家相・風水

家相・風水の玄関の注意点:ドアの向きや運気の良い間取りにするポイント

家相玄関

家を新築する場合に、住み心地やデザインと同様に考えなくてはならないのが「家相」です。

家相は風水の影響を受けながら、日本で独自に発展したものです。方位、九星気学と風水を融合した考え方で、間取りや家の作り、方角で吉か凶かを判断します。

特に玄関は、家相においてとても重要な場所です。

「玄関は家の顔」と言われるほど重要な場所なので、これから家相の間取りを考える方は注意しましょう。

そこでこのページでは、家相における玄関の場所や運気を吉にするポイントをご紹介していきます。運気の良い家相にしたい方は、要チェックです!

玄関は家で最も重要な場所

玄関は、人が訪問したときに受け入れる場所ですから機能的な意味でも重要な場所です。つまり、「家の顔」ともいえる場所です。

初めて訪問した場合に、玄関のデザインで、その家の印象を左右します。しかし、玄関が最も重要な場所というのは他にも理由があります。

家相は玄関から考えるのがコツ

風水の考えでは、出入り口から邪気が入りやすいといわれます。そのため、玄関の方向は家相に大きく影響を与えます。

玄関を吉方向にすると家のパワーも安定するため、まず玄関から考えると家相の良い家を設計しやすいです。

家相のためだけではなく、玄関にこだわりのある家はワンランク上に感じられます。訪問者の印象もアップしますから、設計する場合に最初に決めましょう。

また、どこに玄関を置くかによって、買い物をしたものをキッチンに運ぶことをシミュレーションし、キッチンの位置も決まります。

家族が帰宅したときの行動をシミュレーションすれば、自然にその他の配置も考えられます。

吉の方角は北西、東、南東、南

吉の方向は、リビングや階段、トイレなどそれぞれの用途で異なります。玄関の場合に吉な方向は、北西、東、南東、南ですが、特に南東にすると大吉です。

日当たりを考えても、明るく開放的な玄関になりそうですね。

凶方角は鬼門(北東)・裏鬼門(南西)

