ハウスメーカーの特徴

エースホームの評判や口コミ?坪単価や値引きはどれくらい?

エースホームローコスト住宅

当記事は注文住宅メーカーのエースホームについて解説していきます。

エースホームは2001年にエス・バイ・エルというハウスメーカーと建材メーカーのトステム(現LIXIL)が提携して始めたフランチャイズ制のハウスメーカーです。

価格を抑えたローコスト住宅が建てられますが、内外観や耐久性に関しては決して安っぽくありません。

今回は、エースホームで建てる家の特徴や実際に建てられた施工事例、ユーザーの口コミなどを紹介していきます。これから注文住宅を建てる際の参考にしてください。

エースホームの特徴

まずはエースホームで作る注文住宅の特徴を見ていきましょう。大きく分けて3つの特徴があります。

3つの特徴
  1. 快適な暮らし:高断熱・省エネに優れた家
  2. 優れた耐震性:震災に強く安心な家
  3. 『自分らしく』『個性的に』暮らせる 次世代の住まい

それでは、順番にご紹介していきます。

快適な暮らし:高断熱・省エネに優れた家

高断熱エースホーム

エースホームで建てる家の一つ目の特徴は、高断熱で省エネ性に優れているという点です。

政府が推進しているエコ住宅の基準「ZEH」と同じレベルの断熱仕様を採用して、夏は涼しく、冬は暖かいのが特徴です。どのような仕様なのか、細かく見ていきましょう。

高い断熱仕様

エースホーム断熱仕様

住宅の暑さの7割、寒さの6割は窓から出入りすると言われています。エースホームの住宅は高断熱仕様のサッシを採用しており、暑さ寒さを通しません。

樹脂サッシを使用し、2枚と3枚の選べる複層ガラスで高い断熱性能を実現しています。

また、壁や天井にも高性能断熱材を使用することで、さらに断熱性を高めています。

魔法瓶のような住宅で、冷暖房に頼りすぎずに過ごせるため、お財布にも体にも優しいのはうれしいですね。

優れた耐震性:震災に強く安心な家

耐震性エースホーム

地震の多い日本では、家を建てる際に耐震性能も重要な要素となります。エースホームの耐震への取り組みを見てみましょう。

耐震性能は、最高等級の「耐震等級3」

高い耐震性エースホーム

エースホームで建てる注文住宅はすべて、最高等級である「耐震等級3」を標準装備しています。これは震度7程度の地震の1.5倍の力でも倒れないレベルです。

実物による耐震実験が行われており、実用上の強度が証明されていますので、安心して建てることができますね。

また最新鋭の制振デバイスも標準装備していて、耐えるだけでなく地震の揺れを吸収します。

揺れを最大83%軽減することで、建物へのダメージが少なくなり、耐久性も向上しています。

『自分らしく』『個性的に』暮らせる 次世代の住まい

エースホーム自分らしく

エースホームの注文住宅は3つのデザインを用意し、人それぞれのライフスタイルに合わせやすいのが特徴です。

それぞれ、どのような特徴のデザインなのか見ていきましょう。

内装・デザイン

1つ目のデザインは、アメリカのニューヨークのような雰囲気を取り入れたブルックリンスタイルです。

木やレンガの質感を大胆に出した、ヴィンテージ感のあるデザインが特徴です。飾らない自然なライフスタイルや、DIYが好きな方におすすめのスタイルですね。

エースホーム事例2つ目のスタイルは落ち着いた色調でまとめられた、都会的な雰囲気のスタイリッシュスタイルです。

モダンな家具との相性が良く、リビングやお部屋でゆっくりと時間を過ごしたい方におすすめですね。

 

