注文住宅

一条工務店、平屋25坪でできる間取りをチェック!!

マイホームを平屋で建てたいけれど、主に敷地の問題から十分な広さの間取りにできない。

そんなユーザーも多いのではないでしょうか。

たとえば、建ぺい率(建築面積/敷地面積)を標準的な60%とし、平屋の延床面積を建築面積とほぼ同じとすると、25坪の平屋を建てるには42坪ほどの敷地面積が必要になります。

敷地面積の42坪(138.6㎡)は、けっして狭いものではありません。むしろ広い方でしょう。それでも、平屋では延床面積25坪しか建てられないのです。

「でも、どうしても平屋で建てたい!」 今回は、そんなユーザーに延床面積25坪ではどれくらいの間取りが可能なのか、一条工務店の間取りを中心に紹介していきます。

同じ25坪でも、家族数や望む生活スタイルによって、間取りに盛り込まれる要素は異なります。ですから、画一的な判断はできませんが、参考にしていただければ幸いです。

平屋25坪は2階建て28坪に相当

       元データ:一条工務店

当然ですが、平屋には階段がありません。では、標準的な2階建ての間取りで階段が占める面積がどれくらいか、ご存知ですか。

回り階段や直階段などの形状によって少しは前後しますが、階段そのものに必要な面積は各階に1坪ほどです。そして、階段に続くホールや通路を含めると1.5坪となり、2階建てなら合わせて最低でも3坪ほどが必要となります。

つまり、理屈的には平屋は2階建てよりも3坪ほど、有効なスペースが増えるのです。

上の図のような回り(U字型)階段が最も効率的で、ホールや通路も最小限にすることができます。直階段やL型階段では通路部分が増え、3坪以上の面積になることも珍しくありません。

では、具体的な間取り例から平屋の延床面積25坪の可能性を確認していきましょう。

2LDKなら、ほぼ過不足のない間取りが可能

       出典:一条工務店/ハグミー、延床面積=23.5坪(77.84㎡)

上の間取り2LDKは、少し小さめの23.5坪ですが、南側に少し伸ばせばほぼ25坪になり、和室4.5畳を6畳に、そしてLDKも16畳から18畳に広げることができます。

その場合でも十分な広さとはいえませんが、最低限必要な収納スペースもきちんと確保されていますので、ほぼ過不足のない2LDKといえるでしょう。

 

       出典:リブタイムズ、延床面積=25.30坪(83.64㎡)

このプランでは、ウォークインクローゼット(WIC)を含めた収納スペースやオーナーのライフスタイルの一部が現れている書斎とともに、よくまとめられていると思います。

和室を洋室に変え、子供室とすれば3人家族でも過不足のない生活スタイルを確保できるでしょう。また、LDKの20畳は実用性のある広さです。

3LDKでは各部屋に余裕がない

       出典:一条工務店/ハグミー、延床面積=26.30坪(86.95㎡)

このプランでは、25坪を少し超えていますが、それでも3LDKとなると、窮屈感のある間取りとなってしまいます。

とくに、LDKの16畳は4人家族では快適な広さといえません。ただし、必要な個室数やスペースの優先順位は、ユーザーの生活スタイルによりますから一律的な評価はできません。あくまでも、一般的な判断です。

 

         出典:リブタイムズ、延床面積=25.05坪(82.81㎡)

この間取りの25坪は、よくまとまった3LDKで、WICとサンルームまであります。おそらく、サンルームは室内干しを兼ねたものでしょう。

残念なのは、LDKが16畳であることです。そしてクローゼット以外の収納スペースがないことです。掃除機や日常品などはどこに納めるのでしょうか。

本来は、2LDK+和室の利用を意図した間取りと思いますが、レイアウト変更で20.5畳のLDKとした方が実用性があると思います。

 

         出典:HOUSING CAFE、延床面積=25.55坪(84.47㎡)

