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平屋40坪の価格や相場はいくら?注文住宅の値段が高くなる場合の対処法

注文住宅平屋40坪

ローコスト住宅メーカーに依頼したり、設計を工夫したりすれば、平屋が安く建てられるというのはご存知でしょうか。

その中で、40坪の価格や相場が気になるという方は多く見られます。

住宅としても平均的な大きさになるので、気になりますよね。また、注文住宅は一生に一度の高価な買い物です。

適正価格で家を建てるためにも、どのくらいの値段で建てるのか知っておきましょう。

このページでは、平屋の40坪の相場をご紹介します。平屋で40坪の多さを検討している方のための記事なので、役立つはずです。

最後まで読めば、平屋の価格相場や安く建てるためのノウハウが分かりますよ!

平屋の40坪の価格は1,000万円前後から

2階がなくて、住宅内の移動がしやすい平屋ですが、どのくらいの価格から購入が可能なのでしょうか。

ここでは、平屋の購入価格や建てるうえで知っておいた方がよいことを紹介します。

ローコスト住宅メーカーなら1,000前後で建築可能

平屋の建築費用ですが、30~40坪のものであれば1,000万円ほどで建てることも可能です。

ただ、ローコスト住宅メーカーでないと、2,000万円弱かかってしまうことが多いですね。

こういった事情があるため、「どうしても1,000万円ちょっとしか予算を捻出できない」という人は、ローコスト住宅メーカーへ相談しに行くのがよいでしょう。

ローコスト住宅メーカーといっても様々な業者がいます。そうなると、どの業者に相談したらよいか悩んでしまいますよね。

もし、どの業者にするか悩んだときには、「坪あたりの単価がどうなっているか」「その業者の営業担当がよい人か」という点に注目してみてください。

これらの点が優れている業者なら、「予算を抑えつつ、よい家を建てる」ということが可能でしょう。

こだわれば高くなってしまうので注意

「こだわると高くつく」という話は様々なものにいえることで、住宅もそのうちの1つですね。

たとえば、「こういった建材を使って、この設備はこちらのものに」という風に注文をしたとしましょう。

もし、その建材や設備が標準よりグレードの高いものだった場合、建設費用は通常より高くなることは容易に予想ができます。

このように、「これから長い間住む家だから、建材や設備にはこだわろう」というような考えで家を建てると、建設費用はより高くなるのです。

逆にいえば、こういったものにこだわらなければ、コストカットができます。

予算額と自分の理想をうまくすり合わせて、予算に収まりつつ満足度の高い家を建てましょう。

平屋と2階建ての建設費はそこまで差がない

平屋と2階建て、どちらの方がより建設費用がかかるかですが、「2階建ての方が安くつくれる」という声が多いですね。

「1階しかない平屋より2階建ての方が建設費は高い」というのは、少々おかしな話だと思うかもしれませんが、間違ってはいないのです。

何故、平屋の方が高くつくのかですが、坪単価で判断しているからですね。床面積が40坪の家を建てるとき、2階建てだと各階層に20坪ずつの面積を確保できます。

一方で平屋だと、1階部分のみで40坪確保する必要がありますね。

このように、平屋の方が1階の面積が広いため、費用のかかる基礎工事部分も2階建ての場合より広くなってしまうのです。

こういった背景があるため、1坪あたりの価格が平屋の方が高くなりますね。

ただ、1階部分の面積が同じ家を建てると考えれば、この話は変わってきます。

基礎工事がないおかげで安くつくれる2階部分がある家と、平屋の家の値段を比べれば、あまり差がなくなるわけです。

平屋40坪の価格・相場の事例を紹介

さて、次は実際にどんな平屋の住宅があるのかを見てもらいましょう。

実例に触れて、昨今の平屋がどういったものなのかのイメージをつかんでください。

シャープな形状の40坪の平屋:価格2,000万円~2,499万円

平屋40坪価格
本体価格 2,000万円~2,499万円
坪単価
延床面積 123.38m2
敷地面積 467.42m2
工法 2×4、2×6

2,000万円ほどで建てられるモダンな雰囲気がある平屋ですね。

外観からも分かる通り、太陽光発電システムを備えているのがポイントです。

太陽光発電をすると、「電気代の節約になる」「省エネになって地球環境に優しい」というメリット以外にも、「電力を売って収入を得ることが可能」という嬉しい話があります。

