ハウスメーカーの特徴

スウェーデンハウスで家を購入する際に知っておきたい評判や口コミ、坪単価を紹介

スウェーデンハウス

注文住宅をスウェーデンハウスで家を建てる!と考える方は多いですが、どんな家を建てられるのかご存じですか?

家は一生に一度の買い物ですし、後悔しないような選択をしましょう。

まずは、スウェーデンハウスはどのような家を建てられるのか。特徴はどのようなハウスメーカーなのかをご紹介します。

口コミや評判、実際に家を買った方の口コミ等をご紹介しますので、参考になるはずです。

スウェーデンハウスってどんな家?

スウェーデンハウス(株)は、スウェーデンの住宅資材・製品を輸入し、設計・施工、そして販売している会社です。

1964年に設立された北海道石狩の開発業者を祖にし、1984年に現在のスウェーデンハウス(株)となっています。

高性能な住宅で知られているスウェーデンハウスですが、オリコンの顧客満足度調査で総合一位を連続して獲得していることでも有名です。

特に、2019年の調査では全項目で一位となっており、パーフェクトを達成しています。

ユーザーにとって、住宅性能、設備・内装の質、アフターサービス・長期保証などと、住宅の基本的な部分でそれぞれに第一位というのは安心ですね。

特筆すべきは、高性能と高品質を誇る大手ハウスメーカーを抑えながら、金額の納得感も第一位ということで、称賛に値します。

そんな顧客満足度一位のスウェーデンハウスとはどのようなものなのか、以下から紹介していきましょう。

スウェーデンハウスの特徴

スウェーデンハウスを知るために、まずは特徴を紹介していきましょう。

3つの特徴

  • スウェーデン生まれの日本育ちの家
  • 長く住み続けられる家
  • 高断熱・高気密・計画換気の家(断熱材・木製断熱サッシ)

