家相では、「キッチンはこの方角はNG」、「階段はこうやって配置するのが丸」というように、配置の仕方や場所によって、評価が変わってきます。
子供部屋という空間も例外ではありません。お子さんが住む部屋なので、家相が気になりますよね。
本記事では、子供が自分の時間を過ごす場所である、子供部屋の家相について紹介します。子供が生まれたからマイホームを持ちたいと思っている人へ、特に見てほしい記事ですね。
最後まで読んでもらえば、子供部屋をどんな風に配置すればよいのか、家具はどうすればよいのかなどがよく分かりますよ。
子供が一人なら部屋は東
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子供部屋をどの方位に配置したらよいのかですが、1人っ子の場合は東に設けるのがおすすめですね。朝、太陽が昇ってくる方向に部屋をつくってあげましょう。
もし、2人以上の子供がいる場合には、性別や生まれた順番などによって、おすすめの方角が変わってきます。
たとえば、長男の場合は東に部屋をつくるのがベストで、長女は南東に設けるのがよいとされていますね。
人数や性別によって子供部屋の位置は変わる
「1人っ子なら東がおすすめ」と紹介しましたが、2人以上の子供がいた場合にはどうしたらよいのでしょうか。
先ほども少し触れましたが、長男なら東、長女なら南東なんて風に、性別や生まれた順番によってどうすればよいのかが決まりますね。
このように、子供が2人以上いる家庭では、それぞれの子供をどこの部屋に配置するかが少々複雑になります。
具体的にどの子をどこへ住まわせればよいのかは、以下で説明しますね。
北、北東、東、東南、西の5つがおすすめ
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子供部屋をつくるのには東がおすすめですが、東以外にも向いている方位はあります。その方位は、北、北東、南東、西の4つですね。
つまり、子供部屋にマッチしている方位は、北から南東までのエリアと西エリアということになります。
ただ、西正中と呼ばれる真西につくるのは避けた方がよいとされていますね。西へ子供部屋を設ける際には、真西から15度ずらした位置につくることをおすすめします。
長男は東の部屋がおすすめ
長男は、東にある部屋を使わせてあげてください。東に住まわせてあげれば、何か決断を迫られたときによい判断ができる人へ育つでしょう。
また、東から昇ってくる太陽のパワーによって、活発的な子供へ成長するという効果もありますね。
「判断力が優れていて、活動的な人になってほしい」という人は、ぜひ長男を東の部屋へ住まわせましょう。
長女は東南の部屋がおすすめ
長女の部屋は、南東に位置している部屋にしてあげましょう。
南東の部屋に住まわせれば、他者と協調しあう人へ育ちます。「男は度胸、女は愛嬌」ということわざがあるように、女性は男性より可愛らしさや愛想というものが大事になるでしょう。
愛嬌のある子へ成長してもらうためにも、長女には南東の部屋を使わせてあげてください。
次男は北の部屋がおすすめ
2番目に生まれた男の子には、ぜひ北の部屋を与えてあげましょう。北にある部屋は、他の方位同様、様々なメリットがありますよ。
北は集中力が高まる
北に位置する部屋のメリットは、なんといっても、「集中力や思考力がアップしやすくなる」というところですね。
こういったメリットを持っているため、何かを学ぶ際にはぴったりの場所です。
ただ、おとなしい子になりやすいという性質もあります。あまり子供が小さい頃に、北部屋へ住まわせるのは避けた方がよいかもしれません。
長男は北をおすすめしない
先ほど紹介した通り、北の部屋はおとなしい子へ育つ性質を持っています。そのため、率先して人を引っ張っていく立場である長男が住むのには向いていませんね。
もし、今、長男が北の部屋を使っているのなら、東にある部屋との交換を考えてみましょう。
「受験を控えているから集中させたい」という場合にはよいかもしれませんが、そういった場合以外は長男を北へ住ませるのは止めておいてください。
