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新築注文住宅のコストダウンのポイント:間取り事例や削れるところ

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新築での注文住宅の建築には高額な費用がかかるため、できる範囲でコストダウンをして住宅ローンなどの負担を減らしたいと思う方は多いです。

そして、新築の注文住宅を計画する際、住宅本体や屋根の形、住宅に使用する材料や採用する設備などの選び方に注意すれば、注文住宅のコストダウンが可能になります。

こちらのページでは、新築注文住宅でのコストダウンのポイントについてご紹介します。

注文住宅を新築する費用を抑えるのに役立つ内容のため、ぜひ参考にしてみてください。

注文住宅の建物の形状・間取りにおけるコストダウンの秘訣

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注文住宅の建物の形状・内装におけるコストダウンの秘訣として、以下のようなテクニックがあげられます。

  • 施工面積・床面積を小さくする
  • 部分2階建てよりも総2階建てにする
  • 屋根のデザインをシンプルにし、勾配をゆるめにする
  • 建物の形をシンプルにする

まずはこれらの方法について、1つずつご紹介していきます。

施工面積・床面積を小さくする

注文住宅を建てる際、住宅そのものの施工面積や床面積を小さくすればコストダウンが可能です。

ただし、注文住宅の施工面積や床面積を小さくする際には、注文住宅の間取りを計画するときから検討することが重要になります。

その理由は、ただ単純に住宅のサイズそのものを小さくした場合、デザインや間取りから考えてバランスが悪くなりますし、後から間取りを修正することになって大きな手間が掛かる恐れがあるからです。

このことから、注文住宅の施工面積や床面積を小さくしてコストダウンをしたい場合は、必ず間取りやデザインを決めていく段階で検討しましょう。

部分2階建てよりも総2階建てにする

部分2階建てとは、「1階部分の床面積に比べて、2階部分の面積を小さくした建物」を言います。

一方、総2階建てとは、「1階部分と2階部分の床面積をほぼ同じにした建物」のことです。

そして、全く同じ床面積の住宅であった場合、部分2階建てよりも総2階建ての方が建築にかかる費用が安く抑えられます。

その理由は、部分2階建てでは建坪が大きくなるうえに、工事の手間と必要な材料が増え、施工費用と材料費が高くなってしまうためです。

このことから、2階建ての注文住宅の建築でコストダウンしたい場合、特にこだわりがなければ総2階建ての住宅を選ぶようにしましょう。

屋根のデザインをシンプルにし、勾配をゆるめにする

屋根のデザインにはいろいろありますが、シンプルなデザインの屋根であるほど費用が安く抑えられます。

その理由は、屋根のデザインがシンプルである方が、施工の手間と必要な材料が少なくなり、その分だけ人件費と材料費を抑えられるためです。

また、屋根の勾配(斜めの角度)については、勾配がゆるめであるほど、施工面積が減って必要な材料を少なくでき、建築費用を安くすることができます。

これらのことから、注文住宅にかけるコストを抑えたい場合、屋根の形をシンプルにしつつ、勾配をゆるめに作ってもらうようにしましょう。

建物の形をシンプルにする

注文住宅の建物本体の場合、同じ床面積であれば、シンプルな形であるほど必要な材料と施工の手間が少なくなります。これによって、住宅本体の建築費用を安くすることが可能です。

たとえば、注文住宅の形を選ぶ際、「中庭を設置した住宅」などの複雑な形にすると、その分だけ必要な柱や外壁などの数が増え、建築費用が高額になります。

その反対に、住宅本体の形を正方形や長方形などのシンプルな四角形にする場合、必要な柱や外壁の数が少なくなり、材料費や工事費を安くすることが可能です。

また、四角形に近いシンプルな形をした注文住宅であるほど、構造的に強い建物になります。

そのため、注文住宅の形をシンプルにすることで、コストダウンをしつつ丈夫な家づくりが可能です。

注文住宅における収納・間取りのコストダウンの事例

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注文住宅に置ける収納・間取りのコストダウンの事例として、以下のものがあげられます。

  • 集中収納できるウォークインクローゼットを設置する
  • 収納スペースは家具工事より大工工事を選んで費用を削減
  • 造りつけ収納はオープンにすることで価格を抑える

