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注文住宅のおしゃれなリビングの事例!失敗例と対処法も紹介

狭小ガレージハウス間取り

注文住宅の建築を行う際、「リビングをどのようなデザインにするべきか」は悩むポイントの1つです。

そして、「せっかく家を建てるなら、おしゃれなリビングにしたい」と考える方は多くいらっしゃいます。

このとき、注文住宅のリビングを決める前に「注文住宅のリビングの事例」をいくつかチェックしておくと、リビング選びの参考にできて便利です。

ただ、注文住宅のリビングでは失敗する方もいらっしゃるため、リビングでの失敗例や失敗しないためのポイントについても確認しておく必要があります。

そこで、こちらのページでは、おしゃれなリビングの事例とポイント、リビングでの失敗例と失敗しない方法について、それぞれご紹介します。

注文住宅のおしゃれなリビングの事例集

まずは、注文住宅のおしゃれなリビングの事例集をいくつかご紹介します。こちらの事例集を参考に、これから建築する注文住宅のリビングのデザインを考えてみましょう。

吹き抜けのあるリビング

吹き抜けがあるリビングにすると、室内に開放感が出て広く感じられるようになります。

また、猫を飼っているご家庭であれば、吹き抜けに加えて猫用の足場(ステップ)などを付けてみても良いでしょう。

吹き抜けがあり、温かみのあるリビング

出典:ハウスネットギャラリー 注文住宅

吹き抜けがあり、猫が渡るステップを設けたリビング

出典:ハウスネットギャラリー 注文住宅

リビング階段のあるリビング

リビング階段があるリビングにすると、2階に進む際にリビングにいる家族の目に留まるため、家族間のコミュニケーションがしやすくなります。

また、設置するリビング階段とリビングのデザインにはさまざまなものがあるため、家族で相談してデザインを考えてみるのが良いでしょう。

リビング階段がるビンテージ風のリビング

出典:ハウスネットギャラリー 注文住宅

リビング階段があるスタイリッシュなリビング

出典:ハウスネットギャラリー 注文住宅

天窓のあるリビング

リビングに天窓を設置することで、リビングに光が入り込みやすくなり、明るいリビングにすることが可能です。

また、自然の光が注ぎやすいリビングにすれば、照明による電気代の節約にもつながります。

天窓があって清潔感のあるリビング

出典:SUVACO

天窓がありコンクリート打ちっぱなしのリビング

出典:SUVACO

注文住宅のリビングをおしゃれにするポイント

注文住宅のリビングをおしゃれにするためのポイントには、以下のようなものがあげられます。

  • リビングに吹き抜けを設置する
  • リビングの隣に庭を設けて木や花などを設置
  • リビングの内装に無垢材や漆喰などを採り入れる
  • リビング内にリビング階段を設置する

注文住宅のリビングにおしゃれな要素を加えてみたい場合、ぜひこちらのポイントを参考にしてみてください。

リビングに吹き抜けを設置する

リビングに吹き抜けを設置する場合、リビングに開放感が生まれて、広々とした印象の空間にすることが可能です。

吹き抜けのあるリビング

出典:ハウスネットギャラリー 注文住宅

また、吹き抜けの上部に天窓を設置すれば、天窓から採り込まれる光によって、リビング内を明るくすることもできます。

天窓

出典:VELUX

さらに、吹き抜けにすることで、リビングの位置から2階にいる家族とコミュニケーションがとりやすくなるのも、吹き抜けのメリットの1つです。

リビングの隣に庭を設けて木や花などを設置

リビングの隣に庭を設置し、そこに木や花などの植物を植えることで、リビングにいるときに庭の植物に目が留まり、リビングを落ち着いて過ごせる空間にできます。

リビングの隣に植物のある庭を設置した事例

出典:RoomClip

なお、木には紫外線を吸収する働きがあるので、庭に木を植えることで目への刺激を軽くすることも可能です。

また木の香りには、脳の働きをリラックスさせる作用もあるため、脳をリラックスさせられる空間としてリビングで過ごすこともできるでしょう。

リビングの内装に無垢材や漆喰などを採り入れる

リビングの内装に無垢材(木や丸太を切り出したままの自然の素材)や漆喰などを採用しておくと、夜でも温かみのある印象のリビングにすることが可能です。

また、リビングの床を、無垢材を使ったフローリングにした場合、素足の状態で歩いたときに床から温かみを感じられるようになります。

また、リビングに漆喰や珪藻土を採り入れた場合には、漆喰や珪藻土の「湿気を調整する作用」により、リビング内の湿度が居心地の良い適度な状態に保たれるのがメリットです。

リビング内にリビング階段を設置する

リビング内にリビング階段を設置することで、家族が2階に上がる際には必ずリビングを通ることになります。

これによって、家族同士がコミュニケーションをとる機会を多くすることが可能です。

リビング階段

出典:ハウスネットギャラリー 注文住宅

また、注文住宅を建てる土地のスペースが少ない場合、通常の階段よりもリビング階段を設置した場合の方が、設置に必要なスペースを節約できるのもメリットになります。

注文住宅のリビングでの失敗例

注文住宅のリビングでの失敗例でありがちなものとして、以下のような失敗例があげられます。

  • リビングに吹き抜けを設置したら光熱費が上がった
  • リビング階段の設置で光熱費が増えた
  • リビングのコンセントの数と位置での失敗

注文住宅のリビングで失敗しないため、これらの失敗例についてもぜひ確認しておきましょう。

リビングに吹き抜けを設置したら光熱費が上がった

リビングに吹き抜けを設置する場合、リビング自体のスペースがかなり広くなるため、どうしても冷暖房効率が悪くなってしまいます。

これによって、冬場の寒い時期や夏の暑い時期に光熱費が高額になりやすくなるため、注意が必要です。

リビング階段の設置で光熱費が増えた

リビング階段を設置する場合も、吹き抜けを設けた場合と同様に、リビングの空間がかなり広くなります。

これによって、冷暖房効率が悪くなり、高い光熱費がかかりやすくなるので要注意です。

またリビング階段の場合、階段を伝って暖かい空気が2階の方に上がっていくため、それによって1階部分のリビングの床が寒くなりやすいのも気を付けるべきポイントになります。

