家の建て替え

20~25坪の狭小住宅を建て替える際にかかる費用や安く立て直すコツ

建て替え費用20坪

20~25坪の家を建て替えたい際、家を建て替えるのにどのくらいの費用がかかるのか気になりますよね。

家を建て替える場合、元々ある家を取り壊す費用などもかかります。引っ越し費用などもかかるので、いくらかかるのか心配です。

特に、解体工事や引越しなど建築費用以外の出費について正しい知識を持って、無駄を省いていくことが大切です。

事前にどのくらいのお金がかかるのかわかれば、心配いりませんよね。

そこでこのページでは、20~25坪の家に建て替えたい方のために建て替えにかかる費用やポイントをご紹介します。

これから建て替えを計画している方は参考にしてください。

狭小住宅の20~25坪の家の建て替えにかかる費用

住宅を建て替える場合は、建設費以外にも土地を建設できる状態にする費用や建築中の住宅の家賃など出費が色々考えられます。

どのような出費があるのかを知っておかないと、いざ建築計画が進むうちに予算どおりにできなくなってしまうことも。

計画的に家の建て替えができるように、どのような出費があるのかをチェックしましょう。

解体工事費用:1坪3~4万円

家建て替え解体

家を建て替えるために、家を壊す必要があります。それが解体工事費用です。更地になっている土地が高いのは、解体工事費用が不要だからです。

解体費用は、思いのほか高価なのできちんと予算に組み込んでいないと赤字になってしまいます。家を建て替える際は、解体費用がかかることを考慮しましょう。

解体費用は坪数で計算される

解体費用は坪単位で計算します。1坪3〜4万円ですが、建物の種類によって異なります。

木造、鉄骨、鉄筋コンクリートの順に高くなります。鉄骨の場合で6万円になる場合もあり、費用に幅があります。

解体費用は、住宅の敷地面積ではなく、延べ床面積で計算されます。

延べ床面積が30坪(約100平米)の木造住宅で坪3万円として90万円です。地下室がある場合はさらに費用が跳ね上がります。

解体費用を決める条件は住宅の大きさだけではありません。解体するための重機が入りやすいかどうかもポイントです。

住宅がひしめき合っている地域であれば重機が入りにくいため、解体費が高額になります。

たとえば、電線が敷地及び周辺の上空に張り巡らされていると、重機のアームが絡まってうまく動けない場合もあります。

また、解体する住宅までの道のりが一方通行であったり、細くて曲がりくねっていたりすると、誘導する人が必要です。

このような場合も費用が高くなります。

業者によっても価格が異なりますから見積もりをしてもらって、じっくりと業者を選ぶことも必要です。

100万円近く差がある場合もあります。解体費用に補助金を出している自治体はあまり多くはありません。

しかしあなたが住んでいる地域は補助金があるかわかりません。出しているかもしれませんから、念のために市(区)役所に問い合わせてみましょう。

また、住んでいる家を解体するとなるとゴミがかなり出てくる可能性もあります。

引っ越しで全てを持っていくわけにも行きませんから、ゴミを処分しなくてはいけません。

解体業者に頼めないため、ゴミはゴミ専門の業者に頼むことになります。平均的に引越しの時に出るゴミは約10万円です。

ゴミをついでに処分してもらう場合は、追加でお金がかかる恐れがあります。事前に業者に確認するようにしましょう。

引っ越し費用:20万円

家建て替え引っ越し費用

家を建て替えるときは、住んでいた家から仮住宅へ、そして仮住宅から新居へと2度引越しをする必要があります。

そのため、引越し費用も2倍かかります。

しかし、引越し業者の多くは建て替えやリノベーションのための引越しプランをリーズナブルな予算で提供しているところもたくさんあります。

そのような引越しプランを利用すれば、普通の家族(4人〜6人)の引越しで約20万円です。以下は価格ドットコムの引っ越しサービスの相場の表になります。

家族
家族 2人 家族 3人 家族 4人 家族 5人以上
~15km未満
(市区町村内)
平均80,527 平均93,593 平均116,398 平均138,115
~50km未満
(都道府県内)
平均81,822 平均103,078 平均114,283 平均122,071
~200km未満
(同一地方内)
平均105,918 平均138,112 平均151,298 平均120,111
~500km未満
(近隣地方)
平均114,905 平均177,000 平均183,241 平均318,571
500km~
(長距離)
平均148,949 平均185,867 平均205,932 平均257,122

出典:価格ドットコム

3月などの繁忙期は値段が高くなりますが、おおよそこれくらいの費用が相場になります。

引越しに関してもいくつかの業者に見積もりを取ってもらって安い業者を選びましょう。

仮住まいの家賃

家建て替え仮住まい
項目 費用
仮住まい家賃 8万円 × 8カ月分 = 64万円
敷金 8万円 × 2カ月分 = 16万円
礼金 8万円 × 1カ月分 = 8万円
総額 88万円