エコなだけでなく儲けることもできるというのは非常に素晴らしいですね。

太陽光パネルの次は、外装の色づかいに目を向けてみましょう。白と黒を主体としたスタイリッシュなものとなっていますね。

また、色だけでなく、屋根もまたきりっとしたデザインとなっています。こういったデザインとなっているため、スマートなデザインが好きな人へ特におすすめです。

内装・イメージ

平屋40坪価格 平屋40坪価格

天井に設置された洒落た照明と窓からの光が、リビングを明るく照らしていますね。白い壁紙や落ち着いた色づかいの床とテーブルに、よくマッチしているといえるでしょう。

この広いリビングでは、キッチンを眺めながらソファに座ってくつろぐことが可能です。

このつくりであれば、料理をしながらでもリビングにいる家族とコミュニケーションがとれますね。まさに家族団らんです。

間取り図

平屋40坪価格 平屋40坪価格

出典:https://suumo.jp/

広々としたリビングやキッチンがあるだけでなく、大きな部屋がいくつも用意されています。

平屋といっても延床面積が120㎡以上あるため、このようなゆったりとしたつくりを実現できるのでしょう。

また、クローゼットだけでなく、ロフトまでもが設けられているのも美点の1つですね。

ロフトのような大容量の収納スペースがあれば、「収納が少なくて困る」ということはないでしょう。

3000万円の平屋:延床面積 132.70m2

平屋40坪価格
本体価格 3000万円
坪単価 75万円
延床面積 132.70m2
敷地面積 425.12m2
工法 木造軸組

こちらは先ほどの例より少々高い、3,000万円の平屋となっています。

特徴は、見ての通り、四角いデザインですね。屋根までもが四角くなっているこの個性的なデザインは、なかなかに粋ではないでしょうか。

また、外装が白色のみで塗られているというのも、忘れてはならない特徴です。すっきりとしたホワイトの壁は、シンプルなデザインを好む人なら、きっと気に入ることでしょう。

内装・イメージ

平屋40坪価格 平屋40坪価格 平屋40坪価格

出典:https://suumo.jp

大きな窓から差し込む日光は、家の中へ暖かみのある明るさをもたらします。また、その窓を開ければ、自然の風も取り入れることができますね。

家の中にいながら、自然の力を感じられるデザインとなっているのです。

こういったデザインとなっているため、「庭を眺めながら食事をしたり、家族で会話をしたりしたい」という人にうってつけの家といえるでしょう。

平屋の価格・値段を安くする秘訣

先ほどの例では、2,000~3,000万円ほどの家を見てもらいましたが、「これらの家より安い家がよい」という人は、建設費を安くする必要がありますね。

そこで、ここでは平屋を建てるときにより安くつくるための秘訣を紹介します。

これらのポイントを押さえて、コストをより小さくした家を建てましょう。

設備のグレードを下げたり間取りをシンプルにする

鬼門お風呂

設備や間取りを工夫することで、建設費を抑えることが可能です。

まず、設備について説明しましょう。設備にはグレードが存在し、グレードが高ければ高いほど価格も高くなります。

そのため、設備にこだわれば、その分、建設に必要な費用が増えてしまうのです。

このことはグレードを下げれば下げるほど、コストカットになるということを示してもいます。建設費を安くしたい場合は、設備に目を向けてみてくださいね。

次に間取りについてですが、家というものは間取りが複雑であると建設費が高くなります。複雑であればあるほど、壁や柱の数が増えてしまいますからね。

複雑であれば高くなるということは、シンプルであれば安くなるということです。間取りをシンプルにして、壁や柱の数を少なくすれば、建設費を小さくすることが可能でしょう。

このように、設備のグレードを下げ、間取りを単純なものにすれば、建設コストを抑えられます。建設費用を小さくしたいときは、このことを思い出してくださいね。

ローコスト住宅メーカーに依頼する

ローコスト住宅と呼ばれる建設費用を抑えた家をつくっている業者へ依頼をすれば、建設コストを小さくすることが可能ですね。

間取りや設備を変更して費用を抑える以外にも、「安く建ててくれる業者を選ぶ」という手があるのです。

ただ、ローコスト住宅メーカーが建てた家は、そうでないメーカーが建てた家より性能面で劣ることでしょう。

ですが、安く建てただけあって、建て替えがしやすいというメリットがあります。「現在の家族構成なら、この家でOKです。

ゆくゆく大きな家に建て替えよう」なんて風なことが、ローコスト住宅だとやりやすいでしょうね。

相見積もりをして安い業者を選ぶ

注文住宅相見積もり

「設備や間取りを安いものにして、業者もローコスト住宅メーカーにした」としても、まだ終わりではありません。相見積もりという大切なことを行いましょう。

相見積もりとは、業者同士の見積もりを比較することです。

この相見積もりを行わないと、より安い値段で建てられることに気づかずに、建設をしてしまうことになりかねません。最悪、ぼったくり価格で家を建てることになるでしょう。

このように、相見積もりをすることで、より安く家を建てられる可能性が高くなります。

損をしないためにも、複数の業者へ同じ条件を出して、見積もりがどうなるのかをきちんと確認してくださいね。

まとめ

最後に、本記事で紹介した事柄をまとめてみましょう。

どのくらいの予算があれば平屋を建てられるかですが、最低1,000万円ほどあれば建設可能です。

ただ、1,000万円で建てるためには、ローコスト住宅メーカーに建設を依頼し、間取りや設備を工夫する必要があります。

また、業者を選ぶときには、複数の業者に見積もりを出してもらい、どの業者がより安い価格で家を建ててくれるかを確かめましょう。

これをしないと、最悪の場合、相場より高い値段で家を建てることになるでしょうね。

このように、ローコストで平屋を建てる方法はあります。本記事で紹介した事柄を基に、理想にマッチした家を建ててください。

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