リビングのコンセントの数と位置での失敗

リビングに設置するコンセントの数が少なすぎる場合、「リビングにあるコンセントの使い道がすべて決まっていて、別の電化製品を使いたいときにどこかのコンセントを外さなくてはいけない」といった状況が起こりやすいです。

また、リビングのコンセントが使いづらい位置にある場合にも、リビングでの生活がしにくくなってしまいます。

たとえば、「スマホを充電しながら操作したくても、コンセントがソファーから遠くてできない」といったケースです。

このようなことにならないためにも、リビングのコンセントの数と位置は、注文住宅の設計段階で忘れずに計画しておかなくてはいけません。

リビングの収納が少なくて散らかりやすい

リビングに収納スペースを十分に設けておかないと、リビング内が散らかりやすくなるため注意が必要です。

たとえば、小さなお子さんがいる家庭であれば、お子さんのおもちゃや本、勉強道具などでリビング内が散らかりやすくなります。

このような状況が続いてしまうと、リビングで快適にくつろぐのが難しくなってしまいますよね。

このことから、リビングに設ける収納スペースには、できるだけ余裕を持たせられるようにしておくことが大切です。

注文住宅のリビングで失敗しないためのポイント

注文住宅のリビングで失敗しないためのポイントとして、以下のようなものがあります。

  • 吹き抜けを設置したい場合、断熱や空気の循環なども考慮
  • リビング階段を設置する場合、2階部分にドアを設ける
  • リビングのコンセントの数と位置は使いやすさを考慮
  • リビングの使いやすい場所に収納スペースを設置

注文住宅のリビングで失敗しないようにするため、これらのポイントをぜひ参考にしてみてください。

吹き抜けを設置したい場合、断熱や空気の循環なども考慮

リビングに吹き抜けを設ける場合、スペースが広くなることでどうしても冷暖房効率が悪くなりがちです。

そこで、リビングに吹き抜けを設置する際には、「リビングの内装や窓、サッシを断熱性・気密性が高いものにする」「エアコンを省エネに対応したものにする」などの工夫を採り入れるようにしましょう。

さらに、吹き抜けを設ける際の断熱や空気の循環について、吹き抜けの設計・建築経験のある設計士・業者にも相談し、アドバイスや過去の建築事例などを聞いてみるのも大切です。

リビング階段を設置する場合、2階部分にドアを設ける

リビング階段を設置する場合も、吹き抜けと同様に冷暖房効率が悪くなり、光熱費が高くなる傾向があります。

リビング階段を付ける場合に、なるべく冷暖房効率を落とさないようにするためには、リビング階段の2階部分の入り口にドアを設置するのがおすすめです。

そうすることで、リビングと2階部分との間がドアで仕切られ、リビング内での冷暖房効率を落としにくくすることができます。

また、リビングとキッチンを仕切らずに同じ空間にしていた場合、リビング階段の2階部分の入り口にドアを設置することで、キッチンからの匂いを2階に伝わりにくくすることもできるのでおすすめです。

リビングのコンセントの数と位置は使いやすさを考慮

リビングでテレビを見たりパソコンを使ったりする場合や、リビングに掃除機をかけるときのことを考えると、リビングには多めのコンセントを用意しておくべきでしょう。

たとえば、リビングの四隅にそれぞれコンセントを複数設置するなどして、コンセントの数と位置に余裕をもたせれば、好きなときに普段しまっている家電製品を使えて便利です。

また、リビングを広くする場合には、リビングの真ん中にもコンセントを設置するのが良いです。

そうすることで、リビングに掃除機をかける際に、真ん中のコンセント1箇所に差し込んだまま、リビング内全体に掃除機をかけることができます。

リビングの使いやすい場所に収納スペースを設置

リビングは家族で過ごす機会が多い部屋ではありますが、収納スペースが少なくて散らかりやすいのがネックです。

そのため、リビング内の使いやすい場所に収納スペースを設けた方が、リビング内が散らかりにくくなるのでおすすめです。

リビング内に設置する収納スペースのおすすめとして、以下のような「壁面収納」があげられます。

壁面収納があるリビングの事例

出典:SUVACO

壁面収納はしまいやすくて使いやすい収納スペースになるため、リビングの収納スペースを計画する際にはぜひ検討してみてください。

まとめ

注文住宅のリビングは、吹き抜けやリビング階段などを設置することで、開放的な空間にすることができます。

また、リビングに吹き抜けなどのこだわりを採り入れる際には、断熱性や空気の循環にも配慮し、「内装や窓に断熱性・気密性に優れる物を使う」などの工夫をすることで、建築後に後悔せずに済むようになります。

ぜひ今回の内容を参考にしていただき、注文住宅のリビングを自分と家族にとって納得がいくものにしましょう。

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