こちらでは、これらの事例について、1つずつご紹介します。

集中収納できるウォークインクローゼットを設置する

注文住宅に設置する収納スペースを選ぶ場合、各部屋に棚やクローゼットを設けるよりも、1つの階にウォークインクローゼットのように集中収納できる空間を1つ設置した方が、住宅のコストダウンが可能です。

その理由は、ウォークインクローゼットの方が必要な扉や部材が少なくなり、パイプハンガーや棚を設置しただけのシンプルな構造で済むからです。

また、玄関やキッチンに設置する収納スペースも、シューズクローゼットやパントリーなどの大きめのものを採用した方が、収納スペースにかかる建築費用を大きく抑えることができます。

収納スペースは家具工事より大工工事を選んで費用を削減

注文住宅を建てる方の中には、住宅を新築する際に、「建物と一体化させた収納棚」などの造りつけの家具を設置する方もいます。

そして、収納スペースを家具職人による家事工事で設置するか、大工による大工工事で設置するかによって、建築費用に大きな差が出るため注意が必要です。

基本的には、家具工事よりも大工工事で収納スペースを設置した方が、「細かい部分の作りはやや粗いものの、その分だけ安く作れる」とされています。

ただ、設置する収納スペースの装飾などの細かい部分にこだわる場合、家具づくりを専門としていない大工では施工時間が長くなり、家事工事よりも高い設置費用になる恐れもあります。

そのため、注文住宅に「建物と一体となった収納スペース」を設置する際、特にこだわりがない場合には、大工による大工工事で設置することを検討しましょう。

造りつけ収納はオープンにすることで価格を抑える

注文住宅に造りつけ収納を採り入れる場合、扉や引き出しを設置しないオープン棚にすると、材料費や施工費用を抑えることが可能です。

また、「キッチンで食器や調味料などを収納するための棚」などのように、引き出しを設置した方が使いやすい棚であっても、オープン棚として設置して、市販のボックスなどを引き出し代わりに使えばコストダウンになります。

そして、収納するものに合わせて引き出し代わりにするボックスのサイズを変えれば、細かいものが整理しやすくなるのでおすすめです。

注文住宅における材料・部材でのコストダウンの事例

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注文住宅における材料・部材でのコストダウンの事例には、以下のようなものがあります。

  • 既製品を有効活用する
  • 量産品の仕上げ材を使用する
  • 高価な仕上げ材を使う場合は部分的に活用する
  • 仕上げ材の種類をなるべく統一する

注文住宅の建築費をできるだけ抑えられるように、これらの事例についても確認しておきましょう。

既製品を有効活用する

注文住宅に設置する窓やサッシ、扉などの場合、デザインなどにこだわってオーダーメイドの製品を選ぶと、既製品よりもはるかに高い費用がかかります。

一方、既製品のサッシや扉などを設置する場合でも、「シンプルな製品を選んで好きな色を塗る」などすれば、オーダーメイドのものに近づけるようなおしゃれな見た目にすることも可能です。

また、階段にも既製品が存在しており、デザインにそれほどこだわりがない場合には、既製品の階段を採り入れることでコストダウンができます。

量産品の仕上げ材を使用する

壁クロスなどの仕上げ材には、シンプルなデザインであり、大量生産によってコストダウンした「量産品」があります。

仕上げ材のこだわりが特にない場合、そのような量産品の仕上げ材を多く採り入れることで、注文住宅のコストダウンが可能です。

さらに、現在では量産品の壁クロスの種類が増え、さまざまなデザインをもつ量産品が出回っています。

そのため、デザインにこだわりたい場所の仕上げ材についても、「自分が考えているイメージに合うデザインの量産品壁クロス」を探し、採用を検討してみても良いでしょう。

高価な仕上げ材を使う場合は部分的に活用する

注文住宅の建築を計画する際、「すべての場所のコストを抑えるのではなく、せめて一部だけでもこだわりを採り入れたい」というケースもあるでしょう。

そのような場合には、コストが低い素材と高級の素材をそれぞれ使い分けるのがおすすめです。

たとえば、「来客時にお客さんを迎える和室の壁紙は高級なものにして、お客さんの目に触れることがない場所の壁紙はシンプルで安い素材で統一する」といった方法をとれば、それほど建築費用が高くならずに済みます。

