひさまハイム」、そして快適エアリーT-SASの「あったかハイム」など、セキスイハイムを特徴づけているアイテムが色々あります。ですが、ドマーニの最大の特徴としては、先に述べた勾配屋根の外観でしょう。

本記事では、鉄骨造の平屋ドマーニを選ぶ理由と価格について紹介していきます。

ドマーニの特徴と選ぶ理由

掲載元:セキスイハイム

冒頭で、ドマーニの特徴の一部を紹介しましたが、セキスイハイムのHPやカタログでは、外壁磁器タイル、先進のスマートハウス、高気密・高断熱をベースにした快適エアリーT-SAS、強靭な耐震構造なども挙げています。

つまり、ドマーニはセキスイハイムの主力商品パルフェと同様のフルスペックを備えており、同社の中でもハイエンドクラスの商品なんですね。

フラット屋根が多い同社商品の中での勾配屋根の採用は、おそらく競合する他の木造住宅メーカーを意識したものでしょう。デザインバリエーションの中には、写真のような木造住宅かと思えるほどの自然な外観のものがあります。

勾配屋根の下には、comfort(快適さ)とattic(屋根裏空間)とを組み合わせた造語のコンファティックがあり、ドマーニの最大の特徴となっています。

その他のドマーニを選ぶ理由としては、太陽光発電パネルを載せた時の外観がフラット屋根に比べてスッキリ見えるということがあります。特に屋根一体型の場合は、よりシンプルでスマートに見え、外観重視のユーザーに好まれています。

掲載元:セキスイハイム/勾配屋根

掲載元:セキスイハイム/フラット屋根

太陽光発電パネルの発電効率はパネルの東西南北の向きによって異なりますが、設置角度(勾配)によっても異なります。そして、最も効率のよいのは30度ほどの勾配だといわれており、フラット屋根に設置する場合も架台を設けて勾配を付けています。

これには、太陽の軌跡と高度の関係があり、北海道と沖縄あるいは屋根の東西南北の向きでベストな角度は異なるのですが、いずれにしても一般的に水平には設置されません。ですから、フラット屋根に設置するよりも勾配屋根に設置する方が合理的なんですね。

小屋裏、ロフトの建築基準法上の扱い

小屋裏やロフトは基準法では「小屋裏物置等」で定義されており、その規模や形状によって、基準法で定める延床面積や階数に含まれるものと含まれないものがあります。

延床面積や階数に含まれない小屋裏・ロフト

掲載元:セキスイハイム/小屋裏収納

基準法では、小屋裏物置等がある階の床面積の1/2未満とすること、そして小屋裏物置等の最高内法高さ(床の仕上げから天井の仕上げまでの高さ)が1.4m以下であること、となっています。

ここで、小屋裏物置等がある階とは、出入りや出し入れする階のことで、2階からの利用であれば2階の床面積、1階からの利用であれば1階の床面積となります。

掲載元:セキスイハイム/スキップフロア

写真のスキップフロア利用の下部スペースも、小屋裏物置等の基準が適用されます。このモデルの場合、スキップフロア部分は1階床面積に算入されますが、下部のペット用のスペースは、延床面積にも階数にも算入されません。

延床面積・階数に算入される小屋裏利用

掲載元:セキスイハイム/1.5階

やはり魅力的な小屋裏空間とするには、写真のような開放感や日常生活の中でライフスタイルに変化を与えてくれるタイプでしょう。写真の天井高さは明らかに1.4mを超えていますから、延床面積にも階数にも算入されます。いわゆる、小屋裏2階建てですね。

補足

以上、小屋裏利用やロフトに関する建築基準法上の扱いについて説明しましたが、現実問題として、基準法違反でない限り、直接的にユーザーには関係のないことです。それらは、建築確認申請を行うメーカー側の問題です。

むしろ、小屋裏利用に必要な費用や、延床面積・階数に含まれるか否かによって異なる固定資産税の方が気になると思います。これについては、後述の平屋ドマーニの価格と固定資産税のところで紹介します。

なお、基準法とは関係ありませんが、業界で使われる用語に工事面積があります。これは、床面積には算入されないが、実際には工事(コスト)が必要な部分を含めた面積で、玄関ポーチやテラス・バルコニー、そして吹抜けや小屋裏利用部分などが含まれます。

つまり、床面積や階数に含まれないからと言って安くなるわけではなく、天井の高さを1.4m以下に抑えたからと言って、安くなるわけでもないのです。

平屋ドマーニの価格は高い?固定資産税は増える?

