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【セキスイハイムの平屋】2LDKのライフスタイルとは?

出典:セキスイハイム

2LDKの間取りといえば、主寝室と個室が1室、リビング・ダイニング・キッチン、そしてその他の水回り室などとなるのが一般的ですね。一方で、リビングに接したオープンな和室や、書斎などを含めて2LDKとしている場合もあります。

しかし、前者と後者では同じ2LDKでも、そのライフスタイルは全く異なります。

そこで、本記事では前者の主寝室と個室1室の間取りを中心にして、その住まい方などについて紹介していきます。

住宅メーカーの中でも、セキスイハイムは平屋に力をいれているメーカーで、施工事例も多く紹介されています。その中から、いくつかをピックアップしますので、参考にしてくださいね。

平屋2LDKで考えられるライフスタイル

間取りは、家族数に合わせた個室を中心にして計画されるのが普通です。例えば、夫婦と子供1人なら2LDK、子供2人なら3LDKというようにです。

ですが、同じ2LDKでも上記以外にも、夫婦2人だけ、夫婦と親、という場合もあります。また、将来的には家族構成が変わることも想定しておかなければなりません。

そんな家族構成や十数年後のことをイメージしながら、シミュレーションしてみましょう。

夫婦2人の場合

夫婦2人の2LDKでは、1室は来客用あるいは書斎やホビールームとする場合が多いと思います。

しかし、ダブルインカム(共働き)で、それぞれがキャリアを積むライフスタイルの場合には、それぞれを書斎を兼ねた寝室、あるいは1室を2人共用のリモートワークルームとすることも考えられます。

いずれにしても、ダブルインカム・ノーキッズがライフスタイルですから、2LDKでもほぼ満足のいく間取りが可能です。

夫婦と子供がいる場合

家を新築するタイミングで一番多いのは、第一子が小学校に入学するころだそうです。これは、世帯収入や第二子の有無、そして子供を含めたライフスタイルが見えてくるからでしょう。

その上で2LDKとするなら、子供1人に1室を与えるか、あるいは兄弟や姉妹にシェアさせるかの問題になります。さらに、子供が同性か異性かでも考え方が変わりますよね。

ここで考えて欲しいのは、無条件で子供の数だけ子供部屋を用意するのが最適かどうか、ということです。

特に、平屋では部屋数を増やせば多少なりとも床面積、つまり建築面積が増え、限られた建ぺい率(建築面積/敷地面積)の中では、それぞれの居室を狭くせざるを得ないことにもなりかねないのです。

夫婦と親の場合(二世帯住宅ではない)

あまり多いケースではないかもしれませんが、夫婦と親の場合は2LDKが最低限の間取りとなります。

この場合、親の部屋を夫婦2人の寝室と同等以上に広く、収納も十分に配置しておく必要があります。また、親の高齢化に配慮して、トイレ・洗面・浴室などの動線を短くしておく必要があるでしょう。

 

以上の各ライフスタイルの共通事項として、限られた床面積と2LDKの中では、各居室が狭くなりがちになることがあります。

ですが、家族が集うLDKは家族数にあった広さ以上とすることを強く勧めます。マイホームの中心であるLDKが狭くて居心地が悪いのでは、つまらないですよね。

子供部屋の工夫

子供1人を含めた家族数が3人なら2LDKで特に問題ありませんが、子供が2人いる場合はどうでしょうか。

1部屋を子供2人が使う場合で多いのが二段ベッドの利用ですが、ここではそれ以外の工夫を考えてみましょう。

初めから二部屋に間仕切れるようにしておく

出典:life-p.biz

もともと2部屋に分けられる広さと形状があるわけですから、実質的には3LDKとも言えます。ですが、子供たちの成長や巣立ちに合わせて間仕切りを変更させたり、再び1室にして夫婦の多目的ルームとしたりすることができます。

上図は、可動間仕切り収納を利用した例ですが、同性の子供であれば、一般的な本棚を簡易間仕切りとすることも可能でしょう。(下図参照)その場合は、エアコンも1台ですみますね。

出典:kagu.koizumi.co.jp

なお、可動間仕切り収納は建材メーカーなどで製品化されていますが、セキスイ・インテリアにも、可動間仕切りFAMO(ファーモ)があります。

ベッド下の有効活用

出典:http://archindugio.wixsite.com

二段ベッドの欠点の一つに、上下寝台の上部に圧迫感があることです。そして、一般的なベッドでは「寝台上部の空間がもったいない」というのがあります。

上の写真は、それらを解決して、学習机を寝台下部に設置した省スペースの家具です。なお、写真は2人用ですが、1人用のものもあります。

間仕切りとなる変形二段ベッド

出典:houseimage.co.jp

これもグッドアイデアの2段ベッドです。これなら、省スペースだけでなく、間仕切りにもなりますから、子供が異性の場合も巣立つまで利用できますね。

残念なのは、この形状の家具は市販されておらず、造り付けとなることです。費用は、市販の2段ベッドより高く、一般的なベッド2台分と同等か安いというところでしょう。

 

