せっかくの注文住宅なら他の家にはないオリジナリティー溢れる作りにしたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
中でも、吹き抜けはおしゃれで開放的な雰囲気を演出でき、とても人気が高いです。
しかし、吹き抜けのことをきちんと理解していないと、住んでから「失敗した」と後悔してしまう恐れがあります。
そこで今回は、吹き抜けのメリットやデメリット、実際の事例や吹き抜けを取り入れる際の注意点をご紹介します。
吹き抜けに魅力を感じていたり、間取りに取り入れるか迷っていたりする方はぜひ参考にしてください。
注文住宅の吹き抜けとは
吹き抜けとはマンションのエントランスホールのように1階の天井部分、2階や3階の床部分を設けないことです。一般の住宅ではリビングや玄関、階段によく設けられています。
風水では「欠け」とされてしまい、あまりよくないと言われています。なので、古いタイプの住宅では吹き抜けはあまり見られません。
ただし、家の中心を避ければ大丈夫という意見もあります。
また、「採光の良い吹き抜けは幸運をもたらす」と政界で有名な風水師の方もおっしゃっています。
吹き抜けのメリット・デメリットをきちんと理解して、納得のいく間取りにしていきましょう。
吹き抜けのメリット
まずは吹き抜けのメリットをご紹介します。吹き抜けを間取りに取り入れることで様々な効果を実感することができます。
吹き抜けのメリットは、大きく分けると次の8つです。
- 開放感のある家になる
- 狭小住宅・平屋でも広く感じられる
- 冬でも室内が明るくなる
- お子さんが日向ぼっこできる
- 風通しがよくなる
- 家族の気配を感じられるので安心
- 単純におしゃれ
- リビングの階段との相性は抜群
このように、住宅の快適性にまつわるメリットが吹き抜けには非常に多いです。それでは1つずつ詳しくご紹介していきます。
開放感のある家になる
吹き抜けの醍醐味とも言える開放感は、他の間取りにはない吹き抜け最大のメリットです。
天井の低い家はコンパクトですが非常に窮屈に感じます。
天井を高くすることで、スペースの広さを実感でき、開放感のある間取りになります。
吹き抜けの視界の良さは非常にいいです。1階にいながら2階の風景を見渡すことができるので、間取りが多少狭くても広々とした空間を創り上げることができます。
また、デザイン性に富んでいる場合が多いことも特徴です。
通常の壁を穴抜きにしたり、組み木が見えるようにしたりすると立体感がプラスされ、より開放的な雰囲気になります。
狭小住宅・平屋でも広く感じられる
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狭小地や平屋の場合、各部屋の広さを確保しようとするとリビングが狭くなってしまいます。
しかし、吹き抜けを採用することで天井が高くなるので視界が広がります。間取り以上の広さを実感できる点も吹き抜けのメリットです。
これなら、スペースの確保ができない間取りでも広々とした空間でリラックスできる雰囲気を取り入れることができます。
施工面積が狭い分、同じ予算でもこだわりと取り入れやすいことも特徴です。クロスやフローリングのカラーにもこだわると、より広さを実感できます。
冬でも室内が明るくなる
吹き抜けは壁の面積が広くなるため、大きな窓を間取りに組み込みやすい特徴があります。
また、照明で照らす範囲が大きくなることも特徴です。
大きな窓により採光がしっかりと取れ、照明の効果と合わさって冬でも明るい室内となります。
1階部分と通常2階になるはずだった部分の2か所から光が差し込むことで、日照範囲が広くなり、昼間なら照明をつけなくても十分な明るさを実現してくれます。
お子さんが日向ぼっこできる
窓が大きくて広いので、外に出なくても日向ぼっこをすることができます。
特に小さなお子さんの場合、太陽の光に当たることは健康な体を作るために不可欠です。
とは言っても外には細菌や害虫、アレルギー物質などが多く存在します。
吹き抜けであれば、皮膚が弱かったり、アレルギーを持っていたりする場合でも室内で太陽に当たることができます。
仕事や家事で忙しくて外に連れ出せないときでも、リビングで遊ばせるだけで太陽の光に当たれることはお子さんが小さな家庭にとって非常に大きなメリットです。
風通しがよくなる