その他の特徴もありますが、上の代表的なものについて以下から紹介していきます。

スウェーデン生まれの日本育ちの家

自然豊かなスウェーデンの冬は厳しいことで知られていますが、福祉先進国としても知られています。

その中で培われた人と環境に優しい住宅のノウハウや思想を活かし、日本の風土と文化に対応させたものが、スウェーデンハウスです。

例えば、日本に多い地震には、阪神・淡路大震災の2倍にあたるエネルギーにも耐える性能としています。

同社の住宅工法は、木質パネル工法で、使用されている枠材は45mm×120mmの大きさで、その断面積は2×4の約1.6倍あり、2×6よりも大きいものです。

合わせて、寒い環境下で育つ北欧の木材は、年輪が詰まっているため強度的にも優れています。

なおスウェーデンハウス(株)では、現地に工場を持ち、素材から製品に至るまで徹底した品質管理を行うと共に、安定した住宅供給体制をとっています。

長く住み続けられる家

1984にスタートしたスウェーデンハウスのコンセプトは、百年受け継ぐ家、高気密・高断熱、家族を守る強い家づくり」でした。

それは、当時の日本の住宅がシングルガラスのアルミサッシ、モルタル壁、そして貧弱な断熱材の中で、画期的なコンセプトでもありました。

このスウェーデンハウスのコンセプトは現在も受け継がれており、正に百年変わらぬ価値と言えるでしょう。

そして、それを支えているのが、50年間の無料定期検診システムです。

高断熱・高気密・計画換気

スウェーデンハウスの最大の特徴は、高断熱・高気密の住宅性能です。現在の日本では、同様の住宅性能を打ち出しているハウスメーカーもあります。

しかし、断熱性能の計算や気密性能の測定を標準で全棟実施しているのは、同社だけでしょう。

つまり、それだけ高断熱・高気密の性能に自信をもっており、人と環境に優しい省エネを果たしているのです。

断熱材

天井には綿状のグラスウールを隅々まで吹き込み、300mmの厚さとしています。

また、外壁には120mm(24kg/㎥)厚のグラスウールを採用し、床には100mm(16kg/㎥)厚のグラスウールでを二重に敷き込んでいます。

いずれも、一般的な国内仕様をはるかに超える仕様で、酷寒のノルウェーのノウハウが活かされています。

木製断熱サッシ

スウェーデンハウスの高性能は、この木製サッシに代表されていると言っても過言ではありません。それにしても、この木製のサッシには高級感と味わいがありますね。

なおスウェーデンハウスでは、24時間換気システムを採用しており、高断熱・高気密とも合わせて、省エネと人に優しい住環境を実現しています。

スウェーデンハウスの事例・間取り

スウェーデンハウスでは、一般住宅から高齢者介護施設などの特殊建築物まで供給していますが、ここでは一般住宅の事例を紹介していきます。

同社では、ライフスタイルに合わせた設計コンセプトをいくつも用意しており、それぞれに参考プランやイメージ紹介していますので参考にしてください。

事例1:リゾート地のペンションのような住宅

勾配の三角屋根が特徴的で、屋根と急妻壁のグレー、そして外壁とホワイトサッシとのコーディネートバランスがよく、可愛い外観になっています。

自然木のブラウンとホワイトとのカラーバランスが優しい印象を作り出しています。いかにも北欧風で、非常におしゃれです。

出典:https://sumika.me/contents/9170

自然木の色のバラツキを生かした内装です。床の節のあるフローリングも味わいがあります。

手前がダイニングで、奥は急勾配の屋根裏を吹抜けにした広がりのあるリビング空間です。

事例2:日本で最初のスウェーデンハウス

スウェーデンハウスとして1984年に初めて建てられた住宅です。写真は2005年に撮影されたもので、既に築21年を経過しています。

しかし、現在の国内ハウスメーカーには同様の外観デザインの住宅が多くあり、全く古さを感じません。むしろ、周囲の住宅と比べても上質なデザインを感じます。

ソファーや電気製品には古さを感じますが、内装は築21年を全く感じさせません。むしろ、自然木の良さに経年の味わいが加わっているようです。

出典:https://www.swedenhouse.co.jp

スウェーデンホームの特徴の一つである木製サッシで1984年当時のままです。経年の使用感はありますが、腐食や結露の跡が見られず、機能性も失われていません。

この住宅オーナーは、あと何年住み続けるかの質問に、一生住むつもりと答えています。築21年でこの良好な状態ですから、十分可能でしょう。

事例3:海外駐在で知った家の価値

この家のオーナーは、5年間のイギリス駐在で、自然素材を活かした家は古くなるにつれて趣(おもむき)がでてくると知ったそうです。

つまり、長く住んでも老朽化するのではなく趣のでる家として、スウェーデンハウスを選んだとのことです。

これは、スウェーデンハウスの「 百年受け継ぐ家」のコンセプトと性能が評価されたということでしょう

なお、この住宅で意外なのは、スウェーデンハウスのいわゆる北欧スタイルの外観ではないということです。

写真のように一般的な日本住宅の外観で、日本の街並みに溶け込みやすい外観としています。これであれば、ユーザーの選択肢としても広がるのではないでしょうか。

出典:https://www.swedenhouse.co.jp

この住宅のオーナーは、「ふれあいが深まる思い出が輝くリビング」の願いでLDKを2階に設けました。

この明るさと開放感に溢れたLDKで家族で料理をつくったり、ピアノを引いたりするそうです。

なお、家族でピアノを引いても外部に音が漏れることはほとんどないとのことです。スウェーデンハウスの断熱・気密の性能が、防音・遮音にも効果を発揮しているのでしょう。

スウェーデンハウスの価格はいくら?