掲載元:セキスイハイム

フラット屋根と勾配屋根のどちらが安いか、となると常識的にはフラット屋根になります。

セキスイハイムの主力商品であるフラット屋根のパルフェの価格は、90〜100万円/坪とされており、勾配屋根を持つドマーニの価格は95〜110万円/坪となっています。

いずれの商品も性能や仕様がほぼ同じですから、やはり勾配屋根の構造や小屋裏の内装などで、高くなるのでしょう。

すでに触れたように、小屋裏が基準法上の床面積や階数に含まれると固定資産税の対象となります。

固定資産税の計算式は、評価額(新築価格の60%)×0.014 が一般的に知られています。そして、2024年3月31日までに新築した場合は、新築から3年間、長期優良住宅では7年間の優遇措置があり、評価額を1/2にするとされています。

仮に、フラット屋根と勾配屋根の坪単価差額が5万円とした場合、延床30坪では150万円の差額が発生します。つまり、勾配屋根と小屋裏利用のコストです。

これを上の式に当てはめると、年間の固定資産税の差額は、150×0.6×0.014=1.26万円となり優遇措置では0.63万円となりますが、実際には年に数千円程度でしょう。

先の評価額は新築の60%としていますが、実際にはこまかな評価項目があり、その中で床面積も影響しています。ですが、やはり大きく影響するのは元々の新築価格です。

先に小屋裏やロフトを床面積や階数に含めるか否かは関係なく、工事面積に含まれるため価格は変わらないと述べました。であれば、使いやすくライフスタイルを豊かにしてくれる小屋裏空間にすることを勧めます。

ドマーニの口コミ評価

以上、平屋ドマーニを紹介してきましたが、実際に建てられたユーザーの評価はどうでしょうか?ドマーニの小屋裏利用に的を絞って2・3紹介しましょう。

屋根裏は窓もあり屋根裏部屋というより、一つの居住空間となっていて気に入ってます。ただ、当初冷暖房はいらないだろうと話がありつけなかったのですが、さすがに夏場は暑く耐えられなかったので、冷暖房を後付けしました。

小屋裏そのものは気に入っているが、セキスイハイムのエアリーT-SASは小屋裏にまでは行き渡らないようです。他の居住スペースとの繋がり方によっても異なりますが、温かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まる性質がありますから、夏の冷房対策は必要かもしれませんね。

外観が特に気に入ってドマーニにしました。10年たった今でも外壁が古くなった感じは全くしません。

高価な磁器タイルですが、塗替えの必要がないため長期的にみれば、ランニングコストが安くなる例ですね。そして、勾配屋根の外観の方が受け入れ安いのでしょうね。

ドマーニの屋根裏が便利で気に入ってます。最初は物置にしようと計画していたのですが、別で収納が十分とれたので、シアタールームにしました。

物置の予定からシアタールームにしたことで、ライフスタイルのバリエーションが一つ増えた例です。本記事でも提案したように、建築基準法の小屋裏制限にこだわらず住空間の充実を優先することをお勧めします。

まとめ

ドマーニは、セキスイハイムの中でもハイエンドクラスの商品です。耐震性能等級3、断熱等性能等級4、そして長期優良住宅基準は各商品に共通ですが、外壁磁器タイル、スマートハウス、全館冷暖房システムなどは、同社の主力商品パルフェと同様のハイスペックな仕様となっています。

ドマーニの外観上の特徴は、勾配屋根を採用した自然なデザインで、小屋裏を利用したコンファティック(快適な屋根裏空間)も大きな特徴となっています。

コンファティックは、平屋の良さを残しながらも、快適なライフスタイルのバリエーションを豊かにしてくれるのです。言いかえれば、平屋こそ勾配屋根のドマーニを選ぶべきともいえます。

ドマーニの価格はパルフェよりも5〜10万円/坪ほど高くなりますが、勾配屋根の自然なデザインとコンファティックの付加価値は、それに十分見合うものといえるでしょう。

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