非常に広いスペースになるので、空気の流れやすい経路を確保することができます。
また、通常の作りに比べて窓が占める面積が大きくなるので、窓を開けることで室内の風通しが非常にいいことも吹き抜けの特徴です。
シックハウス症候群対策には換気が不可欠なので、アレルギーをお持ちの方にとっては非常に効果的です。
また、室内の空気の入れ替えも通常の間取りよりも短時間で行えます。
いつでも新鮮な外の空気を室内に簡単に取り込むことができるのは非常に大きなメリットと言えます。
家族の気配を感じられるので安心
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広いスペースで見通しもいいので、1階にいても2階の様子が簡単に伺うことができます。
ゆったりとくつろいだり、何か作業をしたりしながら家族がどのような行動をしているのか把握することができることも吹き抜けのメリットです。
階段の昇り降りをしている子供の様子が伺えたり、2階で作業をしながら1階の声を聞くことができたりします。そのため、小さなお子さんをお持ちの方でもつきっきりで子守をする必要がなくなります。
自由に動ける機会が増えるので、家事や趣味などの効率もよく、ストレスが溜まりにくいです。
また、距離が多少遠くても遮るものがないので、大きな声を出す必要もありません。離れていても家族とのコミュニケートが取りやすいことも吹き抜けの特徴です。
単純におしゃれ
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吹き抜けは通常の間取りと比べておしゃれ度が段違いです。広さに加えて立体的な空間を創り上げることができます。
家具やインテリアの種類や配置の自由度がとても高いです。広いスペースを自分の思い通りにできるので好みを反映させやすいことも大きなメリットです。開放的であり、かつ魅力的な自分だけの空間を創り上げることができます。
インテリアやリビングのデザイン、空間の演出にこだわりたい方にとってはベストです。
リビングの階段との相性は抜群
吹き抜けは家具やインテリアはもちろん、部屋にあるものすべてで空間を創り上げます。
そのため、階段もインテリアの一部になります。
リビングと階段の相性は非常にいいです。
階段の風景がより立体的な雰囲気を演出し、間取り以上に広々とした印象を与えてくれます。
段差やカラーバランスのアクセントがつけやすいため、見ていても全く飽きのこない空間にすることができます。
このように、立体的で開放感あふれる空間を創り上げる以外にも様々なメリットがあるのが吹き抜けの特徴です。
特に自分通りの空間にカスタマイズできるので、通常の間取りに比べてオリジナリティー溢れる空間にすることができます。
理想の空間を創り上げることができる吹き抜けは、唯一無二のデザインにしたい方にとってピッタリです。
吹き抜けのデメリット
おしゃれで開放的な空間を作ることができる吹き抜けですが、知っておかなければならないデメリットもあります。
吹き抜けのデメリットは大きく分けて次の7つです。
- メンテナンス・掃除が大変
- 光熱費がかかる
- 2階のスペースが狭くなる
- 臭いや音が筒抜け
- 外から見えるのでプライバシーが心配
- 地震などの強度面が不安
- 日陰になる北側に設置するとカビやすい
このように、清潔に保つことや費用、快適性にまつわるデメリットも吹き抜けにはあります。
それでは1つずつご紹介していきます。
メンテナンス・掃除が大変
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吹き抜けは通常の部屋以上に広いスペースになるため、掃除やメンテナンスがとても大変です。
フロア部分が広くなることはもちろん、フロアのないスペースや天井付近の壁などの高いところを掃除しなければなりません。
そのため、足場を作ったり、伸ばし棒を使ったりと掃除に手間がかかります。
加えて、足場から1階まで高さがあるため、掃除やメンテナンスに使用する道具を運ぶ手間も生まれます。
また、窓も通常のもの以上に大きいです。
そのため、夏ならまだしも、冬の寒い時期に大きな窓を掃除するのはとても大変です。清潔な状態を保つためには、日々のお手入れは欠かせません。
どの部分の掃除も通常の掃除以上に手間のかかる作業になるので、吹き抜けにする場合は予め掃除の段取りや頻度を決めておくようにしましょう。