男の子が2人いる場合は北東
男子をそれぞれの部屋に住まわせられない場合には、北東にある部屋を使ってもらってください。
北東の部屋は、北と東の部屋のよい部分を足したような性質の場所です。そのため、北東の部屋に住まわせれば、集中力に優れた行動力のある子へ育つことでしょう。
北東を子供部屋にするメリットは、子供たちの成長にプラスというだけではありません。鬼門である北東のスペースを有効活用できるということもメリットなのです。
鬼門には、玄関やキッチンなどを設けるのはよくないため、少々活用しづらい方位となっています。
子供部屋を配置するのには問題のないところなので、鬼門を子供部屋にするのは子供だけでなく、スペース的にも丸な間取りなのです。
こういったメリットがあるため、男の子が2人いる家庭では、北東にある部屋へ住まわせてあげてくださいね。
家相における子供部屋の間取りを考える注意点
どの方位が子供部屋に向いているかを紹介したところで、次は注意点について紹介しますね。
北西はリーダーシップを補える
北西の部屋に子供を住まわせるのには、少々注意が必要です。何故なら、北西にある部屋は、主人が住まう部屋だからですね。
主人が住む部屋に子供を住まわせてしまうと、家での子供のパワーが強くなってしまう恐れがあります。
もし子供の力が強まると、家庭での親子のパワーバランスがおかしくなってしまいますね。
こういったデメリットもありますが、責任感やリーダーシップのある子に育つというメリットもあります。
これらを養ってもらいたい場合は、子供がある程度大きくなってから、住まわせてあげましょう。
子供部屋にはロフトを設置してはいけない
子供部屋にロフトをつくって、そこで寝てもらうというのは家相的によいことではありません。
ロフトや屋根裏部屋という空間は、本来、荷物を置いておく場所です。そのため、ロフトや屋根裏部屋に住まわせてしまうと、「子供はお荷物である」ということになってしまいます。
ここでいうお荷物というのは、邪魔なものや負担になるものといったネガティブな意味のお荷物です。
子供をそういった存在にしたくないのであれば、ロフトや屋根裏部屋に住まわせるのはよしましょう。
子供の成長に合わせて部屋の位置を変えるのもあり
北西の部屋について触れたときにも紹介しましたが、「子供の成長具合によって部屋の位置を変える」ということを考えてみましょう。
先ほど紹介した通り、北西の部屋は小さいうちに使わせるのはよくありません。逆にいえば、大きくなった子なら悪くないチョイスです。
北西はリーダーシップを養うのには効果的な部屋の位置ですから、人を引っ張る力を持った子に成長させることができるでしょう。
また、北の部屋は前に紹介したように、おとなしい子になってしまうというデメリットがあります。
ただ、集中力がアップするという効果もあるので、受験期間中に住むにはよいスペースでしょう。
このように、子供の成長によって、その子供にベストな部屋の位置は変わります。子供がどういった時期にいるのかをよく考えて、部屋の割り当てをしてあげてくださいね。
子供部屋の運気を上げるポイント
ここからは、子供部屋の家具や置物などをどうしたらよいのかを紹介しますね。家相的によい子供部屋にして、運気アップを図りましょう。
勉強机の前に窓を置く
子供部屋に必須の家具といえば、やはり勉強机ですね。この勉強机の配置を工夫することで、子供部屋を家相的によりよい場所へすることが可能です。
どんな風に配置するのがよいかというと、窓の前に勉強机を持ってくるのがよい配置ですね。勉強机の前に窓があると、開放感があり、勉強へ集中しやすくなるでしょう。
もしも、外の景色が見えすぎて集中力が続かないという場合には、机を窓から少しだけずらしてあげるのが配置のコツです。
勉強運を揚げるために青いカーテンやベットにする
子供部屋というのは、子供が宿題をしたりテスト勉強をしたりする部屋でもあります。そのため、青色のものを部屋に置くのがよいでしょう。
何故、青色が向いているのかというと、冷静になる効果や集中力アップの力があるからですね。静かに部屋で勉学に励むにはぴったりということです。