鬼門家相間取り

玄関の方角を南東にすると大吉だと書きましたが、実際問題として、南西に隣家があれば玄関を置くことは不可能です。

道の方角や土地の形にもよるのでどうしても南東に玄関を置こうとすると変な家、住みにくい家になってしまうかもしれません。

家相を考えて、家を建てる場合に最も大事なことは、玄関を凶方角に設定しないことです。

凶方角は「鬼門」と呼ばれる北東と、「裏鬼門」と呼ばれる南西です。北東と南西を結んだ線を中心にして30度の角度を鬼門、または裏鬼門と呼びます。

家相の玄関で注意するポイント

家相の良い家を考えるにあたって、玄関の配置を考える場合に必要なポイントを紹介します。

鬼門(北東)・裏鬼門(南西)は避ける

当然のことながら、鬼門と裏鬼門に玄関を置かないことが基本です。

吉方向である南西に玄関を置けるならベストですが、無理に置かず、使いやすさや表通りからのデザインを重視して場所を選んでください。

正中線と四隅線上の玄関やドアを避ける

鬼門間取り

家の中心点を交差点にして南北と東西の線を正中線(せいちゅうせん)と呼びます。正中線の真ん中を貫く線、つまり正中線と45度で交わる線は四隅線(しぐうせん)です。

正中線と四隅線上には、玄関、開口部(窓やドア)、門などがかからないように気をつけましょう。

正中線と四隅線は、家相を考える場合にとても重要ですから覚えておいてくださいね。

玄関を欠けにしてはいけない

張りと欠け

家の形も家相にとても関係が深いので、設計をするときにはよく考えて作りましょう。

家を作るときに土地に合わせて、または、ポーチを置くことを考えてL字型になる場合があります。四角い家よりも少し出っ張った部分があった方が吉だと言われます。

反対に引っ込んだ部分があるとよくありません。出っ張った部分のことを「張り」、引っ込んだ部分を「欠け」と呼びます。

図のように外壁の長さの3分の1位内の出っ張りは張りですが、張りが大きくなると反対に欠けになり凶相です。玄関部分を欠けにしないように注意してください。

南東の玄関が良いとされている

玄関の方角で最高に吉なのは、南東です。無理する必要はありませんが、建て替えではなく新たに土地を購入する場合は、知っておきましょう。

方向別の玄関の家相や注意点

家相玄関

それでは、細かくそれぞれの方角が家相ではどのような効果や影響があるのかをみていきましょう。

南東が最善といっても、どうしても他の方角に玄関を置く場合は、どの方向が良いのかを判断する目安にしてください。

北の玄関の家相

北は、ちょっとずらすと鬼門になり、ここしかないのであれば、北でも家相的には問題ありません。

北に玄関をすると、 家庭円満になる方角だともいわれます。

4人家族間取り

ただし、北は日当たりが悪くなりがちです。

吹き抜けにして高窓をつけるなどの工夫をしましょう。暖かいカラーのインテリアにするのも一つの方法です。

鬼門(北東)の玄関の家相

北東は変化の方角といわれます。変化が多く、あらゆることが起きてしまうので、疲れてしまう家相です。

仕事運も下がってしまうので、鬼門に玄関を設定するのは避けた方が無難です。

東の玄関の家相

東は玄関に向いた方角です。朝日が昇る東は、運勢が向上する方角ですが、一度悪いことが起こり、そのあと良い方向に変化するといわれます。

ですから、仮に何か悪いことがあっても心配せず、変化を待ちましょう。

東は、跡継ぎの方角ともいわれるので、妊活をしている場合におすすめの方角です。

東南の玄関の家相

東南は、人間関係に関係する方位で、人との出会いに恵まれ、来客も増えます。運気は徐々に上昇していきます。

ただし、どうしても外との付き合いが多くなるので、家族関係を大事にするようにしていこうという意思が大切になってきます。

南の玄関の家相

南はとても良い方角です。明るく開放的で光もたくさん入ってきます。

仕事運が上昇する方角ともいわれますが、無理に南に玄関を作って、リビングが暗い場所でしか取れないということのないようによく考えて設計しましょう。

裏鬼門(南西)の玄関の家相

裏鬼門に玄関を設置することはできるだけ避けた方が良いです。どんなに努力しても報われない方角です。

どんどん忙しくなり、疲れる生活にもかかわらず、実を結ばないという生活になる可能性があります。

西の玄関の家相

西の玄関は、社交的になるため、悪くない方角です。

ただし、西の玄関に「欠け」があると、凶相が強くなるので設計には気をつけてください。

北西の玄関の家相

北西は、出世運、事業運が良好になる方向です。

そのため、北西の玄関はとても理想的です。張りをつけるとさらに吉になり、家が繁栄するといわれます。

新築は家相・風水のプロに間取りを依頼しよう

土地の方角などの問題でどうしても理想的に造ることが難しい場合もあります。

どうしたら良いかはやはりプロに相談してみるのが一番です。

プロに家相鑑定してもらう

風水を相談

たくさん本を読んで家相についての知識を増やしてもこれで合っているのか、不安になりますね。

特に家の形が不定形の場合、中心点がずれると正しい鑑定はできません。

そこでプロに鑑定してもらえば安心です。個人の場合、玄関は良くても階段の間取りの家相が悪かったということになる恐れがあります。

家相は正しい知識がないといいと思っても、悪かったということになるので、できるだけプロに相談するようにしましょう。

無料相談できるところもあるので、悩んでないで相談しましょう。

後で変更できないため後悔しない家づくりをしよう

一旦家を建ててしまうと、次に建て替えはまずありません。

玄関の位置はリフォームでは変更はほぼ無理と言っても間違いないので、後悔しないようにじっくり設計をしたいですよね。

家相だけではなく、生活動線を考えて、使い心地の良い家、住んでいて幸せを感じられる家にしたいものです。

風水・家相が無料相談できる一括資料請求サービスを活用

パンフレット

ハウスメーカーの中には風水や家相をじっくり考えて家づくりをしているところもあります。

家相を考えながら設計をするだけではなく、家相のマイナス部分をプラスにできる裏技をよく知っているため安心です。

凶相でも、プラスパワーになる工夫をすれば、良相の家を造ることは可能です。一括資料請求サービスで風水や家相に特化したハウスメーカーを見つけて相談してみましょう。

たくさんの経験と知識から、家相の良い家を設計するスキルを持っているハウスメーカーがあります。

家相について相談できるハウスメーカーに頼めば、家相を考えつつ、デザインや使い勝手も良い家が建てられますよ。

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