平屋

平屋ガレージハウス付きの間取り図の例:価格や建築時の注意点

ガレージハウス平屋

誰にも気兼ねなくメンテナンスができる自分だけのガレージで、ピカピカに磨いた愛車に乗ってドライブに出かける。ガレージ付きの一戸建ては、車好きの方にとっていつか叶えたい夢の一つではないでしょうか。

当記事では、ガレージを備えた平屋住宅を写真付きで詳しく紹介します。本体価格も掲載しますので、予算の参考にしてみてください。

記事の最後に、ガレージや平屋住宅を検討する際の注意点もありますので、最後まで読んでみてください。

愛車の見えるビルトインガレージの平屋:1,500万円

ビルトインガレージの平屋
本体価格 1500万円
坪単価 53万円
延床面積 93.57m2
敷地面積 310.20m2
工法 木造軸組

間取り・イメージ

ビルトインガレージの平屋 ビルトインガレージの平屋間取り

出典:スーモ

ビルトインガレージを備えながら、1,500万円と求めやすい本体価格の平屋をご紹介します。

四角くシンプルに設計されて凹凸の少ない外壁は、材料費や施工の手間、足場代などを抑えることが可能です。そのため、求めやすい価格になっています。また雨漏れなどが発生しやすい外壁の凹部を排することで、傷みづらい設計となっています。

ビルトインガレージはコンクリート打ちっぱなしの床に、あえて下地材を見せた室内仕上げです。

まるで秘密基地のような雰囲気に、ついつい長居してしまいそうですよね。

また、開口部の自由度が高い木造軸組み工法のメリットを生かし、ガレージと和室の壁に設けられた大きな窓からはいつでも愛車を眺めることができます。

ガレージは車一台と作業スペースも十分にとれる大きさで、天候に関係なく愛車のメンテナンスが可能なのは車好きに嬉しいですね。大きな車も余裕をもって入れることができます。

薪ストーブのあるガレージの平屋:1,500万円~1,999万円

ガレージハウス平屋薪ストーブ
延床面積 107.71m2
工法 木造軸組

間取り・イメージ

ガレージハウス平屋間取り ガレージハウス平屋間取り ガレージハウス平屋間取り

出典:スーモ

暖色でまとめられた温かみのあるデザインに、日本の住宅には珍しい煙突を備えた平屋住宅です。

煙突の下のLDKには薪ストーブが設置され、輻射熱で心地よく暖められた空気でくつろぐ空間となっています。癒し効果のあるゆらゆらと燃える炎を眺めて、夕食後のひと時を過ごすのもいいですね。

各部屋へつながる廊下スペースには階段があり、屋根裏部屋が二つも設置されています。

6.1帖と10.5帖の二部屋用意され、それぞれに小屋裏収納を備えて収納力も十分。一階部分だけでは少し手狭な印象の間取りがうまくカバーされています。

洋室の外にはウッドデッキが備えられ、気候の良い季節は椅子に座って天体観測などもよさそうです。

モダンデザインのビルトインガレージの平屋:2,500万円

ビルトインガレージの平屋
延床面積 160.44m2
敷地面積 376.63m2
工法 木造軸組

間取り・イメージ

ビルトインガレージの平屋間取り ビルトインガレージの平屋間取り

出典:スーモ

色彩を抑えた現代的な印象の平屋住宅です。外壁や塀はシンプルな作りで、機能的なモダンデザインに統一されています。

北向きの片流れ屋根を採用し、玄関側から屋根が見えないのも現代的ですよね。交互にカラーを変えた駐車スペースの土間コンクリートにも、デザインのこだわりが見られます。

奥行を大きく取ったリビングは、梁を大胆に見せた吹き抜けのおかげで実際の帖数以上に広く見えます。

梁(はり:柱と柱をつなげる横の木)の上に設置された照明器具は直接目に入らず、部屋をほんのりと明るく照らすのでリラックスしたいときに最適ですよね。

玄関スペースも広く取られており、大きな玄関収納には普段使いの靴から趣味のジョギングシューズやアウトドアシューズも入ります。

たくさんお客さんが来ても靴の置き場に困らないので、大きなリビングでホームパーティーを開くのもいいですね。ビルトインガレージ二台分、カーポート一台分、駐車スペース二台分と5台分も駐車が可能で、車での来客にも対応します。

太陽光発電のあるビルトインガレージの平屋:3,109万円

ガレージハウス価格2000万円間取り
本体価格 3109万円
坪単価 70万円
延床面積 148.22m2
敷地面積 296.93m2
工法 木造軸組

間取り・イメージ

ガレージハウス間取り ガレージハウス間取り ガレージハウス間取り

出典:スーモ

発電効率が一番高くなる南側の屋根に、太陽光発電パネルを設置したエコ平屋住宅です。 太陽光発電システムの分坪単価は70万円と少し値が張りますが、家庭で消費する電力を賄うことができるので、長い目で見れば坪単価は安くなります。