光熱費がかかる
空間が広くて大きい分、光熱費が高いことも吹き抜けのデメリットです。
快適で開放的な空間のためには、断熱性や冷暖房、夜間の明るさについても配慮が必要です。
夏と冬で状況が異なりますが、家にずっといる場合、1日中冷暖房をつけていないと過ごせなくなってしまう恐れがあります。
冷たい空気は重いので下に、温かい空気は上へと上がっていきます。そのため、夏は2階が予想以上に暑くなり、冷房を入れても全然冷えません。
また、冬は暖房を入れても2階は温まるものの、1階は全然温まらず寒いです。
今は空調設備の進化により、温度調整が可能な冷暖房もあります。しかし、その分設備投資にかかる費用も高いです。
さらに、断熱性の高さも必要になってくるため、素材等にこだわる必要もあります。結果的にずっと冷暖房をつけっぱなしということになり、光熱費が高額になります。
また、照明も多く使用しないと特に夜は光が行き届きません。そのため、通常の間取りに比べて電気を使う時間が長くなります。
吹き抜けは光熱費を抑えるために、送風設備を充実させたり、LEDを使用したりと様々な工夫を行う必要が出てきます。
2階のスペースが狭くなる
吹き抜けにすることで1階部分の開放感、広さは手に入れることができます。
しかし、その分2階のスペースが無くなってしまうことがデメリットです。そのため、子供部屋や寝室など、本来であれば2階に設置できるスペースがなくなるため、プライベートゾーンがなくなってしまいます。
来客時や個室で収集したいときでもそのスペースが確保できません。
1階が広くなる分、2階のフリースペースがなくなってしまう点に留意して間取りを決めるようにしましょう。
臭いや音が筒抜け
1階から2階の廊下へと完全に遮るものがなくなってしまうため、臭いや音が気になる点もデメリットです。
2階の部屋での話し声が1階まで聞こえてきたり、1階の料理などの臭いが2階まで充満したりする恐れがあります。
臭いが出たら換気をすることや、音が漏れないように注意するなど家族への気遣いをしなければなりません。
特に臭いの充満は食事を行うと発生してしまうので、細かな換気が必要です。
夏ならいいですが、冬の寒い日になると臭いの出る食事を我慢するか、窓を開けて寒さに耐えながら換気をするかの二択を迫られてしまいます。
さらに、吹き抜けは温まりにくい特徴があるので、一度換気をするとしばらくの間、部屋が冷えてしまいます。
外から見えるのでプライバシーが心配
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大きな窓で日当たりのいい反面、外から家の内部が丸見えになってしまいます。
レースのカーテンを使用しても、うっすら中が見えてしまうことも吹き抜けのデメリットです。
厚地のカーテンで閉め切ると採光が悪くなってしまうので、プライバシー保護とのバランスを考えなければなりません。
また、市街地では近隣にビルがあったり、近くに同じ大きさの建物や住宅があったりすると中が覗かれてしまいます。
カーテンが薄い場合、中の人の動きも分かってしまいます。
さらには、風が強い日に窓を開けると、カーテンが揺れて視界を遮る役割を果たさないこともあります。
外からの視線が気になる方やプライバシーをしっかりと守りたい方は、吹き抜けを取り入れることは避けた方がいいです。
地震などの強度面が不安
吹き抜けは柱の数が少なくなるので、耐震性がどうしても弱くなってしまいます。
一定基準以上の耐震性を保持しなければ建築基準法違反です。そのため、吹き抜けを取り入れた住宅でも耐震性は基準値をしっかり満たすように設計されてはいます。
しかし、通常の柱を数本取り入れている住宅に比べて、支柱が少なくなる分、強度が弱まってしまいます。最低ラインの強度は保たれていますが、予想以上の震度には対応できない可能性が高いです。
最近は各地で地震が多発しているので、地震に備えた家づくりを希望する方も多いです。
また、大通りに面している場合、トラックが通るだけで家が振動するケースもあります。強度面にこだわりたいという方は、吹き抜けではなく、通常の間取りにした方が安心できるでしょう。
日陰になる北側に設置するとカビやすい
太陽が昼間に南中する関係で、北側に吹き抜けを設置すると十分な日光が得られません。