このプランは、きっちり3LDKとしています。クローゼットと物入れもミニマムですが、それぞれにレイアウトされています。

ですが、リビングはこの広さで大丈夫でしょうか。ソファーもこのサイズでは2人がやっと座れるサイズで、ソファー後ろの通路にも窮屈感があります。

 

延床面積25坪では、上で紹介した各間取りのように全てを満足させることはできません。

ですから、各部屋の広さバランスや最低限必要な機能スペース(WICや洗面・トイレ)などから、優先順位を決めておくことが必要ですね。

LDKの使い方を見直すことも必要

       出典:一条工務店

各部屋の広さバランスと最低限必要な機能スペースのことを前述しましたが、間取り計画は年齢を含めた家族構成やライフスタイルによって異なります。

一般的にはLDKの広さを最優先しますが、場合によっては、リビングを兼ねた広めのダイニングという考え方が有効かもしれません。

       出典:YAHOOショッピング

無理にダイニングテーブルとリビングソファーをそれぞれにレイアウトするのではなく、両方を兼ねた家具にすれば、LDKの窮屈感を解消することができます。

家族が集って会話が弾むのは食事をしながらの団欒だと思います。とくに、オープンキッチンの場合は、キッチン・ダイニングの広さが重要です。

一条工務店の平屋プランに感じる設計ポリシー

一条工務店の住宅特徴には、「家は、性能」や「モデルハウス仕様が標準仕様」が知られていますが、間取り上にも特徴があり、同社の設計ポリシーを感じます。

         出典:一条工務店:延床面積26.86坪(88.80㎡)

上のプランでは、脱衣室隣のファミリー・ウォークインクローゼット(WIC)と主寝室専用のWICを計画しています。そのほかにも、用途別の収納スペースがきちんとレイアウトされています。

また、前述で紹介した一条工務店の平屋25坪プランにもあるように、同社ではWICを中心にした収納スペースを重視したポリシーを感じます。

さらに、洗面コーナーと脱衣洗濯室とを分けているところなどに、実生活の利便性に配慮したポリシーを感じます。

注文住宅はユーザー希望を中心にプランニングされますが、一条工務店では見落としがちな収納スペースの広さや配置、そして利便性を間取りの中で提言してくれるはありがたいですね。

提案プランをチェックする際の注意点

提案された間取り計画図の中には、ベッド、食卓、ソファーなどがレイアウトされおり、一見きれいに納まっているように見えます。

しかし、それらの家具がユーザーが予定している家具、あるいはサイズになっているかは分かりません。テンプレートで用意されているものをレイアウトしているのがほとんどです。

ですから、間取り図上に実際に予定している家具のサイズでレイアウトしてみてください。

さらに家具が納まっても、たとえば椅子では立ち座る時の椅子を引ける余裕も必要です。また寝室では、ベッドメイキングする際の余裕も必要で、ベッドサイズのまま壁にくっつけてレイアウトすることはほとんどできません。

   出典:株式会社ユキトシ                出典:Interior Style            

それらを無視してレイアウトすると、利用しにくく家事作業も効率が上がらず、日常生活の中でストレスになることもあります。

限られた延床面積の中では、少しは無理をしなければならない部分もありますが、リアリティーのある間取りとなるようチェックしてくださいね。

まとめ

延床面積25坪では、各居室は狭くなりがちです。ですから、リアルな生活実態に合わせた広さとバランス、そして優先順位をつけた間取り計画を意識するようにしましょう。

また、狭くなるLDKの役割を見直して、リビングを兼ねたダイニングの考え方などを取り入れるのも一つの解決方法です。

一条工務店では、ウォークインクローゼットを含めた収納スペースを重視しており、限られた延床面積の中では、居室部分が圧迫される傾向があります。

それらを考慮すると、家族構成や生活スタイルにもよりますが、同社の平屋25坪では、2LDKまでが妥当な間取りだろうと思います。

いずれにしても本記事が、延床面積25坪の平屋計画の参考になることを願っています。

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