スウェーデンハウスの本体価格は、75~100万円/坪と言われており、ハイクラスの価格帯になります。

では、実際の本体価格は、どのようなものなのでしょうか。スウェーデンハウスユーザーの口コミからチェックしてみましょう。参考にしてください。

坪単価77万円の口コミ

35坪で2700万で建築できると営業に言われたのですが、これは標準的な値段ですか?
予算ギリギリで後になって値上がりすると嫌なのですが。。。建物のみの価格です。

https://www.e-kodate.comより

延床面積35坪で2700万円ですから、坪単価では、77.14万円となります。

この口コミユーザーは、見積額が標準的なものかどうかに不安を持たれているようですが、恐らく妥当なところでしょう。

しかし、その妥当性を自ら確認するためには、他社からも見積りをとることが重要ですね。

なお、付帯工事費や行政手続きなどの費用は別途必要ですから、建設総額を確認することも必要です。

本体価格以外が高い口コミ

SWHも検討中なのですが、55坪が本体価格4500総額8500だそうです。
値引きが600です。
見積もりの後、決算だから特別な値引きだって事で建築依頼書にサインしてくれと言われました。
本体価格の125~130%は覚悟していましたが、さすがに190%は高いような…
600万の値引きに飛びつくカモみたいで不快なので保留です。

https://www.e-kodate.comより

この口コミ情報から試算すると、本体価格の坪単価は81.82万円で、本体以外の付帯工事費やその他費用の合計が4,000万円となります。

地盤改良や外構工事の有無がわかりませんから、一概には言えませんが、本体価格以外で4,000万円となると、口コミ評価同様に腰が引けますね。

ただ、値引きの600万円は、本体価格に対して13.3%、総額に対しては7%ほどですから、一般的なものかも知れません。

いずれにしても、相見積りで金額や内容を十分に比較・検討することをおすすめします。

坪単価80万円の口コミ

私は13年前にスウェーデンハウスで建てましたが(東京都多摩地区)、この家は4回目の買替えでした。・・・中略・・・この家を上回る物件は無いと思います。

木製の窓は全く問題がなく、結露なんかありません。だって3重ガラスですから結露のしようがないですから。断熱性は完璧ですね。

スウェーデンハウスにしたのは当時飼ってた愛犬がひどいアトピーで、25度以下にしないとかきむしって家にいることが出来ず4月から10月まで毎年入院してました。当時住んでた家は真夏だとフルに冷房を入れても27-28度だったので、愛犬は耐えられなかったんです。

でもスウェーデンハウスにしたおかげで1年中愛犬と過ごすことが出来るようになりました。
女房にとっては夢の住宅だったので、本当に満足していますね。メインテナンスはほとんどお金はかかっていません。

確かに価格は高いです(80万円/坪位)ですが、高熱費が大幅に下がったので長い目で見れば元は取れると思います。

https://www.e-kodate.comより

一般的に、本体価格で坪単価80万円というのはハイクラスになります。

しかし、この口コミユーザーのように築13年建っても満足されている様子は、非常にコストパフォーマンスが高い証拠といえるでしょう。

このようなユーザー評価をみると、金額の納得度一位というのも納得できます。

スウェーデンハウスの値引きはどのくらい?

値引き12%という口コミ

ウチは今、まさに見積り合戦中です。・・・中略・・・  ウチは32坪の総二階、ZEH仕様にして建物本体2,900万円くらい。 坪単価90万円で、値引きは最初8%、今は10%まで提示されています。 「お客様が本気を出してくれれば、特別にまだイケます。」と言ってました。 12%くらいイケたのかな? ただ、ウチは止めておきました。 ・・・以下略