吹き抜けで開放感のあるリビングには畳コーナーがあり、横になってゆっくりと過ごすことができます。

来客時には畳に座布団で、カウンターキッチンで椅子に座ってと和洋二通りのおもてなしが可能です。

玄関脇のドアから20畳のビルトインガレージに直接出られるので、天気の悪い日でも雨に濡れることなく車に乗り降りできます。

たくさん買い物をした帰りでも、荷物を濡らすことなく運び込めますね。主婦の方はうれしいのではないでしょうか。

8畳の洋室には2.8畳のウォークインクローゼットが備えられ、衣装持ちの方でも十分な収納力が魅力です。

天井裏には、小屋裏収納もありストーブや扇風機などの季節物をしまっておくのにピッタリです。屋根裏のデットスペースを上手く活用し、面積が限られる平屋住宅の収納力を上手くカバーしています。

屋上付きビルトインガレージの平屋:4,000万円~

ガレージハウス平屋
延床面積 197.69m2
敷地面積 579.91m2

間取り・イメージ

ビルトインガレージ平屋屋上 ビルトインガレージ

出典:スーモ

三台収納可能と広大なビルトインガレージは、シャッター完備で愛車を雨風や盗難からしっかりと守ってくれます。間口、高さ共に十分なサイズで、将来大きな車に乗り換えても安心です。

ガレージの上は人工芝を敷き詰めた屋上スペースになっており、天気の良い季節にバーベキューなど開催しても余裕の広さです。

立ち上がった外壁がぐるりと囲んでいるので、外部の視線を気にせずにゆっくり日光浴などしてくつろぐことができます。

170坪を超える広い敷地のおかげで、駐車スペースを気にせず友達や親戚を呼ぶことができるのも嬉しいですね。

ガレージ奥に設けられた窓の先に繋がっているのは、なんとユニットバスです。愛車をピカピカに手入れした後は、ジェットバス付の浴槽に浸かって愛車を眺める優雅なジャグジータイムができるなんて羨ましいですよね。

車好きにとって夢のような時間を過ごして、愛車も自宅もますます好きになりそうですね。

平屋建てビルトインガレージの注意点

平屋建てのビルトインガレージを建設する際、以下の注意点があります。

  • 人が住むスペースが少なくなる
  • 平屋の場合敷地面積が必要
  • 駐車する車の大きさを考える

平屋はスペースが限られているため、これらのポイントに注意しましょう。せっかくビルトインガレージの家を建てても、住みにくいということになってしまえば元も子もありませんよね。

人が住むスペースが少なくなる

プリウス・カローラなどの一般的な中型車を駐車するためには、最低でも5m×2m程度のスペースが必要になります。

この面積は10㎡で、およそ6畳に相当します。この寸法は車の大きさ+20cm程度のスペースです。余裕をもって乗り降りしたり、ガレージにタイヤなどを保管するスペースを作ったりする場合はさらに大きなスペースが必要になります。

車一台の駐車スペースを作るために、人が居住できるスペースが一部屋少なくなるわけです。

敷地面積、家族の人数、所有する車の台数など、バランスを考えて設計しましょう。

平屋の場合敷地面積が必要

二階建て住宅と同じ広さの間取りで平屋住宅を設計すると、必要な建築面積(一階部分の床面積)は1.5~2倍になります。

土地ごとに設定された建ぺい率は容積率より少ない場合が多く、二階建てよりも土地面積に対して建てられる床面積は少なくなることが多いです。

  • 建ぺい率 = 建築面積(建物を真上から見た1階部分の床面積) / 敷地面積
  • 容積率 = 延床面積(1階+2階部分の床面積) / 敷地面積

例えば敷地面積200㎡で建蔽率50%、容積率100%の土地に建てるとして、延床面積で二階建て住宅の場合は最大200㎡まで、平屋住宅の場合最大100㎡までと建てられる面積に差が出ます。

もし、二階建て住宅と同じ面積で平屋住宅を建てたい場合は、2倍広い土地を購入しなくてはなりません。

建蔽率は土地によって条件が変わってきますので、平屋住宅を検討する際には、建てたい建築面積をある程度決めてから、その条件を満たす土地を探したほうが効率的です。

また、広い土地を取得するために予算を多めに考えておきましょう。

駐車する車の大きさを考える

ガレージを設計する際には、先述した車の大きさに加えドアの開閉や乗り降り、荷物の出し入れなども含めて考える必要があります。

さらにビルトインガレージの場合は、幅・奥行に加えて高さもシビアにチェックする必要があります。

スノーボードなどのアウトドア用にキャリアを取り付ける予定がある方は、キャリア分の高さも計算に入れておきましょう。また、冬の間だけ使うスタッドレスタイヤなどを保管するスペースなども可能であれば、確保しておきたいところですよね。

さらに、現在乗っている車から乗り換えることも視野に入れておく必要があります。

子供が増えてセダンからワンボックスに乗り換える、など今後のライフスタイルを見据えたガレージ計画が必要です。

まとめ

暮らしのアイデアがたくさん盛り込まれた平屋住宅をご紹介しました。階段がなく移動しやすい平屋住宅はとても過ごしやすく、メリットもたくさんあります。

近隣に駐車場を借りる必要がない自宅ガレージも、金銭的にも利便性的にも魅力的です。新居を検討中の方は、ぜひプランに一案として加えてみてください。

ビルトインガレージを建てられる業者とそうではない業者がいるので、まずはいろいろなハウスメーカーや工務店の資料請求をしましょう。そして、あなたに合った家を建てられる業者を選びましょう。

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