エースホームデザイン3つ目に紹介するのは、温かみのある雰囲気のカントリースタイルです。

白を基調として自然な木の質感を生かした優しい印象で、これから子育てするのに良さそうなデザインですね。

エースホーム事例

エースホームの間取りの事例

ここからは実際に建てられたエースホームの施工事例を見ていきましょう。

注文住宅を検討している方は、自分が住んでいるつもりになって気に入ったデザインを取り入れてみましょう。

カリフォルニアスタイルで家具とインテリアにこだわった家

カリフォルニア風なデザイン

広くとられた明るくて開放的なLDKが特徴のお住まいです。

オープンキッチンを採用しているので、食事の支度をしながら家族と会話したり、リビングで遊ぶ子供の様子を見たりすることができます。

子供に人気のハンモック

子供ハンモック

リビングの天井に吊るしたハンモックはゆったりと座ってリラックスできるこだわりのアイテムです。

しっかりと躯体に取りつけられているので、子供がブランコ代わりに遊ぶこともできます。食事の支度で手が離せないときも遊んでいる子供の様子が分かってお母さんは安心ですね。

平屋に住んで実感した抜群の心地よい家

エースホーム平屋

広々としたリビング

広々としたリビング平屋大きな窓からたっぷりの太陽光が入るリビングは、実際の広さよりも大きく見えゆったりとくつろげる空間です。

和室との間仕切りをあえてつけず、繋がりのある空間として奥行き感も演出しています。

くつろぐときはリビングのソファで、大切なお客さんが来たときは和室に通してと使い分けもできて良いですね。

性能より心地よさを一番大切にした家

エースホーム家2階の天井まで吹き抜けになった、開放感のあるリビングが特徴のお家です。

対面カウンターの下に収納を設けるなど工夫して、リビングに家具を置かずにすっきりと仕上げています。

高さのある吹き抜けの大きな窓は、一日中たくさんの光を取り込めて明るいリビングとなっていますね。

広々とした明るいリビング

リビング白とナチュラルウッドでまとめられた明るい配色が、広さを演出するのに役立っています。半透明の建具を使用することで、扉を閉めた状態でも圧迫感を感じません。

夏や冬に扉を閉めて空調をつけても、扉から採光もできるので明るさもばっちりです。

エースホームの値段・坪単価

ここからは、エースホームを実際に建てるときの価格を坪単価の視点で見ていきましょう。注文住宅の坪単価は、プランの内容や使用によって大きく変わります。

ここでは実際に見積を取った方の口コミを2つご紹介します。

坪単価47万円

見学会でとても気に入って仮契約すべく見積もりをお願いしたら、延床36坪のアンディーで家のみ総坪単価47万と言われ、提示金額からの値引きはできないとのことでした。

e戸建てより引用

坪単価47万円で延床面積が36坪とのことですから、建物価格は1,692万円ということになります。

大手ハウスメーカーで注文住宅を建てると、坪単価が70~80万円になることも珍しくありません。

大手と比べるとかなり費用を抑えることができ、耐震性能や高断熱機能も付属しますので、かなりコストパフォーマンスが良さそうです。

値引きがないのは、もともと経費を削減してローコストを実現しているからという見方もできます。

坪単価が50万円を超える

なんだかんだで坪単価50はいきます。

e戸建てより引用

上の口コミと違い、こちらの施主さんは見積が坪単価50万円を超えてしまったようです。

ローコスト住宅とはいえ、注文住宅は一軒ごとに仕様が違い坪単価も変わってきますので頭に入れておきましょう。

例えばオプションでグレードの高い設備を選ぶと、当然坪単価も上がります。プランを考えるときは、どんどん夢が膨らんで見積価格も高くなりがちです。

予算を担当者にしっかりと伝えて、実現可能なプラン作りを心掛けましょう。

エースホームの評判・口コミ

ここからは、実際にエースホームを建てた方の口コミをご紹介していきます。良い評判と悪い評判を両方紹介しますので、家づくりの参考として役立ててください。

悪い口コミ

まずはエースホームの悪い口コミから紹介します。どんな不安要素があるかわかっていれば対策を立てることができますので、ぜひ参考にしてください。

