ローコスト住宅

ローコスト住宅に住んでみてどうだった?体験談でわかる後悔しない選び方

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いわゆるローコスト住宅でマイホームを計画している場合、ローコストと言う名称から色々な不安を感じているユーザーが多いだろうと推測します。

では、具体的にローコスト住宅ではどのような問題点があるのでしょうか、またどのような解決方法があるのでしょうか。

本記事では、ローコスト住宅を予定しているユーザーが感じている不安を解消するために、実ユーザーの体験談を元に注意点と解決方法を紹介していきます。

住んでみて初めてわかること

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これは高価格帯の住宅にも言えることですが、新築では住んでみて初めて分かることがあります。特に初めての新築では注意が必要です。

ローコスト住宅で予算の都合から妥協してしまったことが、実生活の中で予想以上の不都合を感じることがあるのです。また、当初は期待して費用をかけたのに、思っていたほど価値がなかった、ということもあります。

それでは、まず問題となりやすい代表的な部分をカテゴリー別に紹介しましょう。

断熱性能

断熱性能は、夏冬の冷暖房ランニングコストに大きく影響してきます。標準仕様で十分な断熱性能のローコスト住宅もありますが、各メーカーによって異なりますので断熱性能の等級ランクをしっかり確認しておきましょう。

可能であれば、断熱性能は最高等級4の仕様を選ぶ、あるいはオプションでレベルアップしておくことを勧めます。

せっかくローコストで建てたのに、年間のランニングコストが高くなったのでは、決して安い買い物にはなりません。

耐震性能

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これも住宅の基本性能ですから、可能であれば最高等級3を勧めます。ローコスト住宅メーカーの中には、最高等級3を標準としているところもあります。何よりも安全は最優先なのです。

ただし、自由設計のプランによっては最高等級にできない場合もありますから、設計担当者と事前に相談しておくといいでしょう。

使いづらい間取り

間取りが希望通りの部屋数・大きさであっても、実際に生活しだすと色々と不便に感じ、ストレスを感じることがあります。

たとえば、、朝の家族の動きが活発な時に動線がぶつかり合う、あるいはトイレの位置が悪くて出入りする姿がダイレクトに見えて使いづらい、などもよく聞く話です。また、大きさは十分だが、奥行きがありすぎて出し入れしにくい収納も注意です。

これらを解決するには、提案された間取り図を元に、できるだけ具体的に日常生活をシミュレーションしておくことです。

その中で、出てきた問題点などを整理して、プラン変更の可能性やオプション費用とのコストパフォーマンスなどを検討するようにしてください。

その際、出てきた問題点の優先順位を決めておくと、オプション費用に対する予算配分も見えてきます。

家具がレイアウトできない

住宅メーカーから提案してもらった間取り図には、サンプルとして食卓やソファーなどの家具がレイアウトされているはずです。

しかし、予定している家具や家電製品とサンプルでレイアウトされているそれらの大きさは必ずしも同じとは限りません

実際にレイアウトしてみると、” こんなはずではなかった ”、とがっかりすることもよくあります。

ですから、家具や家電製品をできるだけ正確なサイズで間取り図にレイアウトしてみてください。また、家具をレイアウトしたときの空きスペースなどの確認も必要です。

では、以下からはローコスト住宅ユーザーの口コミを参考にしながら、住んでみて初めてわかったことを具体的に紹介していきましょう。

悪かった点、後悔した点

夏暑く冬寒い家になってしまった

” 断熱材がイマイチなので冬はとても寒く夏はとても暑く快適に過ごせない。そうなるだろうとは予想していましたが、予想以上でした ”

これは、初めに懸念していたことが実際には大きな問題となった例です。ローコスト住宅だからこそ、ランニングコストには気を配るべきですし、初めに懸念していたのであれば、もっとしっかりと検討しておくべきでしたね。

結露に悩まされる

冬の朝、毎日窓の結露を拭き取る作業は意外と大変なものです。これを放置していると、窓まわりが水浸しになり、ひと冬でカビだらけになってしまいます。

特に、ガスや灯油のファンヒーターは、燃焼とともに水分を発生させるため結露しやすくなります。

これを少しでも解消するためには、壁の断熱と気密性を上げること、そして断熱サッシとする必要があります。

その際には、樹脂枠断熱サッシを勧めます。単にアルミ枠と複層ガラスのサッシでは、ガラス部分の結露は防げますがアルミ枠部分の結露を防ぐことはできないのです。

ローコストだけあって作りが雑という印象を受けました。

実ユーザーのコメントで、比較的多かったのがこの施工が雑、というものでした。たしかに、極端に施工費を抑えられた場合、手を抜く傾向にありますが、正当な理由にはなりません。

このユーザーの場合は、積極的に現場に通い、手直しをお願いしたとのことです。しかし、これは誰にでもできることではありません。ですから、現場監督とのコミニュケーションをしっかりとっておくことが重要です。ほったらかしはいけません。