そのため、湿度調整がうまくできない場合、カビが発生しやすいです。
24時間の換気設備、大きな窓による風通しの良さがあっても、しっかりと太陽の光がフロアを直接照らさなければ、快適な湿度を保つことができません。
夏や、冬であればまだしも、梅雨の季節になると非常に厄介です。そのため、北側に吹き抜けを設置するには入念な清掃や湿度管理がポイントになります。
せっかく購入した新築住宅に1年経たずしてカビが発生してしまうケースもあるので、間取りの位置にも気をつけなければなりません。
このように、吹き抜けにはたくさんのメリットと同時に多くのデメリットがあります。
しかし、デメリットを理解しておけば対応できることも事実です。
うまくバランスをとって、いいところを最大限生かしながら、悪い部分を知恵と工夫によってカバーしていく必要があります。
吹き抜けを間取りに取り入れる際、打ち合わせ時にこれらのデメリットの対処法を担当者に聞いておくとよりよい吹き抜けになるでしょう。
注文住宅の吹き抜けの事例
吹き抜けのメリット、デメリットをご紹介してきました。
いいところも悪いところもありますが、やっぱり吹き抜けは総合的に見ても非常に魅力的です。
ここでは、実際に間取りに吹き抜けを取り入れた事例をご紹介します。これから注文住宅で吹き抜けを取り入れようと思っている方はぜひ参考にしてください。
リビングにある開放的な吹き抜け
出典:http://www.polus-ie.jp/case/drafty/pohaus394/?cate=drafty
壁に猫用の階段を取りつけてある吹き抜けのリビングです。
これだけ広いスペースに階段が取り付けてあると、ペットの猫も十分屋内で遊ぶことができますね。
フローリングや柱と同じ素材にすることで、部屋全体の色合いも非常に統一性が取れています。また、窓を横長にして上下で区切ることでプライバシーも守ることができます。これなら外を気にせずに生活ができて安心ですね。
リビングルームはやや狭めの間取りになっていますが、吹き抜けのおかげで間取り以上に広く感じることができるようになっています。
採光と照明のバランスも良く、過ごしやすいリビングです。
バリ島をイメージしたモダンの吹き抜け
出典:http://www.polus-ie.jp/case/drafty/hascasa276/?cate=drafty
クリーム系のホワイトと、ブラウン調のカラーで統一されたモダンな雰囲気が溢れているリビングです。観葉植物とのカラーバランスもよく、ゆったりと落ち着いた時間を過ごすことができるようにデザインになっています。
このカラーだと家具の色合いもほとんどのものがマッチするので、インテリアにこだわりを組み込みやすいです。
天井が高い分、2階の部屋が広々としていそうな印象を1階から得ることができます。
また、2階の部屋からリビングルームに向かって窓を設置することで、窓の開け閉めによってリビングの雰囲気が変わるおしゃれな工夫も施されています。
扉もおしゃれで、まさにバリ島をイメージして作られた高級ホテルのようなリビングです。
毎日過ごすのが楽しくなりそうな仕上がりですね。
リビング階段のあるおしゃれな吹き抜けのある家
出典:http://www.polus-ie.jp/case/drafty/hokusin314/?cate=drafty
採光が非常にいい、明るい印象を与える間取りになっています。
リビング部分が非常にスッキリしており、吹き抜けも相まって間取り以上に広さと明るさを感じるデザインになっています。
階段もとてもきれいで、ブラウン×ホワイトの相性抜群のカラーに半透明のボードが取り付けられており、おしゃれ感がプラスされています。
床のフロアには明るめの木材を用いることで、採光が反射してより非常に明るい空間です。
日当たりもいいので、日中に日向ぼっこすると気持ちよさそうですね。
床、家具、壁とブラウンのカラーを少しずつ変化させるあたりも、木の温かみを感じやすく、優しくて居心地の良さを感じる雰囲気を演出しています。
吹き抜けにする際の注意点
吹き抜けにはたくさんのメリットもありますが、快適な生活に支障をきたすデメリットも多くあります。すべてのデメリットに対して、対策を行うことは難しいです。
しかし、吹き抜けにするには最低限注意しなければならないポイントがあります。