住民の挨拶がない

斜め前がエースホームで建築でした。営業・工事関係者誰1人挨拶なしでした。家の前にはトラックは止めるし、感じ悪い会社でした。

最近すみ始めた様ですが、住人も挨拶なしで、感じ悪いです。

e戸建てより引用

エースホームで家を建てた直接のユーザーさんではありませんが、建築中の対応に不満があったようです。

会社への不満が住人にも影響してしまい、ご近所との関係も悪くなってしまいますね。

対策として、営業担当と確認して建築を始める前に近隣挨拶をしてもらいましょう。また自分でも必ずご近所に挨拶するようにします。

工事中の様子を見に行くとき、こまめに近所に顔を出して、工事の迷惑が掛かっていないかなども確認すると良いでしょう。

信用してたのに裏切られた

うちも84さんに共感します。 信頼してたのに裏切られた感じしました。

もう、引き渡し終わったらどうでもいいや的な、態度を感じた。

安いかもしれないけど、値段ほどの価値は、到底無いと思います。

うちの場合なので、いい加盟店もあるかもしれませんが、 埼玉県H市で建てるときは気をつけてください。

e戸建てより引用

引き渡し後の対応が悪く、建て終わったらほったらかし、という印象を受けてしまったようです。

エースホームはフランチャイズ制のため、加盟店ごとに経営が違いますので気をつけないと対応が悪い場合もあります。

見積段階で担当者とよく話し合い、最後まできちんと対応してくれそうかどうかをよく見極めましょう。

時間に遅れてくる、約束を守らないなど、不安を感じる担当者の場合は契約せずにしっかりと検討するのが大切です。

設計は良いが営業の対応が悪い

設計もかなり自由が利くし、タテモノ自体も今のところ問題なくそこそこ満足なんですが
営業の対応が悪い。

私も信頼を裏切られた感じ、信頼しすぎるほうも悪いのかも知れませんが…。

e戸建てより引用

住宅の営業マンは契約を取ってなんぼの世界なため、どうしても新しい契約に力を入れて、契約後の対応がおざなりになりがちです。

契約後は誰が担当し、どのような流れで着工~竣工まで進むのかをよく確認しておきましょう。

営業マンの口から言質を取っておけば、悪い対応もしづらくなるため予防効果があります。

良い口コミ

ここからは実際に建てた方の良い口コミを紹介します。建築中に気をつけるべきポイントなどもありますので、ぜひ覚えておきましょう。

エースホームで建設中

私はエースホームで建築中です・・・。S県北部では結構エースホームの住宅結構ありますよ。

値段通りの家ではありますが、家の造り自体は値段の割りには満足しています。

使用建材、工法も大手のHMでも同じものを使ってましたから・・・・。

ただ・・・ 安い分自分で苦労して各工程で施工チェックを行なった方が良いと思います。
(どのHMでも言える事ですが大手ほど評判を気にはしないでしょうから・・・。)

施工チェックでの補修依頼にはちゃんと答えてくれます。

e戸建てより引用

家の構造に関しては規格がありますので、一定のクオリティが保障されるので安心ですね。

しかし、実際に建てる職人さんや監督は家ごとに違うので、仕様通りの仕上がりになっているかはきちんとチェックしたほうが良さそうです。

施工中の質問や補修に関してはしっかり応えてくれるとのことなので、疑問に思ったことがあればすぐに質問しましょう。

来月引き渡しされる方

来月引き渡しです(アンディーです)。

O県では元会社がもともと県内では上位の施工実績のあるHMで、その親会社は有名な食品メーカーであるため地盤がしっかりしており、財政的な心配は皆無でした。

価格が割とリーズナブルな割に営業担当、工務担当、設計担当、インテリアコーディネーター、外構担当とすべて顔が見え、連絡がしっかりとれ(工務担当の方はほぼ毎日電話で作業報告があります)、打ち合わせもしつこいくらい行えましたので、安心して工程が進みました。

もちろん、工事中の近隣に対する配慮もしっかりしていただけました。

トステムとの合弁会社ですが、トステム製品は窓、ドアぐらいでした。設備の選択肢はかなり広いので、どのメーカーの商品でも問題なく使わせてもらえたでしょうが、特にこだわりもなかったので、提案していただいたものを使用しました。