住宅を建て直している間の住宅が必要です。

リフォームなどで1ヶ月以内であればウィークリーマンションなどでも大丈夫ですが、建て直しとなると少なくとも8ヶ月は住むことになります。

このくらいの期間を借りるのは、実は一番面倒です。大家さんとしても、どんなに短期間であっても退去したあとのクリーニング、修理が必要です。

そのため別途、敷金や礼金がかかります。

引越し荷物が全部入る大きな住宅にするか、狭くて安い住宅を借りてあまり使わないものはトランクルームに入れるか、どちらが最終的に安くなるのかをじっくり検討してください。

大家さんとしては、2年契約でずっと住んでくれる人が優先なので、駅から遠くてなかなか借り手がつかないような住宅で交渉してみてはいかがでしょう。

地元密着型の不動産屋さんに相談してみるのも一つの方法です。

住んでいる地域にもよりますが、表のように家賃を8万円として8か月かかるとすると88万円必要です。これにトランクルームが必要な場合もあるかもしれません。

住宅を建て直す費用:20~25坪の場合

注文住宅坪単価20万円

建て替える場合に、上記のように解体費用や引っ越し、建て替え中に住む場所の家賃、そして登記などに必要な費用が発生します。

このような費用を200万円ほど用意しておく必要がありますが、やはり一番の出費は建設費です。

どのくらいの費用を用意しなくてはならないのかを知り、ローンやプランを考えて行く必要があります。

全国平均の相場

地 域 建設費(万円) 延床面積:㎡(坪) 坪単価(万円)
全 国 3,353.5 128.2(38.78) 86.47
首都圏 3,627.0 127.0(38.41) 94.42
近畿圏 3,408.1 126.9(38.38) 88.79
東海圏 3,437.2 130.1(39.35) 87.34
その他 3,193.0 128.5(38.87) 82.14

フラット35利用者調査より引用

全国の平均は上記の表のように、だいたい40坪弱で4000万円近い費用が必要です。全国的に住宅の広さの平均はあまり変わらないようです。

しかし、建設費は坪あたりの単価が違うため、首都圏とその他では400万円以上の差が出ていますね。

20~25坪の場合の注文住宅の相場

地 域 20坪建設費(万円) 25坪建設費(万円) 坪単価(万円)
全 国 1729.4 2161.75 86.47
首都圏 1888.4 2360.50 94.42
近畿圏 1775.8 2219.75 88.79
東海圏 1746.8 2183.50 87.34
その他 1642.8 2053.50 82.14

20〜25坪の狭小住宅の場合は、表のように2,000万円前後が目安です。20~25万円で家を建てようと検討している方は、これくらいを目安にしましょう。

ただ、坪単価も80万円以上になるので、ローコスト住宅などで家を建てれば建設費用をもっと抑えることは可能です。

予算とのバランスを考えて坪単価や業者選びをするようにしてください。

20~25坪の注文住宅の事例

20〜25坪の土地に住宅を建てると問題は、駐車をする場所が確保できないことです。駐車場を別に借りると毎月無駄な出費があります。

1階または地下にガレージを作ったガレージハウスにすると、駐車場の出費がカットできるだけではなく、屋内に車を置けるため、車を荒らされる可能性もなく安心です。

また、ガレージ部分が全体の5分の1の広さであれば、固定資産税を計算する場合に対象外になります。

約22坪の店舗兼用3階建てガレージハウス間取り

20坪ガレージハウス間取り
工法構造 重量鉄骨造3階建て
建築面積 75.73m2 / 22.91坪
延床面積 200.06m2 / 60.52坪
工事期間 5ヶ月

敷地が狭いと駐車スペースが限られること、また隣家との距離が小さく、1階の日当たりが悪くなります。

日当たりの悪い1階は駐車スペース、2階・3階にリビングや寝室を設置し日当たりと風通しの良い住宅にするプランです。

外からの視線が気になる方角のバルコニーの手すりは少し高めで窓を覆うタイプ。

明るめのブラウンにしてデザインにアクセントをつけ、外観に閉塞感が出ないように工夫しました。風景を楽しめる方角の手すりはシースルーです。

間取り・イメージ

狭小ガレージハウス間取り

1階がガレージですから、雨の日も濡れずにそのまま帰宅できます。

DIYをするスペース、またはお店をするスペースも確保しており、将来的には書斎やジムなどを設置しても素敵ですね。

ガレージですが、タイルの床と黒く塗られた天井にスポットライトでまるでギャラリーのようなお洒落な空間が特徴的です。

ガレージセールやパーティーにも使えます。バイクが好きな人はバイクをアレンジしても素敵です。

狭小ガレージハウス間取り

出典:ハウスネットギャラリー

内部は白を基調にした素敵なデザイン。床も白いタイルを敷きつめて、壁のない広々とした空間にしています。

アイランドキッチンと一部の壁を黒に、部分的にグレーを使ってモダンアートのような室内です。

24坪の地下のあるガレージハウスの事例

ガレージハウス間取り
工法構造 鉄筋コンクリート造+木造軸組金物工法(ハイブリッド)
建築面積 81.98m2 / 24.79坪
延床面積 218.6m2 / 66.12坪 (地下含む、小屋裏・ビルトインガレージ含まず)
工事期間 5ヶ月
坪単価 78万円(地下工事含む)