ここだけはこだわりを持ちつつ、どうするのか具体的に決めておくべきポイントをまとめていきます。吹き抜けにしようと思っている方はぜひ参考にしてください。
照明をどうするのか
吹き抜けにする際、照明の数とカラーを考慮する必要があります。
昼間は採光がよくて明るくても、夜は照明によりフロア全体を照らさなければなりません。
そのため、通常の間取り以上に広いスペースを照らすだけの証明にしなければならないのです。
小さな照明をたくさんつけると、おしゃれですが光が行き届かない恐れがあります。
逆に大きな照明にすると明るすぎて、部屋にいて目がチカチカする場合もあります。ほどよい明るさを保ちつつ、視覚的にも快適な状況を創り上げなければなりません。
そのための照明選びが吹き抜けの1つのポイントになるのです。
大きな照明と小さな照明、家具で間接照明を取り入れるなど、様々なパターンがあります。
自分の好みを踏まえた上で、快適なフロアになるように担当者の方に予め相談しておいた方がいいです。
寒さ対策:床暖房など
吹き抜けは想像以上に温まりにくいので、寒さ対策は絶対に考えておかなければなりません。空間が広いということはその分温まるのに時間がかかります。
そのため、冬に暖房をガンガンに入れても、1階部分が全然温まらないため、寒さ対策が必要になります。
特に床の冷えが厳しいため、床暖房をセットにする方が多いです。
女性は冷え性な方が多いので、キッチン、リビングなど家事で長時間利用する箇所を優先的に床暖房にするようにしましょう。
ただし、全面を床暖房としてしまうと費用がかなり高額になります。
費用を抑えたい場合は必要な部分に、必要なだけ取り入れるようにしましょう。じゅうたんを敷いたり、保温性のあるスリッパを履いたりするようにしても、耐えられる寒さには限界があります。
寒さを我慢せず、暖かな空間でのんびりリラックスするためにも寒さ対策は吹き抜けの大きなポイントです。
費用が高くなる
通常の住宅と比べて費用が高くなることも想定して、予算を決めておくようにしましょう。
通常とは異なる仕様のため、吹き抜けの費用は通常と比べて高額になります。
施工面積も広く、足場を組む必要があることに加え、特別な素材や設備をしようしなければならないからです。
また、床暖房を取り入れたり、特注で窓や階段の部品を作ったりする場合はさらに高額になってしまいます。
さらに、家を建てるときだけでなく、住み始めてからも光熱費やメンテナンス費用が必要です。
見た目のオシャレさが高い分、費用も多くかかってしまうので、吹き抜けを取り入れる際は注意が必要です。
他にもプライバシーや臭い、音漏れ対策などたくさんの注意点があります。魅力的な吹き抜けだからこそ、その魅力を最大限に生かすための対策が必要です。
迷っている方はプロの目線からアドバイスをもらうことを強くおすすめします。
まとめ
開放的で、明るくて、広々とした空間を提供してくれる吹き抜け。メリットもたくさんありますが、その分、デメリットも多くあります。
採光がよく、風通しもいいので通常のリビングと比べてリラックスしやすいです。そのため、ストレスを感じず過ごすことができるとても魅力的な間取りです。
また、インテリアの自由度の高いので、通常とくらべておしゃれ度の高さは格段に良くなります。
しかし、吹き抜けには注意しなければならない点も多くあります。寒さ対策や照明の問題、光熱費対策など様々な対応が必要です。
また、プライバシーや音、臭いなどにも注意しなければなりません。このようなデメリットを上手に対処することで、吹き抜けはより魅力的になっていきます。
どのようにしていくか決めていくことが多いので、簡単に決めることができないのが吹き抜けの特徴でもあります。
しかし、それだけオリジナティー溢れる住宅になることも事実です。
魅力的で、自分だけの間取りを手に入れたいと思っている方は、ぜひ、吹き抜けを採用してみてください。出来上がったときの喜びは、通常以上のものになるはずですよ。
住宅は一生に一度の高価な買い物です。数千万円単位になるため、できれば値段を安くしたいものです。
実は値段の高い注文住宅ですが、建売よりも安く家を建てられる方法があるってご存知ですか?
建売でもいいですが、せっかくであれば自由に仕様や間取りを選べる注文住宅がいいですよね。
ただ、注文住宅は失敗してしまう方がほとんどです。夢のマイホームで後悔したくないですよね。
※お断り自由・完全無料