平屋

【セキスイハイムの平屋】30坪を有効利用する間取りとは?

30坪をメートル法で表せば、約100㎡になります。30と100、分かりやすいですね。では、住宅の広さで30坪と聞くと、どんなイメージを持たれるでしょうか。

参考に、国交省の統計では、H13年の持ち家の平均延床面積は137㎡(41.44坪)で、その後減少してきて、R2は117.9㎡(35.66坪)となっています。残念ながら、日本経済の停滞が影響しているのでしょうね。

減少してきているとは言え、住宅の床面積30坪は全国平均に比べると、十分な広さとはいえません。ただし、これは世帯人数によって異なりますし、工夫次第では快適な住空間とすることができると思います。

本記事では、セキスイハイムのプランを元に、平屋30坪の間取りの可能性と家族構成に適した間取りなどを紹介していきます。

国が考える必要な広さ

国の政策の一つに、国民の住生活向上のための誘導居住面積水準および最低居住面積水準というのを設けています。もちろん、強制ではなく、あくまでも指針です。

誘導居住面積水準(国土交通行政関係資料より)

上表で、一般型とは、都市郊外および都市部以外の地域を指し、都市居住型とは、都市中心およびその周辺の共同住宅(マンションなど)としています。

したがって、本記事の戸建て平屋住宅に該当するのは一般型が中心ですが、一般的にマンションの専有部分はワンフロアで平屋にも通じるため、都市居住型の誘導居住面積も参考になると思います。

2人以上の誘導居住面積の計算式は、( 25㎡、20㎡ )× 世帯人数 +( 25㎡、15㎡ ) となっており、( )内は、一般型、都市居住型としています。

これによると、床面積30坪(100㎡)は、一般型の3人と都市居住型の4人となります。

それらを踏まえて、30坪で家族構成3人あるいは4人の間取りとは、どのような部屋の大きさや間取りになるのか、セキスイハイムの平屋プランで検証してみましょう。

セキスイハイムの平屋、鉄骨系と木質系、どちらを選ぶ?

セキスイハイムの住宅構造には、鉄骨系と木質系があります。鉄骨系のボックスラーメン構造は有名ですが、木質系2×6の木造枠組壁工法のグランツーユーも人気があります。

セキスイハイムでは鉄骨系も木質系も、耐震性能と断熱等性能を、それぞれ最高等級とし、長期優良住宅基準を標準仕様としています。ですから、住宅の基本性能は互角とみていいでしょう。

明らかに違うのは、その外観で、フラット屋根を中心にしたボックスラーメン構造の鉄骨系に対して、勾配屋根の木質系かになります。また、鉄骨系のユニット工法は、施工現場での工期が圧倒的に短いことも特徴です。

間取りのフレキスブル性に関しては、大開口や大空間が得意の鉄骨系に対して、細かな凹凸のプランにも対応できる木質系となります。

以上、それぞれをの特徴を紹介しましたが、どちらを選ぶかの判断は難しいものですよね。ですから、特にこだわりがなければ、初めに鉄骨系か木質系かを選ぶのではなく、希望するプランがどちらの構造に適しているかをメーカーに委ねるのも一つの方法です。

平屋30坪で可能な間取

先に、世帯人数による誘導居住面積水準を紹介しましたが、入居して十数年後には子供の独立などで家族数が変わり、それによってライフスタイルも変化します。

一方、家族数やライフスタイルが変わったからと言って、リフォームで間取り変更するのも現実的には難しいものです。

使わなくなった部屋をそのままにしておくのも一つの選択ですが、できればより快適で豊かなライフスタイルを送れるように、空室の活用方法も考えておくべきでしょう。

ここでは、平屋30坪における可能な間取りと十数年後のライフスタイルの変化にどのように対応できるかも合わせて検証してみます。

夫婦+子供2人の間取り

セキスイハイム:1.5階プラン/1階:102.43㎡(30.98坪)/3LDK+小屋裏スペース(13.03㎡)

標準的な家族構成(夫婦+子供2人)を想定した、1階床面積30坪の3LDK+小屋裏居住スペースのプランです。ここでは、子供部屋を共有のベッドルームと勉強部屋としていますが、独立させることも可能で、将来は書斎やゲストルームとすることもできます。

このプランでの各個室は十分な広さがあるとは言えません。ですが、その分LDKを広くしており、家族団らんのスペースを重視した間取りといえるでしょう。

小屋裏部分はバルコニーと一体のもので、ガーデニングや天体観測などと色々な利用方法が考えられる楽しそうな空間ですね。

夫婦+子供1人の間取り

セキスイハイム:平屋/31.96坪(105.67㎡):3LDK+小屋裏収納(17.84㎡)