外観はシンプルモダンでスタイリッシュな住宅です。地下室とビルトインガレージがあるため、内部は広々とした開放的な住宅です。

外から見ると窓が小さく、プライバシーがしっかり守られています。

しかし、この家は実はコートハウス。中に入ると開放感のある間取りに驚かされます。

 

間取り・イメージ

狭小ガレージハウス間取り地下

地下室があり、ガレージになっています。20~25坪の狭小住宅の場合、このように地下室にしたり、3階建てにしたりするのがスペースを無駄にしないのでおすすめです。

地下にガレージがあり、そこに車を停められるのはおしゃれですし、かっこいいですよね。

また、車も雨に濡れません。防犯面にも優れていますので、車好きの方にはとてもおすすめです。

狭小ガレージハウス間取り

出典:ハウスネットギャラリー

白を基調にしたリビングと廊下や階段にしようした無垢材の対比がおしゃれな住宅です。リビングの外部に接している方の窓は高窓になっており、外からの視線が気になりません。

また、中庭の掃き出し窓と高窓の組み合わせで、風通しがとても良くなっています。

中庭が見える大きな窓から光がたっぷり入り、風通しの良い気持ちの良い間取りです。外からの視線を気にしてカーテンを閉め切ってしまう必要がありません。

光が入ってくるため、日中は照明を必要ないため、電気代も節約できます。

メリットはそれだけではありません。外部からの侵入が難しいこともメリットの一つです。中庭に入らなければ、人が侵入できる大きさの窓がないので防犯面でも安心です。

マスコットも外からの刺激を受けず、中庭でのんびり日光浴ができます。

狭小住宅を建て替える方の注意点

狭小住宅でも開放感のある素敵な家が建てられますが、きちんと計画的に進めないと無駄な出費が出てしまう場合もあります。

狭小住宅を建て替える場合にどのような点に注意すべきなのかを紹介します。

解体業者は必ず比較する

解体工事について紹介したように狭小の土地の場合、重機が入りにくいこともあります。その場合、費用が思いの外高額になる可能性があります。

必ず、解体業者数社に見積もりを頼み、比較してから頼みましょう。

以下のように3社比較すれば、安い業者が簡単にわかります。

価格を比較する
  • A社:300万円
  • B社:200万円
  • C社:150万円

解体費用は、おおよその相場はありますが、実際は業者の言い値です。そのため、価格を比較しなければ適正価格を判断することは難しいです。

必ず業者を比較して安い解体業者を選ぶようにしてください。

ハウスメーカーや工務店は相見積もりをする

注文住宅相見積もり

最も出費のある建設費に関して相見積もりは必須です。図のようにハウスメーカーや工務店によって値段に差があるだけではありません。

プロの視点で作られたプランを見ることで、どのような家を建てるべきかが具体的にイメージできるメリットがあります。

より安く建て替えるためのアイデアを提示してもらえる可能性もあります。

解体業者同様、こちらも価格やプランを比較してあなたに合った優良業者を選ぶようにしましょう。そして、安くて良い家を建てるようにしてください。

一括資料請求サービスを上手に活用しよう

パンフレット

解体工事の業者や住宅を建て替えてくれるハウスメーカーや工務店も一括資料請求サービスを利用すれば、簡単に比べられます。

業者を探して歩いたり、ネットで検索したりする必要がありません。わざわざ住宅展示場など行かなくていいので、楽に業者選びができます。

サービスを利用すれば、あなたの住んでいる地域で信頼できる業者をピックアップして資料を届けてくれます。

まずは、パンフレットなどを無料でもらうようにしましょう。そして、どこの住宅がどのような家を建ててくれるのかを判断して家づくりをするようにしてください。

一生に一度の高価な買い物なので、事前にしっかり勉強してから家づくりをするようにしましょう。

まとめ

狭小住宅を建て替える際に、必要な費用と理想的なガレージを設置した住宅例を紹介しました。

家を建て替える際は、家の建設費用だけではなく解体費用がかかります。事前にいくらかかるのかを把握した上で、しっかり準備しましょう。

解体工事、引っ越し業者、ハウスメーカーなど見積もりをきちんとしてもらって、できるだけ安く、信頼できる業者を選びましょう。

そして、安く素敵なお家を建てるようにしてください。

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住宅は一生に一度の高価な買い物です。数千万円単位になるため、できれば値段を安くしたいものです。

実は、値段の高い注文住宅ですが、建売よりも安く家を建てられる方法があるってご存知ですか?

建売でもいいですが、せっかくであれば自由に仕様や間取りを選べる注文住宅がいいですよね。

ただ、注文住宅は失敗してしまう方がほとんどです。夢のマイホームで後悔したくないですよね。

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