注文住宅のコストを抑えつつ、高価な仕上げ材を採り入れたい場合は、こだわりたい場所のみに部分的に高級品を採り入れるようにしましょう。

仕上げ材の種類をなるべく統一する

天井や床、壁などに使う仕上げ材は、使う種類をできるだけ統一した方がコストダウンにつながります。

その理由は、部屋ごとに仕上げ材が違う場合、使用する仕上げ材ごとに専門の職人が担当することになり、施工の手間が多くなってしまうためです。

さらに、仕上げ材の種類が多くなればなるほど、半端に残る材料も多くなり、その分の材料費も余計にかかってしまいます。

このことから、注文住宅の打つ側について、特にこだわりがない部分の仕上げ材は、なるべく統一してコストを抑えるのがおすすめです。

注文住宅における設備での削れるところのポイント

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注文住宅に採り入れる設備の選び方に注意することでも、注文住宅のコストダウンをすることが可能です。

そして、注文住宅における設備での削れるところのポイントには、以下ものがあげられます。

  • なるべく既製品を採り入れる
  • 有名メーカーの設備はできるだけ指定しない
  • 余分な機能が付いた設備はなるべく避ける
  • エアコンを本体工事費に入れない

これらのポイントについて、1つずつ順番に確認しておきましょう。

なるべく既製品を採り入れる

注文住宅に採り入れる設備を選ぶ際にも、できるだけ安価な既製品を採用した方がコストダウンにつながります。

また、「すべての設備を既製品にするのは、何だか味気ない」と感じる場合には、既製品にDIYで飾り付けるなどすれば、コストダウンをしつつオリジナリティのある外観になるのでおすすめです。

有名メーカーの設備はできるだけ指定しない

有名な大手メーカーの設備は高額なものが多いため、大手の有名メーカーの設備を指定して採り入れると、その分だけ建築費用が高くなってしまいます。

その反対に、メーカーや品番などを指定せず、建築を行う会社がすすめる設備を採り入れることで、注文住宅のコストダウンが可能です。

その理由は、建築を行う会社がすすめる設備の場合、その業者側が「安く大量に仕入れられるルート」を確保しているケースが多く、その分だけ設備を安価で提供してもらえるためです。

注文住宅に採り入れる設備のメーカーにこだわりがない場合は、できるだけ施工会社からすすめられる製品の採用を検討してみても良いでしょう。

余分な機能が付いた設備はなるべく避ける

注文住宅用の設備の中には、「手をかざすだけで水が流れる水栓」「浴室でテレビが見られるシステムバス」など、さまざまな追加機能をもつ製品も多く存在します。

しかし、そのような追加機能をもつ設備を採り入れる場合、その分だけコストアップにつながるため注意が必要です。

また、追加機能に魅力を感じて設備を選んだとしても、「実際のところ、ほとんど利用する機会がなかった」といったことになるケースもあります。

ほとんど使う機会のない余分な機能に費用をかけないためにも、注文住宅に採り入れる設備を決める際には、「自分や家族にとって本当に必要な機能は何か」まで考えて選ぶようにしましょう。

エアコンを本体工事費に入れない

注文住宅に取り付けるエアコンは、施工会社を介して購入・設置するより、住宅を建ててから家電量販店などで購入して取り付けた方が安く設置できます。

ただし、エアコンを設置する予定の場所は住宅プランを立てる際に決めておき、前もってエアコン用のコンセントと配管用の穴を用意しておくことが大切です。

その理由は、エアコンを設置するときになって、コンセントを取り付けたり配管用の穴を開けたりする方が、結果的に工事費が割高になるからです。

そのため、注文住宅に採り入れるエアコンについては、前もってエアコン設置用のコンセントと配管用の穴を設けておき、エアコン本体は住宅建築後に用意するようにしましょう。

まとめ

新築注文住宅のコストダウンをするためには、できるだけ住宅本体と屋根の形をシンプルにし、施工の手間と材料費を抑えることが大切です。

そして、新築の注文住宅に採り入れる仕上げ材や設備についても、できるだけ安価な既製品を積極的に採用すれば、かなりのコストダウンにつながります。

住宅建築にかかる費用をなるべく抑えられるように、ぜひ今回の内容を参考にしつつ、新築の注文住宅の建築プランを立てていってください。

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