先のプランと同じ3LDKですが、家族構成は夫婦と子供1人を想定したものです。ダイニングに隣接している洋室(1)はオーナーの意図が感じられるスペースで、書斎や家事室あるいはゲストルームなどの多目的な用途なのでしょう。

現状の洋室(2)は、子供室としても狭いと思いますが、将来の書斎には適した大きさですね。

ダイニング・キッチン上部の階段付き小屋裏収納スペースは、季節物の寝具類や衣服などの収納には便利ですが、窓がないため書斎やゲストルームには向いていません。

夫婦のライフスタイルを豊かにする間取り

セキスイハイム:グランツーユー/197.07 ㎡(32.4坪)/1LDK+書斎+小屋裏収納

32坪と少し大きめの平屋ですが、それ以上にゆったりとした広さを感じます。畳コーナーや書斎、そして広いテラスからは、多様なライフスタイルが感じられます。広めのLDKとテラスを利用すれば、少人数のホームパーティーも可能でしょう。

全体的に余裕のある空間が、ライフスタイルのバリエーションを豊かにしてくれる好例で、夫婦2人で落ち着いた時間を過ごせる素敵な間取りです。

中庭・テラス、屋上の活用

平屋30坪は、一般的な2階建ての30坪に比べて庭のスペースが少なくなります。それに対する工夫例を紹介しましょう。

リビング+テラス

セキスイハイム:平屋/そだての家

例えば、寝室や個室に面積を取られて、床面積30坪ではリビングに十分な広さが確保出来ない場合もあります。その場合、隣接して屋外テラスを設けると、視覚的にも実用的にもリビングに広がりをあたえ、活用幅が広がります。

季節の良い時期なら窓を開放すると、より一体感がでて、休日などは屋外テラスが中心にさえなるでしょう。

屋上テラス

セキスイハイム:1.5階

セキスイハイムの1.5階の平屋プランでは、小屋裏部分から屋上テラスを利用することができます。特に、まとまった広さの庭が確保出来ない場合に有効で、手すり壁を目隠し兼用とすれば、プライバシーも気にならないアウトドアリビングになります。

中庭テラス

掲載元:セキスイハイム

中庭は、先の屋上テラス同様にまとまった広さの庭が確保できない場合に有効です。また、周囲を回遊動線にすると屋内とのつながりが一層深まります。

さらに、日常生活の中で常に視界にはいることや、中庭からの天空光が暗くなりがちな平屋の間取りに開放感を与えてくれます。

外部からのプライバシーを確保できるため、写真のような食事風景や、子供の遊び場、簡易キャンプ、日光浴など、様々なプチアウトドアライフが楽しめます。

まとめ

本記事で、国交省の世帯人数による誘導居住面積水準を紹介しました。それによると、床面積30坪では、世帯人数は3人か4人で、それを裏付けるように、紹介した各プランでも最大で3LDKの間取りが限度だということが分かりました。

しかし、最低居住面積水準は別にして、住まいには間取りと広さだけではなく、ライフスタイルを豊かにするプラスαも必要です。

一方、そのプラスαの付加価値は、人それぞれのライフスタイルによって異なりますし、子供の独立や加齢などでも変化していきます。自身や家族の現在と将来のライフスタイルをどのようにイメージするか、本記事をきっかけに考えてみませんか。

今回は、セキスイハイムの平屋30坪プランを元に色々と紹介しましたが、競合する他社メーカーにも優れたプランがあります。

一生に一度の新築ですから、出来るだけ多くを比較検討できるように他社メーカーの情報や資料も前もって集めておくことを勧めます。なお、各社の情報や資料収集には、ネット上での無料の一括資料請求が便利です。

【悪用厳禁】注文住宅を723万円も安く買ったコツ

住宅は一生に一度の高価な買い物です。数千万円単位になるため、できれば値段を安くしたいものです。

実は値段の高い注文住宅ですが、建売よりも安く家を建てられる方法があるってご存知ですか?

建売でもいいですが、せっかくであれば自由に仕様や間取りを選べる注文住宅がいいですよね。

ただ、注文住宅は失敗してしまう方がほとんどです。夢のマイホームで後悔したくないですよね。

【FP監修】建売よりも安く失敗しない注文住宅を建てるコツはこちら

※お断り自由・完全無料

合わせて読まれている記事
トップへ戻る