以上、子供部屋をコンパクトに納めるアイデアを紹介しましたが、個室としての子供室のミニマムな広さは4.5帖ほどになります。シェアする場合の一人あたりの面積はもう少し小さくなると思いますが、できるなら9帖ほどの1室を2LDKに組み込むようにしてください。

たとえ同性でも部屋をシェアするのは、やがては不満の原因となります。ですから、ベッド・机・収納をいかに使いやすくコンパクトに計画して、せまくても子供達が快適に過ごせる空間を工夫することがポイントとなります。

子供の個室はいくつから必要?

出典:suvaco.jp

あるアンケート調査によると、子供に個室を与える年齢は、小学校の低学年と高学年が多く、合わせると63%ほどになっています。(ミキハウス子育て総研)

これも、先に述べた第一子が小学校に入学するころに新築するユーザーが多いことに繋がっているのでしょう。また、異性の場合は、中学から高校の間に分けているようです。

これらから、最初はシェアしていた子供部屋も早ければ新築から5年ほどで分割が必要になってきます。

ですから、子供が2人以上となる場合は、初めからどのようなスタイルで子供部屋を与えるかを考えておく必要があります。

限られた床面積の中で、LDKや主寝室を削ってでも子供の数に合わせた間取りとするか、多少狭くてもシェアさせるかなど、迷いだしたらきりがないかもしれません。

全てが中途半端な広さの間取りとするよりも、メリハリをつけ、家族が団欒しコミニュケーションをはかるLDKを最優先するべきでしょう。

セキスイハイムの平屋2LDKプラン例

床面積に余裕があれば、各居室をゆったりとることも、必要な部屋数、さらにはプラスアルファ空間をつけることもできます。つまり、2LDKとする必要はないのです。

しかし、敷地面積などの問題から、2LDKの間取りとなることもあります。いくつかの2LDKプランを紹介しましょう。

オーソドックスな2LDK

セキスイハイム施工事例 床面積:79.52㎡(24.05坪)、2LDK

2LDKを最小限で収めたような、床面積24坪の間取りです。ダイニング横にカウンターがあり、子供が小さい時には、ここで学習する姿を想像できます。ただ、洗面所と子供室の中途半端な広さが気になります。もちろん、何かの意図があったのだと思います。

夫婦と親の場合

セキスイハイム施工事例 床面積:93.29㎡(28.22坪)2LDK

和室を親あるいは来客用として使える2LDKです。先のプランに比べて4坪ほど大きいため、全体に余裕が感じられます。和室を洋室に変えれば子供部屋にもなりますので、汎用性の高いプランですね。

子供部屋の分割を想定した2LDK

セキスイハイム施工事例 床面積:90.66㎡(27.42坪)、2(3)LDK

あらかじめ子供部屋の分割を想定しているこの間取りは、実質的には3LDKですね。各子供部屋は6帖相当の広さがあるため、初めから分割しても良かったのでは?という考え方があります。

反面、分割を可動間仕切りで行い、将来1室に戻した時には、書斎コーナーなどを含めた主寝室とし、現在の主寝室をホビールームや来客用とするなど、色々な活用方法が考えられます。

そのように、限られた2LDKの間取りでは、できる限りライフスタイルに合った活用方法を考えておく必要があるのではないでしょうか。

以上は、2LDKのほんの一例ですが、コンパクトにまとめれば、床面積24〜28坪で納められることがわかります。セキスイハイムの鉄骨系なら、本体価格で1,680〜1,960万円、木質系なら1,440〜1,680万円ほどになります。

まとめ

賃貸なら、その時の家族構成や住まい方で必要な間取りのマンションやアパートを選べばよく、合わなくなれば住み替えればいいのですから気が楽です。ですが、マイホームとなると、簡単には住み替えができないため慎重にならざるを得ません。

その上で、敷地面積などの条件から2LDKとするなら、将来を含めた明確な住まい方のイメージを持っておくべきでしょう。

2LDKをコンパクトにまとめれば、床面積は24〜28坪となり、セキスイハイムの鉄骨系なら、本体価格で1,680〜1,960万円、木質系なら1,440〜1,680万円ほどになります。

限られた床面積、そして中途半端に思える2LDKも工夫次第では、満足のいくマイホームとすることが可能です。本記事が、そのヒントになれば幸いです。

なお、団塊世代から始まった平屋の人気は、若い世代にも広がり、セキスイハイムだけでなく、各住宅メーカーも商品化しています。

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