台所はクリナップ、トイレはTOTOといった感じです。

実際まだ住んではいませんが、かなり気に入った家となりました。ただ地域により差があるようですね。

e戸建てより引用

注文住宅の満足度は、工事前、工事中の打ち合わせをどれだけしっかり行うかにかかています。

この口コミの施主は、工事に関わる全ての担当者としっかりコミュニケーションが取れているため、満足度の高い家を建てられています。

工事中も毎日報告があるというのは安心ですし、行き違いによるトラブルも発生しません。

工事前から打ち合わせがしっかりしている会社は、全体の体制がきちんと整っている場合が多いです。見積・打ち合わせ段階での会社の対応にも注目して、会社を選びましょう。

担当が素晴らしくすぐエースホームに決めた

これからエースホームさんでを建てます。初めは、土地を決めてからホームメーカーさんを決めようと思い、土地の購入をしました。

ところが、建築条件有りの場所だったのでどうしようと思いながらホームメーカーさん(エースホーム)に行ってみました するとその他のメーカーよりも担当の営業マンがすばらしく感じが良かったので、話を聞いてすぐエースホームに決めました。

打ち合わせにメーカーの建築士さんも登場したら、この方も感じ良くさらにこちらの意見を全部聞いてくれてかなりの理想の家が出来そうです。

ちなみに、まだ1ヶ月しか経ってないのに、契約しました。これからが楽しみです。

e戸建てより引用

建築条件有りという難しい案件にも関わらず、感じよく対応してくれる会社に出会えた良い事例です。

会社選びの際には、遠慮せずに思い切ってあれこれ要望を言ってみるのも大切です。要望が多いからと嫌な顔をする営業マンや会社では、理想の家は建てられません。

意見をしっかり聞いてくれて、プランや見積に反映してくれるヒアリング力のある会社を選んで家を建てましょう。

エースホームの値引きについて

もともと坪単価の安いエースホームですが、値引き対応についてはどうでしょうか。口コミから検討してみましょう。

値引きがない

エースホーム自体値引きはありません。

間取りが当初より1.5坪程度広がったのですが、その分の差額は本来発生するのですが、当初の約束通りの金額で良いと言われたので、1.5坪分程度が実質の値引きですね。

複合ガラス、樹脂サッシが建物本体価格に含まれている程度です。

自分で作成したプランを持参して、その際に希望を言っていたのを全てつけて頑張って貰いました。

例えばプランに含まれている窓を減らしたり、窓のサイズダウンしたりすれば、値段はかなり変わります。

e戸建てより引用

当初よりオーバーするはずの予算を、もともとの金額に納めてくれた実質値引き対応の事例です。

元の価格が安いため値引き対応は難しいようですが、オプションをつけたり仕様をグレードアップしたりといった方が交渉しやすいようですね。

どうしても予算がオーバーする場合は、窓や収納などの設備を削る方法しかないようです。

店舗によって値引きは変わる可能性がある

基本的に値引きのないエースホームですが、フランチャイズ経営のため店舗ごとに経営状況は違います。

営業担当によっては頑張ってもらえる可能性もありますので、ダメもとで交渉してみるのも良いでしょう。

ただし無理な交渉をすると、契約後気持ちよく対応してもらえない可能性もありますのでお願いするスタンスがおすすめです。

値引きしてもらう代わりに工期の都合は工務店にあわせる、などの交換条件を提示するのも良いでしょう。

どうしても値引きが難しければ、オプションをつけてもらう、設備のグレードを上げてもらうなどの交渉もおすすめです。

まとめ

今回はエースホームの特徴や口コミなど役立つ情報をまとめてきました。価格を抑えたローコスト住宅ながら、希望のプランが作れるのは大きなメリットですね。

しかし、フランチャイズ制のため会社によって対応が違うという点には注意が必要です。

しっかりした会社と営業マンに出会えれば、安くて満足するマイホームを手に入れることができそうです。

当記事を参考に、エースホームを家づくりの選択肢の一つとして検討してみてください。

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