https://realestate.yahoo.co.jpより

延床面積32坪で本体価格2,900万円。これを最終的には12%くらいの値引きとすると、価格では348万円の値引きで、坪単価では、79.75万円ほどになります。

最終的に、この口コミユーザーはスウェーデンハウスとは契約せず、同じスウェーデンハウスを輸入している工務店と坪単価65万円で契約したそうです。

坪単価の差額は、79.75-65=14.75万円/坪となり、本体価格では472万円となります。この金額であれば付帯工事はまかなえるかもしれません。

スウェーデンハウスには残念でしたが、失礼にならない範囲で上手に業者を選ぶことは必要ですね。

値引き200万円は普通の口コミ

キャンペーンは毎月やってます。 やってない月はありません。 キャンペーンの内容は、その月々により異なりますが、だいたい同じようなものです。

「オプション200万円分プレゼント」 「太陽光発電5KW(約200万円相当)プレゼント」 「坪単価大幅値下げ」 等です。 ・・・中略・・・ですから、勝負はキャンペーン以外の値引きやオプション無料付加になります。 例えば、キャンペーンとは別に坪単価を1万円値引きしてもらい、更にオプションでウッドデッキを無料で付けてもらう、というような感じです。・・・以下略

https://realestate.yahoo.co.jpより

上で紹介した600万円や12%(348万円)の値引きなどから、200万円の値引きというのは、この口コミのように普通なのかもしれません。

ですから、口コミのようにそれ以外の値引き交渉が必要ですね。ただし、値引きはあくまでもお願い事ですから、失礼な態度は控えましょう。

決算期が狙い目の口コミ

「現在、スウェーデンハウスで商談中の者です。3月の期末決算で10%の値引きを提示されました。しかし、それでも地元の工務店よりは高額です。」

http://s-house.cocolog-nifty.com/blog/より

すでに紹介した口コミ情報から判断すると、10%の値引きというのは普通にあるようです。

口コミでは、決算期だからとのことですが、その他のキャンペーンやセールなどと同じではないでしょうか。

むしろ、決算期に合わせて値引きしなければならないような業績では、不安があります。

以上の口コミから判断すると、スウェーデンハウスでは200万円相当の値引きが普通で、がんばれば10%ほどの値引きが可能のようです。

スウェーデンハウスで家を建てるコツ

冒頭で紹介したオリコンのユーザー満足度でスウェーデンハウスは、金額の納得度も含めた全調査項目で第一位となっていました。

価格帯がハイクラスにも関わらず満足度が一位というのは、それだけコストパフォーマンスが高いということです。

しかし、だからと言ってスウェーデンハウスであれば後悔しないというものでもありません。ユーザー自らが、納得しなければ本当の意味で満足できないものです。

そのためには、他のハウスメーカーの話も聞いて十分に比較・検討するようにしてください。

ほかの住宅メーカーにも話を聞こう

スウェーデンハウスの金額の納得度が第一位と言っても、予算に合わなければ、意味がありません。

その場合、価格の口コミにもあったように、同じ仕様でも安く建てられる業者を探す必要があるのです。

そのために、スウェーデンハウスを含めて他の業者と相見積りをとるようにしてください。

以下で、上手に相見積りを取る工夫について紹介しますので参考にしてください。

相見積もりを必ず行う

注文住宅相見積もり

例え気に入ったハウスメーカーがあっても、注文住宅では他社を含めて相見積りを取ることが重要です。

上のグラフは、同じ規模・仕様の建物で相見積りをとった時の一例です。最高額と最低額では1,400万円の差があり、実に1.7倍近い価格差があります。

見積り額は、大手ハウスメーカーほど高く、地域の工務店のような小さい業者ほど安くなる傾向があります。一方、大手ハウスメーカーほど信頼や安心感があり、工務店では少し不安を感じるのも事実でしょう。

したがって、ユーザーは相見積りをとり説明を受ける中で、安く信頼できる業者を見つける作業が必要です。そして、そのための情報を集めなければならないのです。

無料でカタログをもらおう

パンフレット

相見積りをとるための業者選びには、一括資料請求サービスが便利です。

これは、WEB上で請求できる無料のサービスで、ユーザーの業者探しやカタログ請求などの作業を代行してくれます。

このサービスで集めた情報やカタログとお気に入りのスウェーデンハウスとを比較・検討して、後悔しない業者選びとしてください。

重要なのは、アンケートによる平均的な顧客満足度第一位ではなく、自身の満足度第一位なのです。

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住宅は一生に一度の高価な買い物です。数千万円単位になるため、できれば値段を安くしたいものです。

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