住宅ローン

住宅ローンの比較:固定・変動金利や事務手数料・保証料

ローン比較

金融機関ごとに、住宅ローンの内容は異なります。そのため、家を購入する際、どこでローンを組めばいいのか悩む方は多いです。

さまざまな条件を比較して、あなたにあった最適なローンを探すようにしましょう。

住宅は、一生に一度の大きな買い物です。失敗してしまわないように、しっかりと注意して選びましょう。

このページでは、住宅ローンを比較する際の注意点やポイントを紹介します。ここで学んだことを活かして、あなたにとっての理想的なローンを選ぶようにしましょう。

金融機関ごとの金利を比較する

住宅ローンを組む際、必ず金利を気にするようにしましょう。車などのローンに比べて、住宅ローンは金利が低いです。

しかし、借りる額が3,000万円にも及ぶため、その数パーセントの違いが数百万円単位の違いになります。

実際、同じ金額を借りて住宅ローンを組んだとしても、金利が1%変わると総支払額は大きく変わります。

たとえば、借入金額3,000万円、返済期間35年、固定金利、元利均等返済でボーナス払いなしで借りる場合、1%金利が異なると以下のようになります。

金利1%の差額

これからわかるように、同じ金額や返済期間だとしても金利が変わると数百万円単位の差が出ます。

そのため、住宅ローンを組むにあたって、まずは金利がなるべく低いところで借り入れを行うようにしましょう。

手数料や保証料を比較する

住宅ローンを組むと、さまざまな手数料や保証料などの費用がかかります。そのため、この金額が安いところを選ぶようにしましょう。

たとえば、総額の0.2%程度になる保証料や0.3%以上になる団体信用生命保険(団信:借入主が死亡してしまったり高度の障害になってしまったりした場合、代わりにローンを支払ってくれる保険のこと)の保険料が低いところで借り入れを行うと、無駄な費用を安くできます。

実際に3,000万円のローンを組んだ場合、3,000万円 × 0.2%(保証料の割合) = 60万円(保証料の値段)になります。

これから分かるように、たとえ保証料が1%以下であったとしても、住宅ローンの場合は数十万円単位になります。そのため、保証料や保険料などに関しても必ず比較するようにしましょう。

なお、いくら金利が安くても、手数料が高ければ意味がありません。そのため、利子ばかりを気にするのではなく、手数料の金額も検討する1つの材料にしてください。

繰り上げ返済時の手数料を比較する

住宅ローンを返済していくうちに、繰り上げ返済を行う可能性は十分考えられます。この返済を行うほど早く完済できるため、結果的に総支払額を少なくできるからです。

ただし、このとき手数料が発生する場合がほとんどです。そのため、この金額がなるべく安い金融機関でローンを組むと良いです。

なお、現代ではインターネット上で簡単に繰り上げ返済を行えるところがあります。頻繁に返済を行いたい方は、そのようなサービスが充実しているかどうかも比較すると良いです。

金融機関の保険担当者を比較する

ここまで述べてきたことからも分かるように、住宅ローンを組む際は手数料や保証料などのさまざまな費用が発生します。そのため、これらを比較して安いところを選ぶようにしましょう。

ただ、金利や手数料なども大事ですが、保険担当の営業マンを比較することも忘れてはいけません。

たとえば、同じ営業職であったとしても、丁寧で親身になってくれる人と最低限のことしかしてくれない人が存在します。

全く同じ条件でローンを借りるのであれば、この場合、前者の金融機関でローンを組んだほうがいいです。

今後、更に金利が安くなる可能性や新たなサービスが行われる可能性は十分に考えられます。

このとき、親身になってくれる担当者であれば、ローンを借りた後であったとしても、金利を下げてくれたり、良いサービスを提案してくれたりするからです。

たとえば、よく見られるのが、あなたがローンを借りてから数年後、「他の金融機関に借り換える」と金融機関に伝えると、金利をその借り換え先の水準まで引き下げてくれるというケースです。

現在、2%で住宅ローンを借りている方が、1%の金融機関に借り換えを行うと数百万円単位で利子が安くなります。そのため、金利が低い機関へ借り換えを行うと得をします。

したがって、先ほどの場合、金利を低くしてくれたため一見金利が低くなったように感じ、親切に思うかもしれません。

ただし、これではとても親切とはいえません。なぜなら、「他の金融機関に借り換える」と言ってから、初めて金利を下げているからです。

逆を言えば、あなたが借り換えを行わなければ、そのまま高い金利のままだったということになります。

このとき、本当に親切な担当者であれば、「他の金融機関に借り換える」などと言わなくても、ローンの内容を見直して安い金利を提案してくれるはずです。

一般的に、ローンを借りる方は詳しい知識を持っていません。そのため、わからないことばかりです。

だからこそ、ローンに詳しい担当者が親身になってくれれば、お金を借りる側としては助かります。

ローンを組む際、金利や手数料などの金額を比較することはとても重要です。しかし、お金だけではなく、担当者など、機関側の人柄を見ることも大切になってきます。

これにより、あなたに最適な場所でローンを組むことができるはずです。

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