家相において玄関に欠け(凹んでいる部分)があるのはよくありません。ただ、玄関は形状的に欠けになりやすいです。
そのため、知らずのうちに欠けになっており損をしてしまう方は多くいらっしゃいます。
知らずのうちに玄関が欠けになっているのは避けるようにしてください。人間関係など良くないことが起こる恐れがあります。
本記事では、玄関の欠けを補う方法や対処法をご紹介します。引っ込んでいる玄関で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
玄関は欠けになりやすいので注意
近年建てられる家の間取りでは、玄関が「欠け」になっているケースが多くなっています。
なぜ玄関が「欠け」になっているケースが多いかというと、玄関を「欠け」にして玄関ポーチの屋根部分を二階の床部分と兼用にすることで、費用を節約することができるからです。
ですので、玄関が「欠け」になっている間取りが多くなっているのです。
家相の欠けと張りを今一度おさらい
家相の「欠け」と「張り」とは、いったいどのようなものをいうのでしょうか?ご存知の方も、今一度おさらいしておきましょう。
建物の「張り」とは、建物の一辺の長さの三分の一以内が出っ張っている状態があることです。
反対に「欠け」とは、建物の一辺の長さの三分の二以内が引っ込んでいる間取りのことを言います。
「張り」が程よくある家は家相的に吉であるといわれ、住む人全員に良い影響を与えることになります。
しかし、逆に凹凸のバランスが悪いと「欠け」という部分を作ってしまい、家全体に悪影響を与えてしまうでしょう。
よくある2階の床をポーチにするのはダメ
出典:https://www.ie-miru.jp/articles/161
前述したように、近年の間取りでは玄関が「欠け」になっているケースが多く、そのほとんどは玄関ポーチの屋根と二階の床が兼ねられています。
このような間取りは、家相的に見て良くありません。
例えば玄関が真南にあり、その玄関が「欠け」の状態になっていると、夫婦不和のもとになり、離婚率が高くなります。
そうでなくても、子どもが家から出る家相になるため後継ぎがいなくなってしまう家相です。
南には「離れる」というエネルギーがあるため、ここに「欠け」があると、一家離散につながりかねません。
その他の方位の玄関に「欠け」がある場合でも、その方位ごとに出てくる現象は異なりますが、どの方位であっても良い現象は現れません。
ですので、玄関が「欠け」の状態になるように家を建てることは避けるようにしましょう。
2階のポーチが出っ張っていてもダメ
玄関自体が引っ込んでいる「欠け」の状態でも、玄関上のポーチの屋根が張り出していれば、「欠け」の状態ではないと思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかしこれは大きな間違いで、家相上は床と屋根があり、外気と遮断されている空間の「張り」と「欠け」を見て判断します。
ですので、ポーチの屋根が出っ張っている場合でも、玄関の形状が引っ込んでいて風雨が吹き込み外気と同じ気温や湿度である場合には、玄関は「欠け」と判断されます。
玄関の「欠け」を気にする場合には、何より玄関の形状が引っ込んでいない構造にするようにしましょう。
風除室(ウィンドガード)を設置する
出典:https://www.takano-net.co.jp/
家相的に「欠け」となっている玄関を持つ家を建ててしまった場合、後からでもその「欠け」を補う方法があります。
それは風除室(ウインドガード)を設置する方法です。
風除室で玄関回りを覆って外気と遮断することで、玄関が「欠け」ではなくなり、家の中とみなされるようになります。
このような方法で玄関の「欠け」を補うことで、凶相とされる家相を改善することができます。
風除室を設置することは、玄関ドアの老朽化の緩和や寒さ対策、雪深い地方では除雪の手間が省けるなどのメリットも考えられるため、お勧めの方法です。
また、風除室の設置は中古住宅を購入した場合や、新築住宅であっても玄関の「欠け」が凶相であることに後から気づいた場合でも、凶相を改善できます。
玄関を建物に外得て屋根にするのが欠けにならない
玄関を建物の壁とそろえ、玄関ポーチの屋根のみを張り出すことで「欠け」にも「張り」にもならなくなります。
このような方法で玄関を作ることは、お勧めの方法です。
しかし家の形が真四角の場合は家相上よくないため、吉とされる方向にサンルームを設置するなどして、「張り」のある間取りにしましょう。
玄関を張りにするのもおすすめ
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玄関を出っ張らせた、いわゆる「張り」の家相にすることもおすすめです。玄関自体が張り出した家の家相は、良い気を引き寄せるパワーが強い吉相の玄関となります。
また、鬼門(北東)と裏鬼門(南西)に「張り」の玄関を作ることで、鬼門と裏鬼門の悪い気を無難なものにすることもできます。
しかし、張りの玄関を作るのに一番良いのは良いエネルギーが入ってくる南東と東の方位です。
それ以外にもその家の主人の方位である北西や、北も「張り」の玄関を作るのにお勧めの方位となります。
新築注文住宅は欠けを意識した家づくりをする
新築住宅の間取りを考える際には、家の形の「欠け」を意識した家づくりをするよう心がけましょう。
しかし土地の形状によっては、どうしても悪い方向に欠けのある間取りになってしまうことも考えられます。
そのような場合には、他の方向に「張り」を作ることで全体の家相を良いものにできることもあります。
家相の「張り」と「欠け」に関してはよく勉強してから間取りを考えましょう。
プロに家相鑑定してもらう
家を建てる土地と、家の間取り図が完成したらまずは家相のプロにその家の家相を鑑定してもらうことをおすすめします。
家相のプロは豊富な知識と経験をもとに、今から建てようとしている家の家相を鑑定してくれます。
もし、今から建てようとしている家の家相が悪い場合には、良い家相にするためのアドバイスをもらうことも可能です。
また、一般的に良いとされる家相であっても、その家に住む人の生まれ年によっては凶相となってしまうこともあります。
ですので、家を新築する前に一度必ず家相のプロに家相を鑑定してもらうようにしましょう。
後で変更できないため後悔しない家づくりをしよう
家を建ててしまうと、大規模なリフォームやリノベーションを行わない限り、家相を変えることは不可能です。
ですので、家を新築する際には内装や間取りだけではなく、家相的にも凝った家づくりを行う必要があります。
間取りは後から変更できないため家を建てる際には、生活のしやすさとともに家相的にも良い間取りになるような家を建てましょう。
風水・家相の無料相談ができる一括資料請求サービスを活用
風水・家相の無料相談を行う場合には、複数の専門家に無料相談をしてもらうことがのぞましい方法です。
しかし、複数の専門家一人一人に家相を相談して回るということは、なかなかに労力が必要なことです。
そこで、風水と家相の無料相談に関する一括資料サービスを活用することをお勧めします。
このサービスを活用することで、家に居ながらにしてそれぞれの家相・風水の専門家の資料を一度に手にすることができます。
ぜひこのサービスを利用して、専門家の意見を新築の家に取り入れ、風水的及び家相的に良い家を建てるのに役立てましょう。