青にはこういった作用があるため、子供部屋のカーテンやベッドは青色にしてあげるのがおすすめですよ。
暗い印象を持つドクロなどは置かない
暗いイメージを持っているものは子供部屋へ設置しない方がよいでしょう。
ドクロのような暗い・ダークといった雰囲気をまとったものを置くと、不幸を招きやすくなるという話があります。
そのため、子供がどこかで怪我をしてしまったり、思いがけないアクシデントに巻き込まれたりするかもしれません。
インテリアの1つとして、何か暗い印象を持ったものを置こうと考えている人は、止めておいた方がよいでしょうね。
ベットは東向きにするのがおすすめ
ベッドを置くときのポイントは、「どの方角に向けて置くのか」ですね。
東という方角は、太陽が昇ってくる方向です。そのため、東へベッドを向けてあげると、日の光によって気持ちよく起床することができるでしょう。
また、東向きのベッドは、成長や発展といったものの運勢をアップする効果もあります。これらの運勢がよいことは、子供にとって非常によいことです。
子供の運勢をアップするためにも、心地よく朝を過ごすためにも、ベッドは東向きに配置しましょう。
思春期の子供はダーク系をポイントで使うと良い
「暗い印象を与えるものを子供部屋へ置くのはNG」と紹介しましたが、例外があります。
思春期という多感な時期に入った子供の部屋には、ちょっとした黒いものを置くのがよいですね。黒は、外からの刺激を遮ってくれる効果があります。
そのため、落ち着きがより必要な時期である思春期にマッチした色なのです。
ただ、暗い部屋となってしまっては、運気に悪影響をおよぼします。大々的にダークな雰囲気にするのではなく、ちょっとだけにしておくのがポイントです。
新築注文住宅はプロに間取り相談しよう
ここまでに、「どういった子供部屋がよいのか」を紹介しましたが、これだけでは、「どうすればよい間取りの家へ住めるか」が分かりませんよね。
そこで、ここではよい間取りの家へ住むための方法の1つである、プロへの相談について紹介します。
プロなら家族が幸せになる間取りを考えてくれる
よい家の間取りをつくるというのは難しいことです。家相についての勉強を少しでもしたことのある人なら、よく分かることでしょう。
では、そんな難しいことをどうすればよいのかですが、家相のプロへ相談するのがベストな方法ですね。プロへ相談して、自分の家族にマッチした間取りを提案してもらいましょう。
「複雑な分野については専門家を頼るのがよい」というのは、家相であっても同様というわけです。よい家相の家へ住みたいのであれば、プロへの相談を忘れずにしましょう。
家相は複雑で素人には難しい
先ほども紹介したように、家相は複雑です。「この方角へこれを置くのが吉。けれども、こういった例外がある」なんて風に、単純な分野ではありません。
確かに、現代ではインターネットを活用すれば、多くの情報を手に入れることが可能です。
ただ、情報を取り入れたからといって、正しい判定ができるとは限りません。家相について独力で勉強しても、プロでなければ、実際に家相を判定するときにどこかで見落としが出てしまうことでしょう。
一生その家へ住むことになるかもしれないというのに、ミスがあっては問題ですよね。
自分の目で判断することも大切ですが、専門家の意見を聞くことも非常に重要なことです。必ず一度はプロへ相談してください。
家相の無料診断ができる一括資料請求サービスが便利
「家相について全然知らないのに相談してよいのか」、「家の建築は本決まりじゃないから相談しに行くにはちょっと早い」というように思っている人に、ぴったりのサービスがあります。そのサービスは、一括資料請求サービスというものです。
こちらのサービスを利用すれば、様々な間取りや建設費用が載った資料をもらうことができます。
嬉しいことに、このサービスを使うのにお金はかかりません。そのうえ、ネットから申し込みが可能なので、どこかに行って手続きをする必要もないのです。
家の間取りについて少しでも悩んでいる人は、この手軽に使えるサービスを利用してみてくださいね。