安っぽい感じがする

設計提案のときには特にこだわっていなかったが、出来上がってみて何か安っぽいと感じられたようです。

また同様の後悔では、” もう少し外壁にこだわれば良かった ”、というのもありました。これは、予算配分にも関係しますので一概にはいえませんが、事前に検討しておくべき要素でしょう。

一般の方が図面から完成の姿を正確に予想することは難しいかもしれません。ですから、できるだけ多くのサンプルやモデルなどの実物件を見ておくことを勧めます。

コンセントの配置をちゃんと考えて付ければ良かった

家具や家電製品のレイアウトをしっかりシミュレーションしていないと起こる問題です。この方は、” 外部にもコンセントをつければよかった ”、とも後悔されています。

いずれも、間取り図を元に具体的に家具や家電製品を生活実態に合わせてレイアウトしていれば、防げた問題です。

なおローコスト住宅では、必要最小限のコンセントしか設置していないケースもありますので、配置に合わせて数も検討しておくようにしてください。新築から延長コードだらけでは、残念ですよね。

和室は意外に使っていないのでいらなかった

リビングに接した小上がりの和室、あるいは少なくなったとはいえ客間用としての和室もまだまだ多く見かけます。

延床面積や間取り、そして予算に余裕があれば、一つの手法として問題ありませんが、単に憧れだけで計画すると後悔のもとになります。

それらの利用頻度を考えると、リビングを広げた方が実生活での満足度が上がります。

その他の体験談

以上のほかにも後悔談や失敗談は、たくさんありました。たとえば、” 2階にもトイレをつければよかった ”、” トイレの位置が玄関に近くて気まずい思いをした ”、” 収納スペースが少ない ”、使いづらい ”などと様々です。

いずれにしても、しっかり検討したつもりでも実際に住んでみると、意外なところで見落としていることに気づくことがあります。

ですから、少しでも懸念していることがあれば十分に説明を受け、解消の可能性を探すようにしてください。

良かった点

コスパがよかった

大手の総合住宅建材設備メーカーが運営している住宅メーカーの良さでしょうか、” 住設備のグレードが価格の割に高かった ”というのがありました。

同様の口コミでは、” 友人が建てた大手ハウスメーカーと比べても変わらない住設備に満足している ”とあり、” お金のかけ方にメリハリをつけたのが正解だった ”とも言われています。

他には、” とにかく費用がやすかった ”や” 要望の割にはかなりコストをおさえられた ”、というのもありました。

いずれにしても、これらはローコスト住宅の最大のメリットでしょう。

安いわりに断熱性能や耐震等級3で住宅性能がよかった

この方の断熱性能等級は不明ですが、樹脂断熱サッシが標準仕様になっており、” エアコン一つで快適に過ごすことができた ”、とありました。

また、” 外は極寒でも室内はふんわり ”、という口コミもあり、暖房をつけていないのに室内は温かいとのことです。

さらには、” 大手ハウスメーカーと変わらない住宅性能で満足している ”、という口コミもありました。ローコスト住宅でも上手に選択すれば高性能な住宅を建てられる好例ですね。

好きな部分にお金をかけられた

この方は、” 自分が何を求めてるかしっかり深掘りして、こだわりのない所は全然こだわらんかったし、こだわりのある所はめっちゃこだわった ”、と言われており、” ローコスト住宅でも後悔のない快適すぎるマイホームになった ”と大満足されてます。

ローコスト住宅を建てる時の、モデルになるようなスタンスですね

ローコスト住宅で支払いが楽

なんといっても、ローコスト住宅の最大のメリットはこれでしょう。新築後の生活が支払いで圧迫されては喜びも半減してしまいます。

この方の住宅は、高気密・高断熱で夏涼しく冬暖かい、そして2階にもトイレを設けて生活しやすくなったとのことです。

 

以上から、上手なローコスト住宅の選択、そして妥協する点とこだわる点のバランスを上手に工夫すれば十分に満足できる住宅が建つことがわかります。

まとめ、結果として後悔しないために

いわゆる「安かろう悪かろう」の住宅を選んでしまった場合は、初めから後悔が見えていたと言えるでしょう。ですが、現在のローコスト住宅メーカーには十分に満足のいく住宅を建てているところが多くあるのです。

全てが満足というのは難しいかもしれませんが、全体としては前よりもはるかに住みやすく快適になった、ということであれば成功といえるでしょう。

そのためには、住宅の基本性能である耐震性能と断熱性能にはこだわってください。もちろん、それらの土台になる間取り計画も重要です。

その上で、ユーザーのコンセプトに合わせたオプション選びと予算配分になります。ですから、そのためのコンセプト設定を家族で話し合うようにしてください。

なお、ローコスト住宅=安物、と考えるのではなく、経済的・合理的と考え、要望やコンセプトに合わせた満足の多いマイホームとしましょう。

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